KeynoteのスライドをPagesにコピペして電子ブックを作る
子ども達が学習の中でKeynoteを使ってプレゼンした後、そのプレゼンのスライドをPagesにコピペするという簡単な操作でそのまま電子ブックとして保存する方法です。
Keynoteのアニメーションやトランジションの効果は無くなりますが、スライドに使った動画や写真、ギャラリービューの写真などはそのまま電子ブックで見る事ができます。
Keynoteのスライドの1枚1枚をPagesの1ページ1ページにコピペし、ほんのちょっとの修正で電子ブックとして書き出す事ができます。
子ども達が自分の発表をポートフォリオとして保存したり、また他の人に配布したりして電子ブックとして見てもらうこともできます。
やってみてください。
①そのままコピペすると・・・はみ出してしまう
Pagesには「文書モード」と「レイアウトモード」の2つがあります。 今回使うのは「レイアウトモード」です。
普通にPagesで書類を開くとA4サイズの用紙が使われます。 このままKeynoteのスライド上のオブジェクトをコピーしてPagesにペーストすると、オブジェクトがA4用紙をはみ出してしまい大きく調整しなければなりません。
これはKeynoteのスライドとPagesのA4用紙サイズが合っていないからです。 ですから、あまり調整を必要としないようにコピペするには、Pagesの用紙サイズをKeynoteのスライドの縦横比と同じになるように設定する必要があります。
②Pagesの用紙設定を4:3になるサイズに変更する
まず、Keynoteのスライドを4:3の縦横比で作っている場合です。
この場合、Pagesの用紙設定も4:3の縦横比になるようなサイズにしなければなりません。
用紙サイズの例としては、横42.0cm×縦x31.5cmぐらいがちょうどいいようです。
その設定方法です。
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③Pagesの用紙設定を16:9になるサイズに変更する
次に、Keynoteのスライドを16:9の縦横比で作っている場合です。
この場合、Pagesの用紙設定も16:9の縦横比になるようなサイズにします。
用紙サイズの例としては、横79.2cm×縦42.0cmぐらいがちょうどいいようです。
その設定方法です。
④PagesでEPUBで書き出し電子ブックにする
Keynoteのスライドの1枚1枚をPagesのレイアウトモード1ページ1ページに全てコピペできたら、いよいよこれを電子ブックにします。
Pagesの書類を電子ブックにするには、「書き出し」からEPUB(イーパブ)を選んでで書き出すだけです。
書き出したEPUBのファイルを友達に配布する場合は、「”ファイル”に保存」でiCloudに保存し,AirDropなどで配布します。
配布せずに自分で見る場合は、「ブック」アプリを選択して「ブック」アプリに読み込ませて電子ブックとして見る事ができます。