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1.今年度の研究について
〔平成20年度〕
研究主題 「個のニーズに応じた授業づくり」
〜 一人一人を大切にしたきめ細かな指導 〜
(1)研究主題について
昨年は、研究主題 を「一人一人が確かな学力をつける算数科学習」とし、研究を進めた。そこでは学力の捉え方を次のように説明した。
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習得型学力・・・基礎的・基本的な知識・技能
A
探究型学力・・・自ら学び自ら考える力
(タンキュウの違い)
探求とは・・・探し求める。探索 真実を求める
探究とは・・・見極める。本質・真実を探る。
さらに、授業の時間的経過の中での「学力」を考えた場合を次のように説明していった。
@学びたい力、学ぼうとする力(関心・意欲・態度など)
問題に出会い、「早くやりたい」「どうなるのかな」というふうに関心や意欲を持つ段階の力
A学ぶ力(思考・判断・表現力など)
次の段階では、「できた」「なるほど」「わかったぞ」「分からない」「あれ、どうしてこうなるのか」などと思考力・判断力・表現力を使い問題解決にあたる。
B学んだ力(学習を通して得た考え方、知識・技能など)
最後に問題解決により「そうか」「わかったぞ」「もっとやりたい」「分からない」などといった様々な思いを持ちながら「数量や図形についての算数的活動を通して、基礎的な知識と技能」を身に付けていく。
以上のことに関してはとても大切なことと考える。
そこで、授業を通して習得型学力も探究型学力も身につけていかなければならないが、これまで何度となく「個に応じた〜」という文言を目にしてきた。これは教師側に立った言葉である。そこで、一人一人の児童が何を欲しているのか、何をしようとしているのか、何を考えているのかといった「個のニーズ」を探って(分析して)こそはじめて一人一人を大切にしていることではないだろうか、と考えた。
(2)授業改善研究協力校について
平成16年10月の「熊本市少人数学級に関する検討委員会」の最終報告をうけて「熊本モデル」を開発した。「熊本モデル」のねらいは、「子ども一人一人を大切にする授業の実現であり、
子ども一人一人に基礎的な知識・技能を確実に身につけさせ、自ら学び、自ら考える力の育成を目指した。
一人一人を大切にする授業のための課題に対しては、わかる喜びを目指す熊本モデルAと学ぶ楽しさを目指す熊本モデルBが考えられた。
研究の成果として熊本モデルがどのような教科等、校種にかかわらず指導法として有効であることが検証され、協同学習をとおして子どもたちの主体的な学びあいが見られた。
しかし校内になかなか広まらなかった。熊本モデルと校内研修のテーマとの関連づけをどうするか、関係者が連携して授業改善をどのように推進していくかという課題が浮き彫りとなった。
そこで昨年より「授業改善研究協力校」という研究推進体制とし、少人数授業の推進から授業改善へと変わった。授業改善研究協力校の目的は、
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子ども一人一人の個性を生かしたきめ細かな指導を行うための指導法等を検証及び共有化する。
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である。
授業改善のねらいは次の3点である。
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学力の向上
A
あたたかい人間関係の構築
B
教員の指導力の向上
以上のような経緯から事業がスタートし、昨年は小学校10校、中学校2校を指定
した。
最終的な目標は、熊本モデルならぬ城南モデルの確立である。
(3)取り組み内容
「具体的取組」としなければならないところであるが、研究推進プロジェクトチームで煮詰めていきたい。今のところ、次のようなことを考えている。
@学習指導の工夫
学習過程の工夫
課題設定の工夫
評価の工夫
A分析について
教材分析
児童の分析
児童による児童の分析
B協同的学習のありかた
場や形態の工夫
学んだことの活用の場の工夫
C学習環境の整備
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