体験を通して学ぶ大切さ ・4年生の疑似体験学習
4年生は、総合的な学習の時間で福祉についての理解を深めるため、熊本県福祉障がい福祉センターからお借りした用具を活用し、疑似体験学習に取り組んでいます。一人では気づけない思いや困難さを体験を通して共有し、学びを広げています。
視覚障害の体験では、アイマスクを着用し、友達に手を引いてもらいながら歩きました。視界が閉ざされることで、「少し動くだけでも怖い」「周囲の様子が分からず不安になる」といった気づきが生まれました。一方で、声をかけたり、歩く速さを合わせたりする側の子どもたちからは、「どうすれば安心してもらえるか」を考える姿が見られ、互いに支え合う大切さを実感しました。
また、高齢者や片麻痺の状態を想定した体験では、手足に固定器具やおもりを装着し、視野制限ゴーグルやイヤーマフを着けて活動しました。思うように体が動かないもどかしさや、日常生活の中にある数多くの困難に気づくことができました。友達同士で声を掛け合いながら活動することで、「助けてもらう安心」と「助ける責任」の両方を学んでいました。
さらに第2弾として行った車いす体験では、乗る側と押す側を交代しながら活動しました。段差やわずかな傾きでも思うように進めないことに驚き、「いつも通りに動けない大変さ」を実感するとともに、押す側は安全に配慮した動かし方を工夫していました。
これらの体験を通して子どもたちは、「相手の立場に立って考えることの大切さ」や「互いに支え合うことの意味」を実感しています。今回の体験で得た気づきを出し合い、話し合いながら、総合的な学習の時間の学びを深めていきます。






