タブレット端末のよりよい活用をめざして・情報モラルミニ研修

タブレット端末を、子どもたちの学びを広げ、深めるための大切な学習道具として、日々の授業で活用しています。本年度は「健東っ子のタブレット活用の約束」をもとに全校で取り組みを進めてきましたが、タブレットの使用において、一部不適切な活用が見られる場面もありました。そこで、子どもたちへのより適切な指導のあり方を改めて考える機会として、熊本市教育センター教育情報班より2名の指導主事をお招きし、教職員向けの情報モラルミニ研修を実施しました。

研修の中で指導主事からは、これからのデジタル社会においては「タブレットを使わないという選択肢はない」という前提に立ち、「正しい使い方を教え、子どもたち自身に学び取らせていくことが大切である」というお話がありました。特に印象的だったのは、「ルールで縛るのではなく、マナーへと育てていく」という視点です。中学校での指導経験も交えながら、単に「~してはいけない」とルールで抑え込むだけでは、かえって子どもたちの不満が高まり、望ましい行動につながらないこと、そして「この使い方は誰かを嫌な気持ちにさせていないか」と子ども自身が考え、判断できるようにしていくことの重要性について学びました。また、プログラミング教育などで「ゲームを作ること」自体は学びの一つである一方、その捉え方や扱い方については、発達段階に応じた指導が小学校段階から必要であることについてもご指摘をいただきました。

あわせて今回の研修では、「GIGAワークブック」という活用型の情報モラル教材の紹介もありました。この教材は、ネットの危険性だけでなく、情報を上手に活用する力についても学べることが特徴で、身近な場面を通して情報モラルを考え、発達段階に応じて安心・安全に活用する力を身につけられるよう工夫されています。

今回の研修を通して、子どもたちがタブレットを活用する機会が今後ますます増えていく中で、「自ら考え、判断する力」を育てていくことの大切さを改めて実感しました。私たち大人も日常的に情報機器を使っていますが、常に正しい使い方を学び続ける必要があります。学校としても、情報機器の扱いについて責任をもって向き合い、子どもたちが正しく、安全に活用できるよう、継続して指導していきます。

本校では、タブレットの活用にあたっては、安全面・健康面への配慮や情報の扱い方、相手への思いやりなどについての学びが欠かせないと考えています。そして、子どもたちが「自ら考え、よりよく判断し、責任をもって行動できる力」を身につけていくことを何より大切にしています。そのためには、学校での指導だけでなく、ご家庭との連携が不可欠です。「健東っ子のタブレット活用の約束」にもありますように、「何のために使っているのか」「相手を大切にできているか」「困っていることはないか」など、ぜひご家庭でもお子様と話し合い、声を掛けていただければと思います。

学校と家庭が手を取り合い、子どもたちがデジタル社会を生き抜く確かな力を身につけていけるよう、今後ともご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

教育構想

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