私たちが考える総合的な学習の「実践のポイント」 戻る  

(1)
目的を
はっきり
させる
○なぜ「総合的な学習の時間」をするのか?
 →生徒のため→生徒に「生きる力」を育てる
○「生きる力」とは?→全人的な力→あらゆる場面で育ち生きるもの
 →「総合的学習」は全人的な力を育てる一部
○「総合的な学習」で何を育てるか?
 →これまでの教科等だけでは育てにくい力
本校生徒に育てたい力とは何か?
  →@優しい心,A自己表現力,B問題解決能力
(2)
テーマ
(対象)
をはっきりさせる
本校の大きなテーマは,「地域」(城南中学校区)
○「地域」を大きなテーマ(対象)にする→なぜか?
 →優しい心は,地域(家庭)の中で育まれるもの   
 →「地域」を見つめ直すことで,自分の住む「ふるさと」に誇りと愛着をもつ
 →「地域」の人々とふれあう中で,新しい「生き方」を発見する
 →「郷土愛」を育てる=「国際理解」につながる
「地域」の中に“本物(人・もの)”との出会いがある
 →自分の生き方を見つめ直す
 →「地域」の中にあらゆる追究テーマがある
  (生徒の願い・興味関心を生かせる)
(3)
方法を
はっきり
させる
本校の総合的な学習の時間は,
 「体験的学習」・「問題解決的学習」を核とする

 →@優しい心は,「体験」の中で育まれるもの     
 →「体験」こそが,「総合的学習」のキーポイント
 →“人”の中での「体験」,“モノ”を通した「体験」
 →“本物”との出会い→自分の生き方を見つめ直す
 →A自己表現力,B問題解決能力は,
  「探究創出表現」型学習=「問題解決的学習」の中で育つ
*単なる個人テーマ追究学習(知の追求)だけでは「生きる力」は育たないと考える。
(4)
ストー
リー性
を考える
中学校の「総合的な学習」は“学年単位”が基本
 →各学年がバラバラのテーマ(対象)ではダメ!
 →まず,「1年」→「2年」→「3年」にまたがるストーリー性を考える。
 →トータルとして何をめざすのか!(どんな力を生徒に育てるのか)
  
1年「城南中校区を調べ隊」(地域を知る)
  2年「城南中校区で働き隊」(地域を感じる)
  3年「城南中校区を誇り隊」(地域を極める)
 
 という発達段階を考えたテーマを設定した。
その上で,各学年,各コースの中でのストーリー性を考える
 →自分のやっていることの先が見えることが大切
(5)
教育課程
を考える
「定期的」にするか?or「まとめ取り」(短期集中)するか?
 →各学年の内容によって異なる
  
1年「城南中校区を調べ隊」
   →「まとめ取り」+一部「定期的」
  2年「城南中校区で働き隊」
   →「まとめ取り」+一部「定期的」
  3年「城南中校区を誇り隊」
   →「定期的」(毎週2時間)
 
<配当時数> 1年:65時間  2年:85時間  3年:95時間
(6)
機能的な
組織を
構築する
校内組織の機能性
 →「総合的学習」への共通理解が第一(なぜするのか?) 
 →学校の核,学年の核が必要(企画力・推進力)
  =(教師はプログラマーとコーディネーターの役割) 
→学年全員で取り組む姿勢(役割分担とサポート)
地域連携組織の活性化(「ハートフル城南」推進委員会)
 →「総合的な学習」成功のカギは地域との連携
 →人・モノの情報,連絡,斡旋(地域の声が重要)
 →地域の様々な組織体との連携の強化
(7)
計画的な
予算執行
を考える
限られた予算を有効に使う 
 →写真記録とVTR記録(デジタル化,PCの活用)
  =事務部との連携(各学年に予算担当を配置)
 →次年度以降も意識した予算配分を
 →多様な「教育研究募集」への積極的応募,
  生徒が行う資金源活動(作品販売,廃品回収等)
地域への協力依頼は,基本的には「ボランティア」で
 →平成14年度からはすべての学校で行われる
  →人材バンクの必要性(学校支援ボランティアの活用)
(8)
評価を
どうするか
「発表の場」の確保 
 →全員発表(各学年発表会,相互交流も)
 →全校的には「ハートフル城南フェスティバル」を実施
 →生徒の意欲を喚起する,生徒に自信をつける!
「まとめの場」の確保
 →十分な時間の確保(教師支援のポイント)
 →情報リテラシー,スキルの習得(PC・デジカメ等)
 →「ポートフォリオ」の活用
  (生徒の成長を認める)(自己評価・相互評価の重要性)
(9)
発信を
考える
「地域に返す」活動の充実 
 →生徒が主体的に企画・行動する「ボランティア活動」等,
  地域の方々・生徒がともにつくる“町おこし”活動
 →学校が「地域に返す」活動の拠点となる
 (パソコン教室・陶芸教室・交流スポーツ大会)
生徒の活躍を知らせる場の確保
 →学級通信,生活便り,生徒会便り等,
  地域回覧板の活用,ホームページの活用
「地域発信」の本質を生徒に理解させること
 →挨拶,出迎え方,言葉づかい,感謝等
(10)
まとめ
「総合的な学習」で一番大切なこと!
 =「失敗」をおそれないこと!

生徒は「総合的な学習の時間」の学習課程のさまざまな場面で,失敗をしながら成長をしていく,そして「発表の場」(自己表現)に到達することで達成感・成就感をもつ。

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