並建雅楽会のみなさんをお招きして「雅楽鑑賞会」開催

「伝統工芸事業講師派遣制度」を活用し、地域の伝統芸能を守り続けておられる並建雅楽会のみなさんをお迎えして、雅楽鑑賞会を開催しました。

雅楽は、日本に古くから伝わる伝統的な音楽です。今回の鑑賞会では、笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)と呼ばれる三つの管楽器や、美しい装飾が施された楽太鼓などを用いて演奏していただきました。

普段の生活ではなかなか耳にする機会のない、荘厳で美しい音色に、子どもたちは静かに耳を澄ませながら、日本の伝統文化を肌で感じていました。演奏後には、雅楽に関する資料を読んだり、楽器にふれたりする時間もあり、子どもたちにとってとても印象深い体験となりました。最後には、お礼の歌を心を込めて歌い、感謝の気持ちを伝えました。

今回演奏してくださった並建雅楽会は、熊本市南区の並建町や白石町を中心とした地域を拠点に活動されている団体です。その歴史は古く、明治中期に始まって以来、約120年もの間、地域のみなさんによって大切に受け継がれてきました。

雅楽は、神社の神職などによって演奏されることが多い中、並建雅楽会では、地域の農家の方や元会社員の方など、一般の市民のみなさんが主体となって高度な演奏技術を守り続けておられます。これは全国的に見ても大変貴重で、素晴らしい特色です。また、地域の小中学校での出前授業や、夏に加勢川で行われる「精霊流し」での船上奉納など、地域に深く根ざした活動にも積極的に取り組まれています。

子どもたちにとって、自分たちの身近な地域に、このような素晴らしい伝統芸能が100年以上も受け継がれていることを知る機会となり、大きな驚きとともに、ふるさとへの誇りにつながったことと思います。

今後も、こうした貴重な体験を通して、子どもたちが地域の文化や歴史に親しみ、それらを大切にしようとする心を育んでいきたいと考えています。

素晴らしい演奏と貴重なお話を聴かせてくださった並建雅楽会のみなさま、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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