概   要
 本校は、昭和38年富合町の三小学校(富合東小、西小、南小)の統合により発足し、知・徳・体の調和のとれた児童の育成に取り組んでいます。
  昭和59年より、「みんながわかる授業の創造」というテーマで研究にスタート。昭和61・62年度の2年間、県教育委員会指定の教育課程(算数)研究指定校として委嘱を受け、「一人一人がやる気をもって取り組む授業の創造」をテーマに発表。その研究の成果を複数の教科にも広げ、さらに授業実践を通した指導法の工夫・改善を図ってきました。
 また、平成9年度からは、「一人一人を生かし伸ばす算数科指導の工夫」という副主題を設け、自主研究発表会を14年間にわたり実施している。また、平成11年度より3ヶ年に渡り、文部科学省の指定をうけ、エイズ教育(性教育)の推進地域事業の指定を受けました。
 さらに平成16年度からは内閣府指定の構造改革特区として「富合町小中一貫教育」に取り組んでおり、基礎教科の充実、国際科(英語・情報・伝統文化・国際交流)、生き方創造を新設し、平成21年度には、文科省の教育課程特例区の指定を受け、21世紀の国際社会に貢献できる心身共ともに豊かで逞しく、知性に満ちた個性ある富合の子どもたちの育成を目指しています。


 本 校 の 取 り 組 み
 富合小・中一貫教育  生き方創造科 国 際 科 
   富合小学校・中学校では、近年の児童・生徒の体格や心の成長の速度、中1ギャップの解消の観点から、小学校6年間・中学校3年間の義務教育9年間を前期(小1〜小4)、中期(小5〜中1)、後期(中2・中3)ととらえ、小中9年間を見通して教育を進めています。
 具体的には、まず、富合小・中両校の先生で、一緒に研修を実施しています。このことによって、同じ考え方で児童・生徒の指導に当たることができ、系統立てた教育課程を編成することができます。
 次に、小学校の先生が中学校へ、中学校の先生が小学校へ勉強を教えに行く兼務体制をとっています。このことによって、子どもたちは、中学校に入学した後も、知っている先生のもとで継続的に学ぶことができ、小・中の段差が低くなり、中1ギャップの解消につながっています。また、先生も互いの先生のよさを吸収し、自分の授業実践に生かしていくことができます。
 現代の社会環境は、都市化や核家族化・少子化が進み、テレビやゲームの普及により、自然との触れ合いや野外遊びなどの直接体験や高齢者などの幅広い世代との交流が減少してきています。
   そこで、富合小・中学校では、「道徳」「総合的な学習の時間」「特別活動」の一部を融合した『生き方創造科』を創設しています。
 「知と心と行為の統合」をめざす生き方創造科は人・自然・社会の関わりの中で、体験と内省を繰り返し、道徳観・正義感を培い、子どもたちが自立していく上で、必要と思われる4つの力「見つめる力」「共に生きる力」「よりよく生きる力」「伝える力」を育むことができると考えています。
 英   語  日常生活において、積極的に英語に慣れ親しみ、文化共存感覚と実践的なコミュニケーションスキルを身につけ、将来、国際的に活躍できる児童・生徒の育成をめざしています。
 国際交流  自他の文化を正しく理解し、尊重し、積極的にコミュニケーションを図り、広い視野で自主的に行動できる児童・生徒の育成をめざしています。
 伝統文化活動  郷土や自国の伝統文化・芸能について実体験を通して、基礎的・基本的な知識や技能を身につけるとともに、日本人としての自覚や自己の確立を図ることを目標としています。
 情報教育  高度情報化社会に対応できる児童・生徒を育成し、情報を収集・選択・発信することができると同時に、情報化社会におけるルールやマナーを守り、主体的に情報を活用できる児童・生徒の育成をめざしています。