校長より

本校は、昭和22年、新制中学校制度が始まると同時に熊本市の東部地区唯一の中学校として開校されました。当時の校区は、現在の帯山中、西原中、長嶺中、龍田中、楠中校区まで及んでいました。

また、本校は白川の段丘の上(標高75m)にあり、教室棟4階から眺めると西に金峰山、龍田山そして東に阿蘇山まで見渡すことができます。また,校歌に「一線白き有明の・・・・」とあるように,周りに住宅地等が少なかった頃までは,運動場から遠くに有明海を望むことができたそうです。

校区の環境は、白川沿いの一部の農業地域、国道57号(通称:東バイパス)沿いの商業地域及び大部分の住宅地からなっていますが、他に広大な敷地を誇る熊本県民総合運動公園があり、校区住民の憩いの場となっています。

さて、今年の始業式・入学式では学校教育目標について、次のような話をしました。学校教育目標は「自立と協働」です。「自立」とは、辞書で引くと「他からの支配や助力を受けずに独り立ちすること」とあります。「人に迷惑をかけない」「自分のことは自分でする」「あいさつをきちんとする」これらのことは、社会で生きていくうえで大切なことです。また、「困難や苦しいことにぶつかった時に、くじけず、粘り強くその課題に対して自分で解決策を考え、努力して解決できるようにすることできること」も自立にとって重要な要素であり、社会で力強く生きていくために大切なことと捉えます。困難を避けることは、自立する心を育てません。それを育てるには、「しまった」「困った」「うまくいかない」という経験をして、それを乗り越えたり、何とかやり過ごしたりする経験が必要です。だから「楽なことを追い求めるのではなく、あえて苦しいことにチャレンジすること」を大切にしてもらいたいと思っています。次に「協働」とは、他の人と力を合わせて課題を解決することです。ただし仲のいい者同士とだけ協働していくのではありません。これからの社会においては、異なる価値観、文化や習慣の中で、対立点はたくさんあることを認めながら、「わかりあってやっていく」、「どうにかする力」が求められます。そのようなコミュニケーション能力を育んでもらいたいと思っています。そのために大切にしなければならないことは、「互いの個性を認め合い、支え合う豊かな心を育んでいくこと」なのです。サブテーマでは「4つの大事」ということで「命、人、心そして夢」を掲げました。これらを大切にしながら学校教育目標達成のために学校を挙げてがんばっていきたいと考えています。

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