いじめ防止基本方針
( 平成30年度 始業式での校長講話・入学式での式辞より)
2011年の滋賀県のいじめ自殺事件は、今もきっと多くの方々の記憶に強く残っているのではないかと思います。深刻さの違いはあるかもしれませんが、いじめそのものは、どこの学校でも起こりうることです。決して対岸の火事ではありません。
絶えず我が身の事として考え、二度とあのような悲しい事件が起こることがないように一人一人の子どもをしっかりと見つめていかなければならないと考えています。
絶えず我が身の事として考え、二度とあのような悲しい事件が起こることがないように一人一人の子どもをしっかりと見つめていかなければならないと考えています。
2014年、前述した滋賀県でのいじめ自殺事件を契機としていじめ対策推進法が与野党の議員立法によって国会で可決成立され、2015年に施行されました。この法律では、「いじめ」を「児童生徒に対して、当該児童生徒が在籍する学校(小学校、中学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校)に在籍している等当該児童生徒
と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」と定義し、
基準を『他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為』により『対象生徒が心身の苦痛を感じているもの』と明確にしました。同時に、学校及びその設置者に対して「道徳教育等の充実」「早期発見のための措置」
「相談体制の整備」等を求めています。
それを受け本校を含む全ての学校がそれぞれに「いじめ防止基本方針」を定め、複数の教職員、心理、福祉等の専門家その他の関係者により構成されるいじめ防止対策委員会を置くことになりました。
熊本県の学校では法律制定の以前から、毎年6月を「いじめ根絶強化月間」に定め、各学校で様々な取組をしています。本校でも全児童に毎月行っている「きずなアンケート」を利用していじめの有無に関する再点検を行ったり、
「いじめを絶対許さない」「相手を思いやる」心情を育てる授業を実施するなどの取組を行います。
日頃から、校長として全校集会等の講話において「いじめは絶対に許さない 」
「いじめられている子は先生達が絶対に守る」という明確なメッセージを子ども達に送るようにしていますが、この機会に山ノ内小が本当に楽しい学校、安心して通うことができる学校になっているかをしっかり見直したいと思っています。
保護者の皆様も何かご心配なことがありましたら、遠慮無く学校にご相談いただきますようお願いいたします。
「いじめを絶対許さない」「相手を思いやる」心情を育てる授業を実施するなどの取組を行います。
日頃から、校長として全校集会等の講話において「いじめは絶対に許さない 」
「いじめられている子は先生達が絶対に守る」という明確なメッセージを子ども達に送るようにしていますが、この機会に山ノ内小が本当に楽しい学校、安心して通うことができる学校になっているかをしっかり見直したいと思っています。
保護者の皆様も何かご心配なことがありましたら、遠慮無く学校にご相談いただきますようお願いいたします。