平成22年度 日吉東小研究の方向
日吉東小 研究部
U 研究主題設定の理由
1 今日的課題及び学校教育目標から
2 これまでの研究の流れから
「 昨年度は、「かかわり合う活動」を重視し、段階的な指導(下図)を手立てに「伝え合う力」を育成することによって「豊かな生き方」ができる児童の育成をめざしてきた。

この取り組みのよって、下のような成果と課題が見えてきた。
このことから「伝え合う力」を育成するための段階的な手立てにおいて、STEP1からSTEP2まではすすんできたことがわかる。今後、STEP2における〈伝え合う力をはぐくむ授業」の工夫と充実、それをSTEP3でいう日常化への手立てを考えていく必要がある。
3 児童の実態から
本校の児童は、素直で明るく、学習に対しての興味・関心も高く、課題にも真面目に取り組もうとするよさがある。また、前述しているように昨年度までの取り組みの中で、少人数の中では互いに励まし合い、生き生きと活動できるようになって
きている。具体的には、グループ等の少人数の中では「話し手」が相手を意識して話したことを「聞き手」が落ち着いて聞き、そこから「聞き手」が「話し手」に言葉を返すなどして、話を広げたり、言葉によって互いを認めたりする場面が見られるようになった。しかし、全体での場面や日常の生活の場面では、十分発揮できていない。児童の中には、自分の思いや願いを持っているのにうまく言葉にできず、コミュニケーションがとれないでいる児童もいる。そのことで、自信をなくし、消極的になっているところもみられる。
また、「徳」「知」「体」のそれぞれについて本校の重点項目にしぼり児童の意識調査を行った。「とてもできる」「できる」「できない」「まったくできない」の4段階の上位2段階を合わせたものをグラフに示している。

調査の結果、「自分から進んで発表すること」「自分の考えを持って行動すること」「自分のことが好きであること」が低くなっている。このことから児童の意識の中では、自分に自信が持てず、持っている力を発揮できていないことがわかる。つまり、本校がめざす、「豊かな生き方」ができている姿まで至っていない。
そこで児童が、自信をもち、失敗をおそれず何事にも前向きに取り組み、これまでより一層生き生きと活動できる力を身に付け、学んだ力を自分の生活の場面に生かすことが出来るように育って欲しいと考える。
以上のことから、今年度は、昨年度の歩みを大切にし、研究主題を「豊かな生き方のできる児童の育成」とし、サブテーマを〜伝え合う力をはぐくむ段階的な指導法の工夫を通して〜と設定した。
V 研究の仮説
さまざまな授業において「伝え合う力」をはぐくむような指導法の工夫を行い、日常生活でその力を生かす場の設定と実践の工夫を行えば、「伝え合う力」を習得し、活用できるようになり、生き生きと活動する「豊かな生き方」ができる児童が育つであろう。
W 研究の方法 