|
||
| 本年度の研究テーマについて | ||
| 《本年度の研究テーマ》 | ||
|
自分の考えを持ち、伝え合う活動を通して学び合い、高め合う子どもの育成 〜一人一人を大切にする授業づくりを通して〜 |
||
2.主題設定の理由 (1)児童の実態から 各種の学力テストの結果より、本校児童は、基礎的な知識や技能は高い水準にあるものの、それらを活用して課題を解決するための、思考力、判断力、表現力に課題があることが明らかになっている。そこで、言語力を高める活動を授業の中に位置づけることにより、人との関わりを大切にしながら、互いに学び合う子どもの育成に取り組むことが必要であると考えられる。 (2)昨年度までの研究の実績から 一昨年度より、研究テーマを「自分の考えを持ち、伝え合う活動を通して学び合い、高め合う子どもの育成」に設定し研究実践に取り組んでいる。その結果、自分の気持ちや考えを自分なりの言葉で伝えようとする態度や、友だちの考えのよさに気づこうとする態度が子どもたちに育ってきている。教師の指導法も言語活動を意識した学び合いを授業を意識したものに変わりつつある。そこで、本年度は更に、「一人一人を大切にする」という視点を加え、どのような手立てを行えば、全ての子どもたちの学び合いが保障されるか研究していきたい。 (3)熊本市教育センターの要請から 本年度、熊本市教育センターからの要請があり、「授業改善研究協力校」の指定を受けた。熊本市は「一人一人を大切にする授業づくり」を目指し、「熊本モデル」という指導法の研究を行っている。本校はその研究の検証を行うことになった。本校のこれまでの取り組みから、言語活動を通した授業づくりを行うことで、学習意欲や課題解決能力を高めることができることが分かった。しかし、全ての子どもたちの学びが保障できていたのかの検証は行われていなかった。そこで、本年度は「一人一人を大切にする授業づくりを通して」という視点から検証していきたいと考えた。 (4)本校教育目標から <校訓> (自主)自ら考え、進んでがんばる子ども → 自分の考えを持ち (礼儀)みんな仲よく、助け合う子ども → 伝え合う活動を通して学び合い (奉仕)みんなのために、よく働く子ども → 高め合う子ども 本校の教育目標と、研究テーマの関係を結びつけると上のようになる。本研究テーマを追究することは、本校教育目標の達成につながるものと考える。 3.研究の仮説 各教科等において言語力を高める授業展開(注1)を工夫すれば、自分の考えを持ち、伝え合う活動を通して学び合い、高め合う子どもを育てることができるであろう。 4.研究の実際 (1)学び合いの必要感が生まれる授業の構成・展開を工夫し、一人一人が意欲的に取り組む指導法を研究する。 (2)一人一人の発達段階に応じた言語力を明らかにして、その習得を図るための指導法(一斉指導・個に応じた指導)を研究する。 (3)学び合いを活性化するための発問や個に応じた言葉かけを研究する。 (4)一人一人の学びを保障するため、コンピュータや電子黒板等のICT機器の特性を生かした指導法を研究する。 (5)形成的評価を取り入れる等、一人一人の学びを保障するため、熊本モデルの考えを生かした指導法を研究する。 (注1)授業展開とは、教材・教具の工夫、学習展開・形態の工夫、発問の工夫、板書の工夫等、子どもたちの学習意欲を喚起し、一人一人の学びを保障するために教師が意図的に行う全ての教育活動のことである。 |
||