学校長挨拶
熊本市立湖東中学校長
井手 正昭
東日本大震災被災地の皆様へ 心からお見舞い申し上げます。
この度の「東日本大震災」は、私たちに「日本人としてのよき人格と誇り」について、ものすごく強いメッセージを与えたと思います。
数少ない配給品を、整然と列をつくって、何時間も待ち続けた人々。暴動が起きてもおかしくない状況下でも、略奪強盗などの犯罪を起こさない人々。狭い、暗い、寒い避難所の中で、文句を言うこともなく互いに励ましあう人々。原子力発電所の核による被害を防ぐために、死と直面しつつも作業をつづける人々。映像に映し出されるこれらの人々は間違いなく、私たちと同じ「日本人」です。このような日本人の姿に、外国の人々は、驚きの声を上げ、日本人の姿に尊敬の念を抱いていることを、多くのメディアが伝えていました。なぜ、日本人はこんなすごいことができるのでしょうか。それは、日本人がこれまで受けてきた「教育の力」の他にはないと思います。「教育の力」が、日本人に、他の外国に負けない「日本人としてのよき人格」と「日本人としての誇り」を築いてきたのです。
日本中が、先のみえない不安の中にいます。しかし、「明けない夜はない」という言葉のとおり、日本は再び必ず立ち上がると確信します。
今こそ、私たちは「教育の力」の大きさを見つめ直し、子どもたちに「日本人としてのよき人格と誇り」を育むことが求められていると思います。
湖東中学校では、校訓である「自律・協和・感謝」の心と力を持った生徒の育成を目指した教育を推進しています。
それは「自律・協和・感謝」の心と力こそ「日本人としてよき人格」であると確信するからです。まずは、「気持ちのよい挨拶ができる」「時間を守ることができる」生徒の育成という基本から始めます。
「日本人としてよき人格」を持った生徒の育成には、学校・家庭・地域が一体となった力強い教育の推進が重要です。地域の皆様のご理解とご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
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