1学期終業式の校長講話 「スキップのたね」と「しあわせのバケツ」
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1学期の終業式では、子どもたちとこの1学期の歩みを振り返るとともに、明日からの夏休みに向けた「特別ミッション」について話をしました。ご家庭でもぜひ話題にしていただけるよう、講話の内容をお伝えいたします。
■ 1学期の振り返りと「スキップのたね」
はじめに、これまでの集会での話を振り返りました。4月は「学校教育目標」、5月は「8時10分ロケットスタートしよう」、そして6月は「しあわせのバケツ」について話をしてきました。学校教育目標の実現に向けて、子どもたちはそれぞれ、どんなことができるか考え、いろいろな活動や行動をしてくれました。
そんな子どもたちに、「この1学期、皆さんが勇気を出して行動した『チャレンジ』の周りに、ある『もの』がたくさん落ちていました。それは『スキップのたね』です」と問いかけました。「一体どんな種だと思う?」と聞くと、「スキップ気分になるうれしいことが起きる種!」「元気がでる種!」と元気で可愛らしい声が返ってきました。この「スキップのたね」の正体は、誰かを笑顔にする「やさしさ」や、勇気を出して一生懸命に「チャレンジ」した姿のことなのです。

■ お互いの良さを見つける『チェック』の時間
本校は「みんなでつくる」学校です。だからこそ、お互いの素敵な「スキップのたね」を見つけて認め合う『チェック』の時間をとりました。隣の友達と向かい合い、「〇〇さんのこんなチャレンジが『スキップのたね』だったよ」「あんなふうに優しくしてくれたね」と1分間伝え合いました。
その後の発表では、「けがした友達に優しくすることができた」「友達のいいところをいっぱい見つけることができた」と嬉しそうに教えてくれた児童もいました。「やさしさのたね」や「チャレンジのたね」を振り返ることで、心はポカポカと温かくなり、まさにスキップしたいような笑顔があふれていました。
■ 種を花咲かせる「しあわせのバケツ」の魔法のお水
しかし、種はまいただけでは花は咲きません。「何が必要かな?」と問いかけると、子どもたちから「お水!」と元気な声が返ってきました。ここで、6月にお話しした目に見えない「しあわせのバケツ」の登場です。スキップの種を咲かせる「魔法のお水」の正体は、みんなのバケツからあふれた「ありがとう」や「大丈夫?」という優しい気持ちです。この1学期、子どもたちはお互いのバケツを、優しい言葉と行動でいっぱいに満たしてくれました。
終業式の今日、1学期を頑張り抜いた「ミッション・クリア」の印として、全校のみんなで一緒に「水やり」をしました。まわりの友達、そして先生たちの顔を見ながら、せーの!で「ありがとう!」と大きな声を合わせました。元気な「ありがとう」の魔法のお水で、学校中にたくさんの目に見えない「スキップの花」が咲き誇った瞬間でした。
■ 夏休みの特別ミッション
最後に、明日からの長い大冒険に向けて、私から「夏休みの特別ミッション」を発表しました。それは、「夏休みも、家族や地域の人のバケツに水を入れよう」です。お手伝いをしたり、元気にあいさつをしたりして、お家の方や地域の方々にも、たくさんの「優しいお水(気持ち)」をプレゼントしてほしいと伝えています。
明日からいよいよ長い夏休みが始まります。ぜひご家庭でも、子どもたちが1学期に見つけた「スキップのたね」や、日々の「しあわせのバケツ」についてお話ししてみてください。
2学期の始業式、子どもたちのバケツがいっぱいに満たされ、とびきりの笑顔で元気にスキップして登校してくるのを、心より楽しみに待っています。

