本校の研究
令和5年度研究テーマ
自ら考え主体的に行動する子どもの育成 ~教師の「探究」から始まる、子どもの「探究的な学び」を目指して~ |
本研究では学校目標を基盤とし、「自ら考え主体的に行動する子ども」を目指す子ども像として設定しています。
「自ら考え」とは
他者を尊重し、協働していく中で自分自身の考えを創り出していく姿
「主体的に行動する」とは
創り出された考えを表現・実行していく中で育まれた自己実現力や自信が子どもの主体的な姿につながり、新たな課題解決に向けて行動していく姿
「自ら考え主体的に行動する」ことは、これからの将来を生きる子どもたちが、予測困難な社会に対応し、持続可能な社会の創り手となっていくために必要な力です。その力を育んでいくためには、日々の学校生活の中で、子どもが自ら課題を設定したり、課題解決に向けて友だちと協働したり、よりよいものを目指して試行錯誤したりする経験をしていくことが大切です。そのような「探究的な学び」を経験することで、子どもが「自ら考え主体的に行動する」力を身につけていくことができると考えます。 また、子どもの「探究的な学び」を目指していくためには、教師自身が「探究」していくことが大切です。子どもの「探究的な学び」の姿を目指して教師一人一人が課題を設定し、課題解決に向けて探究のプロセスを辿っていくことは、教師自身が「探究的な学び」のロールモデルとなることを意味します。そのような「学び続ける教師」であることは、子どもたちの「探究的な学び」を促進するだけでなく、従来の教師主導型からの脱却にもつながっていくと考え本研究に取り組んでいます。
研究の内容
①教師一人一人が自分の課題で「探究」する
②それぞれの学びを共有する
③専門的なアドバイザーの活用
④学びを明日の自分へ生かす振り返り
⑤ミニ研カフェ