学校集会・だれかの心をあたためる言葉と行動を
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6月の学校集会では、人権旬間にちなみ、『しあわせのバケツ』(キャロル・マックラウド作・TOブックス)を読み、「自分も友達も大切にし、互いに幸せを増やす行動を考える」ことについて、全校児童で考えました。

お話に出てくる「幸せのバケツ」は、目には見えませんが、一人一人の心の中にあるものとして描かれています。うれしい言葉をかけられたり、やさしくしてもらったり、あたたかい気持ちにふれたりすると、そのバケツには幸せがたまっていきます。
一方で、いやな言葉を言われたり、からかわれたり、無視されたり、意地悪をされたりすると、心の中の幸せは少しずつ減ってしまいます。
集会では、子どもたちに身近な場面を例に挙げながら話をしました。
朝、友達から元気に「おはよう」と声をかけられたとき。
困っているときに「大丈夫?」と聞いてもらったとき。
がんばったことを「すごいね」「よくがんばったね」と認めてもらったとき。
そんな一つ一つの言葉や行動が、相手の心をあたため、幸せのバケツをいっぱいにしていきます。
反対に、何もしていないのにいやな言葉を言われたり、話しかけても無視されたり、失敗したときに笑われたりすると、心は寂しくなり、幸せのバケツの中身は減ってしまいます。
特に、失敗したときこそ、周りの言葉が大きな力を持ちます。
「大丈夫だよ」「次、がんばろう」「だれにでも失敗はあるよ」
失敗したという出来事は同じでも、かけられる言葉によって、心の感じ方は大きく変わります。子どもたちには、自分の言葉や行動が、友達の心をあたためることもあれば、傷つけてしまうこともあるということを考えてもらいました。
このように、人権を大切にするということは、目の前にいる人の心を大切にすること。相手の心のバケツを空っぽにしないこと。そして、少しでもいっぱいにしようとすること。その積み重ねが、人権を大切にする学校づくりにつながっていきます。
『しあわせのバケツ』のすてきなところは、だれかのバケツをいっぱいにすると、自分のバケツもいっぱいになるというところです。友達に「ありがとう」と伝えたとき、相手がにこっと笑う。その笑顔を見ると、自分もうれしくなります。人を大切にする行動は、相手だけでなく、自分の心もあたためてくれます。

集会の最後には、子どもたち一人一人に、
「あなたは、だれの幸せのバケツを、どんなことでいっぱいにしますか。」
と問いかけました。
子どもたちは、それぞれに今日からできる行動を考えました。考えたことを、昇降口に掲示します。昇降口を通るたびに、「こんなやさしさがあるんだ」「自分もやってみよう」と感じられる場所にしていきたいと思います。
健軍東小学校のみんなが、幸せいっぱいのバケツを持てるように、これからも日々の言葉や行動を大切にしていきます。
「この言葉は、友達のバケツをいっぱいにするかな。」
「この行動は、だれかのバケツを空っぽにしていないかな。」
そう考えられる子どもたちが増えていくことで、健軍東小学校は、もっとスキップで行きたい学校になっていくと考えます。

これからも、だれかの幸せのバケツをいっぱいにする人になり、みんなで
「スキップで行きたい学校」
をつくっていきたいと思います。


子どもたちが考えた「誰かのバケツをいっぱいにするためにやること」は、昇降口に掲示しました。子どもたちの取組が楽しみです。

