6月
※新着順に掲載しています。
6月30日 雨を浴びて育ってきているアサガオとミニトマト
入梅して、雨の日が多くなっています。日光を浴びる時間が減っていますが、植物は毎日たっぷりと水を浴びています。低学年の一人一鉢で育てているアサガオとミニトマトも大きくなってきています。
どちらも、雨を浴びることのできる軒先に移動させています。なので今週は、朝から水をやる姿が見られません。それでもアサガオとミニトマトは順調に伸びてきています。

そろそろアサガオはつぼみがついてもよさそうな時期を迎えつつあります。昨季も最初の開花は6月でした。それを1年生に伝えると、実感はわかないまでも、期待感が膨らんだようでした。
2年生のミニトマトの開花はまだまだ先のようです。しかし、丈が伸びてきていますので、生活科の時間に子どもたちが支柱を立てました。「こういう形を『行燈(あんどん)仕立て』というのですよ。電気のなかった時代の照明器具の行燈に似ているからです。」と話しました。時代劇で出てくるものであることを伝えましたら、時代劇を知っている子は「ああ、それ、昔のランタンです。似ている!」という声を漏らしていました。

支柱を立てた後、間引きをしました。それぞれの鉢には3つか4つの苗が育っていました。その中の最も元気な苗を残して間引きしました。ほとんどが順調に育っていて、子どもたちは悩ましげに間引いていました。その後、成長の記録写真を撮影しました。中には「家で育ててもいいですか?」という子もいましたので、持ち帰る準備もしました。
さくら学級の野菜畑よりも遅れて種まきしたのでその苗と比べて開花が遅れています。しかし、その分、夏休みの楽しみが増えたととらえることができます。子どもたちが家に持ち帰る夏休み頃に実が実るかもしれないからです。この日に苗を持ち帰ったお友達は、さらに収穫の楽しみが膨らむことでしょう。
6月27日 上学年学級園の「芳野小中コスモス」
写真は、数日前の晴れの日に撮影したものです。この写真のように、今月も芳野小学校の学級園はコスモスで彩られていきました。特に、上学年の学級園で咲いている「芳野小中コスモス」は色鮮やかでした。
6月上旬が花のピークかなと思っていました。しかし、中旬に入っても、枯れ始めるどころか、草丈も延びていました。1年生の身長よりも高いところで花を咲かせる苗も現れていました。一つ一つの花も大きいです。5月上旬に咲いた花の4倍くらいの直径があるように感じます。現在はピークを過ぎてきています。
秋に咲くコスモスは、今頃にまくと9月に入ってから開花を始めます。今、こぼれ種があれば、今度は9月中旬ごろから次の世代の花が咲き始めるはずです。もしかすると、その時期に開花する芽が、どこかに出ているのかもしれません。

6月24日 「きくばり活動」の準備万端
今年も芳野小学校では「きくばり活動」に取り組みます。今年は、熊本市花と緑の協働課様から、菊の苗とプランターが届くことになっています。その時期が7月上旬の予定です。そのため、一足早く、子どもたちの一人一鉢用の鉢を準備しました。
昨年度は、思いのほか花がたくさん咲きました。パラドフやガリアロ、国華金山等、小輪菊から大輪菊まで咲きそろい、あいさつ通りやほほえみ通りの秋を彩りました。また、近隣公的施設(注*)に菊を配付し、喜んでいただきました。今年も「きくばり」して「よろこび」を共有したいと思います。
届く花が大輪菊なのか中輪菊なのかはまだ不明です。子どもたちと昨年以上の美しい光景を想像しながら菊の届く日を待ち、7月のグリーンタイムで植えたいと思います。

(注*)昨年度の菊の配布先
芳野診療所 芳野コミュニティーセンター JA熊本市芳野支店 みちくさ館 河内まちづくりセンター
河内公民館 河内コミュニティーセンター
6月21日 「人権の花」が次々に発芽
今月中旬にまいた「人権の花」の種でしたが、次々に発芽しています。
種の発芽の条件は3つあります。水、空気、そして適温です。今月も気温の高い傾向が続いています。条件が3つともそろっているため、春先よりも早く発芽しているのです。おにごっこの途中で通りかかった男のっ子が「2年生の花はコスモスです。」「これは僕が蒔いた種から出ています、たぶん…」などと話しかけてくれました。子どもたちも発芽を喜んでいました。
ところで、各学年のプランターの割り当ては2個です。そこに、種をたくさん蒔いたので、芽もたくさん出ています。このままでは密生しすぎることになります。間引きし抵触しないといけないような状況です。


6月19日 にじいろ畑で
毎朝、さくら学級の子どもたちはにじいろ畑に出向きます。畑で育てている野菜のお世話をするためです。この日も5人そろって、畑へ行きました。
水やりなどの野菜のお世話と日々の実りの確認が楽しみです。「唐辛子がなっている。」「トマトが大きくなっています。」などの声をあげます。とてもうれしそうです。しかし、週に一回ほど、別の楽しみがあります。それは、ブルーベリーの収穫です。
にじいろ畑の脇に低木があります。これが、ブルーベリーの木です。6月ごろは実りの季節です。子どもたちは、その知識を代々受け継いできています。そして、今年もブルーベリーの収穫を楽しんでいるのです。
芳野中学校正門の近くには「芳野小中フルーツの森」があり、そこにもブルーベリーの木があります。にじいろ畑のブルーベリーの木は、ずっと前から植わっているのでフルーツの森のブルーベリーの木よりも多く収穫できます。しかし、数年後はにじいろ畑で観られている光景が、フルーツの森でも見ることができるようになるかもしれません。


6月17日 「『ことば』の心」がアサガオやミニトマトに届いています
低学年の一人一鉢は、生活科の学習に関連しています。既報のように、1年生はアサガオ、2年生はミニトマトです。どちらも教室前のほほえみ通りに並べてあります。そして、始業前には子どもたちがふらりとやってきます。
「ふらり」と表記しましたが、もちろん、アサガオやミニトマトに水をやるためです。アサガオなどに思いやりをかけているのです。おかげで、どちらもすくすくと育っています。
この調子で「『ことば』の心」を自ら育み、アサガオなどに届けながらお世話し続けてほしいです。

6月15日 緑のカーテン
本校には、毎年夏に緑のカーテンが現れます。これは「ほほえみ通り」の1年生教室前に現れるものです。昨年度は小さかったので、今年はプランターのサイズを大きなものに変え、数も3つから5つに増やしました。
6月に入り、ようやく弦が伸び始めました。写真のように、子どもたちは休み時間や一斉下校の整列前に、カーテンになるであろうツルレイシの生育状況を観に来ます。まだカーテンではありませんが、順調に蔓が伸びればカーテンになります。すると、少しばかり差し込む日射量が減ります。子どもたちには、緑の美しさとともに環境保全への有効性も感じ取ってもらえればと思っています。
また、例年、実の太る時期は夏休み頃です。児童育成クラブを利用している子どもたちに収穫してもらおうと思います。

6月13日 ツバメの巣立ち
あいさつ通りで子どもたちが庇の下w見上げています。子どもたちの視線の先にあるものはツバメの巣です。
生まれていたしていたツバメが順調に育っています。親鳥が盛んに巣の周りを飛んでいます。また、近くに止まって巣を見ています。このことから、ヒナの体が成鳥に育っていることが推察できます。親が子に巣から飛び立つように促しているのです。いよいよ子の巣立ちの日が近づいていると考えられます。
カラスや蛇に襲われることもなく、育つことができました。天敵は、巣の下に落ちる糞で巣を見つけるらしいですが、主事先生が糞を受け止める容器を置いていて、定期的に取り換えておられたことも奏功したようです。順調に育ってよかったです。
巣立つ子は、きっと芳野の森緑の恩恵を感じてくれたと思います。来季もこの場所で営巣することでしょう。子どもたちは喜ぶとともに、少し寂しそうでもありました。
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6月11日 「人権の花」の種をまきました
今日、「人権の花」運動の実働に入りました。本校は、各学年がプランター2個を使い、花を育てます。低・中・高の各学年が、ヒャクニチソウ、マリーゴールド、コスモスを育てます。あらかじめ、環境委員会の子どもたちがプランターに土を準備して、すぐに各学年の子どもたちが種まきができるようにしていました。そして学年担当の環境委員さんが子どもたちに種まきの方法を伝え、みんなはそれを聞いて種をまきました。
既報のように、マリーゴールドとコスモスは学級園で育てています。それぞれ、開花しています。その時期にあらためて種をまくということは、花の盛りがずれるということになります。これは、学校全体でみれば、長い期間、マリーゴールドやコスモスの花を観続けることができるということなのです。
人権の花のプランターはあいさつ通りに並べています。来月には「きくばり活動」も始まります。「きくばり活動」の菊もあいさつ通りに並べる予定です。夏季を迎えて、いよいよ「芳野の森緑」のよさー子どもと森緑の関わり合う姿がたくさん見られることになります。


6月9日 グリーンタイム
先日、グリーンタイムに取り組みました。今月のグリーンタイムは2度あります。今回は学級園のお世話でした。各学年、2週間目のグリーンタイムで除草活動したところに数ペースがあります。そこに、マリーゴールドを帯状に植えました。
既に紹介していますように、各学級園にはコスモスに花が咲いています。ますます咲き誇ってきているコスモスの前にマリーゴールドが並びました。上級生の子どもたちは慣れた手つきでポットから苗を取り出して植えていました。その後、6年生は低学年の学級園に移動し、お手伝いを始めました。これこそ、全校一斉で取り組む環境緑化活動のよさですね。6年生も1・2年生も、笑顔で活動できました。
今後、ぞんぶんと日光と水を浴びれば、マリーゴールドは秋まで栄えていくと思います。そうなるように、子どもたちとお世話を続けていきたいと思います。


6月6日 令和6年度「人権の花」運動伝達式
本年度、芳野小学校は「『人権の花』運動」実施校となっています。そのスタートである伝達式を開催しました。
この日は人権擁護委員の中村和徳先生が、子どもたちに同運動の意義をお話しされました。子どもたちは真剣に聞いていました。引き続いて種や立て札等の授与となりました。その際、体育館後方から法務局の「人KENまもるくん」、熊本市役所の「ラブミン」が登場し、一気に子どもたちの気持ちが高まりました。
環境委員の3人の子どもたちが受け取り、代表の環境委員長さんがお礼のあいさつをしました。その後、まもるくんたちと今月の歌「にじ」をみんなで歌いました。閉会後は全員で記念写真を撮影し、子どもたちの「人権の花」運動への意欲が高まりました。
「人権の花」運動は、花を育てることで命を尊重する心や思いやりを育てることを目的としています。子どもたちには今まで以上に「『ことば』の心」が育まれることを期待しています。


6月4日 学級園 ますます華やかに
5月も下旬に入っています。学級園の「芳野小中コスモス」と「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」の花がますます増えてきました。
上学年の花壇を中心に栄えている「芳野小中コスモス」は色とりどりの花が咲いています。見るだけで心が安らぎます。下学年の花壇に咲いている「『復興の絆』コスモス」も少ないながらも花を咲かせています。もう少し増えたら、今年も南阿蘇西小学校に連絡を入れたいと思っています。
そして、今年から新たに種をまいたにじいろ畑の「芳野小中コスモス」のコーナーでも花を咲かせています。3年生のヤーコンやさくら学級の野菜の畝の傍らで、にじいろ畑に彩を添えているように見えます。
本校のコスモスが鮮やかに咲く理由があります。それは、日常生活の中で垣間見ることができます。写真を撮影した朝も、学級園に行くと2年生のお友達が一人でしゃがみこんでいました。その子は除草していました。「私は赤色と白色が混じっているコスモスが好きです。」「もっと咲いてね。」などとつぶやきながら女装していました。そのあと、私はソメイヨシノの毛虫の発生の有無を確かめに行きましたが、戻ってきたときも女装していました。左手には取り除いたカタバミなどがたくさん握りしめてありました。
コスモスはたくましい花です。それでも、日ごろからこのように「『ことば』の心」を発揮する子どもたちがいるからこそ、こぼれ種からの花でも栄えるのでしょうね。素晴らしいことだと思います。
昨年のこの時期のコスモスは、6月に開花のピークを迎えました。今季のコスモスの丈は小ぶりでありながらも、今月の花の盛りを子どもたちと一緒に期待したいと思います。


6月1日 ヤマボウシ見ごろ
本校の校舎前になっらぶヤマボウシが見ごろを迎えています。
今季は早い個体で5月上旬から咲き始めていました。まぶしい緑の葉に囲まれて咲く純白の花は美しく、輝いて見えます。写真を撮影した日はあいにくの空模様でした。晴れた日には真っ青な空と美しい緑の葉と純白の花の競演に目を奪われます。しかし、しっとりとした雨に濡れるヤマボウシの花もとても素敵です。
6月には熊本市街地の辛島交差点でもヤマボウシが咲きます。町中の素敵なヤマボウシとして報道に取り上げられることもありますが、芳野のヤマボウシも素敵です。本濃い鵜のヤマボウシは、校訓の一つ「清き姿」のシンボルツリーです。その言葉の通り、清き姿をしており、毎年、魅了されてしまいます。

