校長より  教育は、「共育」「協育」「強育」で

教育は、「共育」「協育」「強育」で

 

校長 村田和人

 

 昨年度の4月より本校に勤務しております。校長室にある歴代校長先生の写真、そして歴代PTA会長の写真を見る度に、本校がすばらしい伝統を持ち、地域の皆様からいかに大切にされてきたかを実感します。そして、襟を正し、気持ちを引き締め、皆さんに負けぬよう、業務に邁進しようと決意を新たにしています。

 私は昭和63年に初めて教壇に立ち、それ以来たくさんの生徒、保護者に出会うことができました。そうした中でたどり着いた真実の一つが「親の一言は教師の千言に優る。」ということです。どんなに情熱的で、どんなに研究熱心で、どんなに子ども達と多くの時間を共有してきた教師であっても、子ども達がこの世に生を受けて以来、心血を注いで育ててこられた保護者の言に太刀打ちできるはずがありません。

 子ども達はいずれ一人で生きていかねばならない日がやってきます。そうなってもしっかり生きていけるような力、「生きる力」をつけていくのが、私たちに課せられた使命だと思っています。

 人生は楽しいこと、うれしいことばかりでありません。きついこと、つらいこと、悲しいこともあるのが人生です。ですから、私たちは子ども達からきつさ、つらさ、悲しみを取り除こうとしてやるのではなく、彼らが歯を食いしばってこれに立ち向かっていけるような力を身につけさせるために背中を押してやらねばなりません。そのためには学校と保護者が同じ方向を向き、同じスピードで進む必要があります。

 保護者の皆様。どうか保護者の皆様のお力をお借りし、学校と家庭が共に育てる「共育」、協力して育てる「協育」、そしてたまには「是々非々」を教え込む「強育」を実現し、鹿南中の子ども達をたくましく育てていきたいと思います。

目指す生徒像は、自分で判断し合理的に行動しようとする「自律」できる生徒、他者をいたわり、協力してよりよき生活をつくろうとする「協生」できる生徒です。よろしくお願いします。

 

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