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健軍小では、児童用の机と椅子にテニスボールを取り付けています。この運動を最初に始めたのが、ここ「きこえの教室」なのです。
 
きこえの教室の隣には
「難聴学級」もあります。
 
 
言語通級教室への連絡は
電話・FAX 096-369-1885
健軍小学校の「きこえの教室」は、正式には「難聴通級指導教室」といいます。
普段は、「きこえの教室」を使っています。
場所は、健軍小学校第1校舎の3階です。近くには図書室があります。みんな静かにしてくれます。
静かにしないと、うまく学習できないからです。
この教室には、通常の学級に在籍していて聴覚に障害のある子どもたちが通ってきます。
平成23年度は、1年生から6年生までの15名の子どもたちが通級しています。
(校内通級10名、校外通級5名)
学習内容は一人一人の実態によって異なりますが、「教科(主に国語科)の補充」と「自立活動」を行います。
指導形態は、個別での指導のほかに、2・3人でのグループ指導をしている学年もあります。
また、毎月1回(金曜日の6校時)、「みんなで遊ぼう」という通級生全員でのグループ活動も行っています。
      

 きこえの教室での授業内容
  ●言語の指導
    語彙力、会話力、読解力などを伸ばすための指導
  ●聴覚学習
    残された聴覚を活かし、人の声や音を聞く練習
  ●発音指導
    発音器官の機能訓練や発音の誘導と定着を図る指導
  ●聴覚の補償(情報保障)
    FM補聴器の活用や要約筆記の推進を図る
  ●聴覚の管理
    定期的な聴力の検査や補聴器の自己管理を指導する
  ●教科の補充
    主に国語科の内容の補充指導
  ●日常生活の指導
    生活の中で必要なコミュニケーションの力をつけるための指導

 校内での取り組み 
  ●通常の学級の指導では、FM補聴器を使用している児童もいます。
  ●座席は、担任の口元が見やすい位置にしています。
  ●通常学級の教室で、字幕放送を見ることができ利用にしています。
※1
  ●集会時には、OHCなどによる情報保障をしています。
※2
  ●すべての教室の机と椅子に、騒音防止用のテニスボールを着けています。
※3 ※4
 ※1 本講の放送室にある「校内放送システム」に文字放送を受信する機械を接続してあります。各教室で校内放送のチャンネルにすると、文字放送を視聴することができます。文字放送の番組は、新聞などのテレビ欄に字と書いてあります。 
 ※2 体育館での全校集会では、OHC(教材提示装置)等による情報保障を行っています。要約筆記ボランティア団体「ひまわり」の方に指導していただき、きこえの教室の保護者が行っています。1回2・3人で、交代で活動しています。
この活動が認められ、平成16年に「おだまさ賞」を受賞しました。 
 ※3 机や椅子の脚にテニスボールをつける活動は、健軍小から始まり全国へ広がりました。
平成5年、本校に入学した3名の難聴児の保護者が、教室の騒音を減らすためにテニスボールをつけ始めました。
最初は、3名のそれぞれのクラスから付け始め、少しずつ増やしていきました。テニスボールは、地元のテニススクールなどにお願いして回り、集めていきました。しかし、机と椅子をあわせると1人あたり8個ものテニスボールが必要で、1クラス40人の学級では320個ものテニスボールを集めなければなりません。そこで、当時のきこえの教室の担当者が東京のテニススクールのホームページを見てメールを送ったところ、そこから日本プロテニス協会へ話が伝わり、同協会が協力してくださることになりました。その結果、全国からテニスボールが集まるようになり、健軍小だけでなく他の学校でもテニスボールをつけるようになりました。
※4
現在、テニスボールをつける活動は、全国規模のテニスボールリサイクル活動とつながり、NPO法人グローバルスポーツアライアンス(GSA)の活動の一環(スポーツエコネット)となっています。また、この活動は難聴児のいない学校でも、「教室が静かになる」「床に傷がつかない」などの理由で広がっています。
*グローバルスポーツアライアンス(Global Sports Alliance) http://www.gsa.or.jp/
*スポーツエコネット(Sports-Eco.net) http://www.sports-eco.net/
  健軍小学校では、全ての児童用机と椅子にテニスボールをつけています。全部で7000個ほどのテニスボールを使っています。
これも、各団体の方々のご協力でできていることです。



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