校内研修:世田谷区立駒繋小学校から学ぶ2
先週に続き、世田谷区立駒繋小学校から学ぶ校内研修の第2回を開催しました。今回は、井上光子教諭より、具体的な授業実践とともに、児童が主体的に制作した数多くの動画作品をご紹介いただきました。子どもたちが自ら考え、仲間と協力しながら成果を形にしていく姿は、ICT活用の可能性を鮮やかに示すものでした。
研修では、国語「ごんぎつね」と社会「3人の武将」の実践動画を視聴しながら、実践者である熊本市教育センターの山下指導主事と井上先生が、授業がどのように生まれたのか、そしてそこに込められた思いについて語り合いました。授業づくりの過程で感じた迷いや不安、それを乗り越える子どもたちの姿など、リアルなエピソードを知ることができました。
さらに、井上先生が紹介された実践は、子どもたちの創造性を引き出す工夫に満ちていました。社会科で調べた防災や地域の情報をラップにして表現する活動や、調べた武将について動画で紹介する取り組みでは、学んだことを自分の言葉で発信することで、より深い理解につながります。詩にガレージバンドでBGMをつける活動や、室町時代の文化をポスターにまとめる学習では、学びと表現が結びつき、子どもたちが夢中になる姿が印象的でした。算数では、線対称や点対称の学習をレポートにまとめるなど、知識を整理しながら表現する力を養っています。こうした取り組みの中で、子どもたちは「学ぶ楽しさ」を実感していました。
これらの実践を支える井上先生の理念は、「子ども全員を学びの舞台にのせること」です。そして「楽しそう」「面白そう」という気持ちを大切にし、みんなで作り上げることでゴールに向かう学びを支える教師の姿勢が、とても印象的でした。具体的な授業実践だけでなく、その根底にある思いの部分まで教えていただきました。
最後に、3学期に挑戦してみたい授業のアイデアを共有しました。「体育の跳び箱運動で学んだコツを動画で紹介したい」「一年間を振り返るクイズ問題をタブレットで作り、クイズ大会をしたい」「『かさこじぞう』にBGMをつけた朗読劇をやってみたい」など、次の挑戦に向けたアイデアが次々と出され、前向きな雰囲気に包まれました。授業について気軽に語り合い、失敗も共有しながらアイデアを広げていくことの楽しさを改めて感じる研修となりました。これらのアイデアが実際の授業で形になる日がとても楽しみです。








