保護者の皆様へ
児童生徒のマスク着用に係る差別や偏見を生まないために(人権教育指導室)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防として『マスク着用』の習慣が浸透し、日常の風景になってしまいました。しかし、マスク着用の有無による差別や偏見は決してあってはいけません。
児童生徒の中にも、マスクをつけたくても健康上の理由等からマスクをつけることができなかったり、外すことに抵抗を感じたりしている児童生徒もおります。
学校としましてもマスクの着用による差別や偏見が生じないように対応してまいりますが、ご家庭でもお子様と十分に話し合われたうえで、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
【新型コロナウイルス感染症】児童生徒のマスク着用に係る差別や偏見を生まないために / 熊本市ホームページ (city.kumamoto.jp)
保護者の皆様へ
新型コロナウイルスに対する不安が広がる中、国内でSNSを中心として、感染者やその家族・治療にあたった病院関係者・中国から帰国された方・外国人の方等に対する心ない発言や差別的な書き込みが広がっています。また子どもたちが根拠なくコロナウイルスに関係する差別発言をするなどの事例も挙がっています。
「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることができるようになり、それが具体的な態度や行動に現れるようにすること」、これは熊本市の人権教育目標です。これまで市立の学校や園ではこの目標の下、教育活動全体を通じて人権教育に取り組んでまいりました。
新型コロナウイルスはだれでも感染する可能性があり、感染した本人が悪いわけでありません。保護者の皆様には、言われなき人権侵害の発生を防ぐために、ネット上に氾濫する情報に翻弄されることなく正しい情報に基づいて冷静に行動していただくとともに、お子様にも、誰かを傷つけるような言動をしないようご指導をお願いいたします。
熊本市教育委員会 人権教育指導室