「一人一人が伸び合い、子ども輝く授業の創造」
〜豊かな双方向性のある表現力を目指して〜
・研究主題について
本研究では、次のようなときに「子どもが輝く」姿ととらえる。
○自分の考えや見通しを持ち、進んで発表しているとき
○自分の目的・目標がはっきりしていて、それに向かって取り組んでいるとき
○いろいろな活動において、自分の考えや行動が周りの者に認められたり、ほめられたりしたとき
○自分の考えた活動によって満足のいく結果が得られたとき
○夢やあこがれに出会うとき(魅力ある活動、すばらしい生き方との出会い)
○「一方的に話しかける」ことと違い、相手を意識して、伝えたいことをわかりやすく表現する力である。また、聞く側も、相手を意識し、理解しようとしなければならない。そして、最後まで聞いた後は、何らかの反応を相手に返し、表現することも大切な力であると考える。
○子どもたちが表現する機会は、授業中での発表や話し合いの他に、様々な活動や生活の中にある。その場面に焦点を当て、「誰に伝えるのか」という相手意識、「何のために」という目的意識を持たせる指導を工夫することによって、「双方向性のある表現力」を、ひいては「伝え合い、高め合うような表現力」をもった子どもの姿を求めたい。
・研究仮説
研究主題「一人一人が伸び合い、子ども輝く授業の創造」を達成していくために、次のような仮説を設定して研究に取り組む。
仮説 T
国語科学習の「話すこと・聞くこと」の力をつけるために、国語科の「話すこと・聞くこと・話し合うこと」の各学年の系統性を考えながら指導の工夫をすれば、子どもたちは、豊かな双方向性のある表現力を身に付けることができるであろう。
仮説 U
国語科学習で身につけた力を各教科の学習活動を行う際にも効果的に取り入れ、繰り返し指導を行っていけば、子どもたちは、豊かな双方向性のある表現力を身につけることができるであろう。
仮説 V
言語力を高める日常指導や言語環境の充実を図っていけば、子どもたちは、語彙を広め豊かな表現力を身に付けることができるであろう。