第1回「いじめ防止等対策委員会」を開催しました
すべての子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、本年度第1回目となる「いじめ防止等対策委員会」を開催しました。
本委員会は、本校におけるいじめの未然防止、早期発見、そしていじめへの適切な対応を実効的に進めるための大切な組織です。すべての児童がいじめに向かうことなく、互いを大切にしながら心の通う人間関係を築いていけるよう、「いじめを生まない土壌づくり」を目指して取り組んでいます。
今回の委員会には、校内の教職員に加え、学校評議員、東署スクールサポーターの方々にもご参加いただきました。「健軍東小学校いじめ防止基本方針」や「いじめ対応組織図」の見直しを行うとともに、学校の現状を共有し、いじめの未然防止・早期発見・迅速な対応について意見交換を行いました。
学校の実態については、令和7年度の「心のアンケート」の結果をもとに確認しました。アンケートでは、「学校が楽しい」「まあまあ楽しい」と答えた児童が94%でした。一方で、その他の回答をした児童についても、一人一人に丁寧に聞き取りを行っています。
子どもたちの記述を見ると、「学校が楽しい」と感じている理由として、友達との関わりを挙げている児童が多くいました。その一方で、学校生活の中で気になることとして、友達とのトラブル時の言葉遣いなどが見られることも確認しました。多くのトラブルは2、3日のうちに解決していますが、日々の小さな変化や困り感を見逃さないよう、今後も丁寧に見守っていきます。
また、いじめ根絶強化月間の取組についても報告しました。担任や学年部による事実確認、児童一人一人への個別の対応、学年集会などを通して、子どもたちが安心して過ごせる集団づくりに取り組んでいます。人権旬間とも関連させながら、人権学習を積み重ね、互いを大切にする心を育てています。
人権教育主任からは、「きずなアンケート」についての報告がありました。低学年は紙で、中・高学年は電子で実施しており、今年度もアンケートを通して子どもたちからの訴えを受け止め、丁寧な聞き取りを行い、解決につなげています。
また、教職員自身も人権についての理解を深め、日々の児童との関わりを見直す機会を設けています。特に、友達の呼び方や言葉遣いについては各学級で大切に指導を行っています。各クラスで行った人権学習の学びを、給食の時間に全校児童へ向けて発表し、学校全体で共有する取組も行っています。
外部の専門家の方からは、「学校のていねいな取組を保護者にも発信することが大切である」「子どもたちをしっかり守ってほしい」といったご意見をいただきました。また、不登校児童の状況や、いじめのサインの捉え方についても意見交換がありました。
子どもたちのサインは様々な形で表れます。たとえ心配が結果的に空振りであったとしても、早く気づき、すぐに対応することが子どもたちの安心感につながります。日々の学校生活の中で子どもたちの様子をしっかり見取り、事の大小にかかわらず全職員で見逃さずに対応していくことの大切さを改めて確認しました。
さらに、他校の事例として、生成AIを使って友達の写真を加工するような問題についても紹介がありました。情報モラルの視点から、そのような行為を起こさないこと、また周囲で起こった際に安易に関わらないことの大切さについて、今後も子どもたちに伝えていきます。
いじめは、「どの児童にも、どの学校でも起こりうるもの」です。本校ではこの認識を全職員で共有し、学校・家庭・地域が連携しながら、子どもたちの心に寄り添い、いじめのない温かな学校づくりを進めていきます。
令和8年度熊本市立健軍東小学校いじめ防止基本方針
令和8年度いじめ防止基本方針に基づく年間指導計画
