校訓

校 訓            自主 協働 感謝

 

 『自主』

変化の激しい社会にあって、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力を確実に身につけることが、さらに求められる。一人一人が、多様な個性・能力を伸ばし、充実した人生を主体的に切り開くことができるよう、自らが主体であるという自覚と責任をもって、意欲的に行動する児童を育成する。

 

『協働』

多様な価値観。生き方が存在する成熟社会にあっては、履き違えた「個人主義」 に陥ることのないよう、規範意識や公共の精神を前提としながら、個人や社会の多様性を尊重し、それぞれの強みを活かして、共に支え合い、高め合い、社会に参画することが求められる。

 直接体験等を通した人間関係が益々希薄になっていく社会の中で、人との関わりやコニュニケーション能力が不足しがちな子どもたちに、豊かな体験活動を通して「協働」を体現できる児童を育成する。

『感謝』

家庭環境等の変化や自然体験活動などの機会と場が減少し、他者や社会、自然。環境とのかかわりが弱くなっている。また、物質的豊かさや「個人の尊厳」の偏った捉え方などから、周りのたくさんの人・物に支えられて今の自分がいることを忘れてしまいがちである。

 自分のためだけでなく、誰かのために行う言動は、精神的豊かさにつながる。他者への思いやりや人間関係を築く力を育むためにも「感謝」の気持ちを持ち、そのことを表現・行動できる児童を育成する。

平成28414日。本校が開校した数日後に起きた「熊本地震」。

熊本ではこれまで誰も経験したことの無い未曾有の大きな自然災害。この体験で得た教訓が「自主・協働・感謝」に込められている。この大切な教えを、忘れることのないよう伝えていきたいとの願いも込められている。

 

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