7月

※新着順に掲載しています。

 

7月31日 夏休みのにじいろ畑

学校から子どもたちの元気な声があまり聞こえなくなって10日余り経ちました。学期中は、毎朝さくら学級の子どもたちが訪れていたにじいろ畑も、今はセミの声しか聞こえません。

そのような静かなにじいろ畑で、野菜が静かに育っています。写真は、キュウリや唐辛子です。トマトは実が熟しすぎて収穫できそうにありませんが、唐辛子等は収穫に適した」時期を迎えているようです。

本来であれば、子どもたちに持っていってほしいところです。セミの声しか聞こえないにじいろ畑で、「早く収穫して!」と訴えているように見えました。

 

 

 

7月28日 児童育成クラブ開始前に

夏休み第1週の先週、早朝に水やりをしていると、遠くから「校長先生、おはようございます。」と声を変えられました。2年生のお友達でした。児童育成クラブに来たけれども、まだ開いていないということで、運動場に来たとのことでした。

私が人権の花のプランターを見ながら「1学期終わりごろの大雨で、コスモスの芽よりも雑草が目立ってしまいました。」と話しました。すると、「私が抜きます。」と言って、除草を始めました。あっという間に除草を終えると、今度は2年教室前に移動しました。そして、まだ持ち帰らずに残してある植木鉢の除草も始めてくれました。

自分の鉢でなくても、美しい環境のために除草するお友達ーとても素晴らしいですね。朝の日差しを受けて、早くもまいっていた私の体には、すがすがしいエネルギーが湧いてきました…。

 

 

7月25日 3度目の「芳野小ゲートプロジェクト」

7月上旬から「芳野小ゲートプロジェクト」を始めています。芳野小ゲートプロジェクトは、来校される方の心を癒していただくための「アサガオの屏風」です。今夏で3年目を迎えました。

アサガオが育っている花壇は、いわゆるU字溝コンクリートを利用した花壇です。現在育っているアサガオは、昨年のアサガオのこぼれ種から発芽したものです。今月上旬までは、ほかにマリーゴールドなどを植えていました。そのため、先月半ばごろに発芽したものを残して生長させています。その後、アサガオ以外は取り除き、現在のような状態にしています。

遅く発芽したアサガオを残したうえに、6月下旬からの長雨のためにアサガオの生長も芳しくありません。写真のように、最も成長してい弦でも、まだ大人の腰よりも下です。ちなみに、1年生の鉢のアサガオはまずまずの生長ぶりです。その1年生の鉢のアサガオも、例年よりは花が少なめです。やはり、長雨の影響のようです。

過去2年間、アサガオの屏風が緑に広がり、そこには紫や白の花を咲かせてきました。ピークは8月の中旬から下旬です。今夏はペースが遅くなっています。例年同様の時季にピークを迎えるのか、それとも9月ぐらいにピークを迎えるのか不明ですが、例年のように屏風ができればと願っているところです。

 

 

 

7月22日 菊の支柱立て

1学期に子どもたちが「きくばり活動」を開始しています。その後の大雨の影響もあまり受けずに、菊は緑色の葉を茂らせています。そこで、学期末に今後の生長を見越して支柱を立てました。

子どもたちの植木鉢の支柱は行燈仕立てです。支柱の長さは3種類あります。多くの支柱は長く見えますが、これまでの経験から、これでも短いかもしれません。しかし、成長途中で折れてしまうよりはましです。中輪菊もスプレー菊も、丁度いい高さに育ってくれると嬉しいです。

プランターにも支柱を立てましたが、多くのプランターは2学期になってから玄関先へ移動します。そのため、現時点で移動予定のプランターには支柱を立てないままにしています。

 

 

7月18日 少しずつカーテンらしくなってきています

1年生教室前のほほえみ通りにあるツルレイシが、少しずつ伸びてきています。それぞれの苗が成長するにつれて、”緑のカーテン”らしくなりつつあります。

一般に、植物は上へ上へと成長します。ツルレイシも同様です。上へ伸びれば、その分緑のカーテンも高さが出てきます。しかし、そのままにしておけば、子どもたちの手の届かないところまで伸びます。実の収穫ができなくなります。

そこで、本校では、ツルレイシを横に這わせています。そうすれば、子どもたち自身の手で収穫できる実の数が増えます。この日、雨で外遊びできない1年生のお友達が、ツルレイシを見ていましたが、自分の目の高さよりの低いところに実を見つけました。少なくとも、子のみは子どもたちの手で収穫できるはずです。

弦を横に這わせることは、ツルレイシが横に広がることになります。自然の生長に任せていたら、今頃は大人でも全然手の届かない高さまで伸びていたはずです。横に這わせるとカーテンが低い、あるいは下部に葉が密集するようになりますが、環境づくりを意識した緑化活動と育てたものの収穫という食育につながる活動を鑑みながら調整しているところです。

1学期は明日で終わります。今夏も、ツルレイシのよる〝緑のカーテン”と収穫という「芳野の森緑(しんりょく)の恩恵」は、児童育成クラブに通っている子どもたちが享受することになりそうです。

 

 

 

7月15日 5年「芳野学」河内をホタルの飛び交う町にしよう

先週、5年生が「金峰森の駅みちくさ館」で学習活動に取り組みました。「芳野学」の「河内をホタルの飛び交う町にしよう」のメインとなる学習活動です。例年、河内小学校の4年生とともに活動しています。

みちくさ館の脇を流れる河内川では、子どもたちは水生生物の捕獲に取り組みます。捕獲した水生生物の種類を調べることで、その川の美しさを推察することができるからです。子どもたちは捕獲した水生生物をペトリ皿(シャーレ)などの移し替え、種類を調べていました。そして、河内川の美しさを実感していました。

その美しいふるさとの川に、子どもたちが放流したものがホタルの幼虫です。この1か月、教室で5年生6人が、毎日お世話をしてきていました。順調にいけば、来夏にホタルの明滅を観ることができます。

最後には、みんなでEM団子を川へ投入しました。投入することで川をきれいに保つとともに、日常生活においても川をきれいにしていこうという意識を高めることになります。

今回の企画も、地元団体のせせらぎ会や河内まちづくりセンター、河内公民館の皆様等西区金峰山エリアまちづくり協議会のご支援で実行できました。毎回、このような社会参画活動を実現していただき、感謝しております。

 

 

 

7月12日 「きくばり活動」開始

先日、グリーンタイムがありました。前回の記事でお知らせしたように、今回の活動は「きくばり活動」の菊の苗植えでした。

子どもたちは用意してあった鉢と菊を持って、活動しやすい場所へと移動しました。そして、ポットから苗を取り出し、鉢の土の中央に空いている穴に植えました。一見簡単そうですが、深めの穴を掘らないといけません。そうしないと根が少し露出してしまいます。特に、水をかけ続けてから土が締まってきたときにそうなるので、気を付けなければなりません。

活動では、上級生が1年生の手伝いをしたり、自分の分が済んだ人が欠席している人の分を植えたりする姿がありました。子どもたちは「『ことば』の心」を発揮して「きくばり」をしていたのでした。

今回の菊は、すべて秋咲きです。過去2年間は初冬に菊を配付していましたが、今年は晩秋までには配付することになるかもしれません。

 

 

 

7月9日 環境委員会の発表

今朝の児童集会は環境委員会の担当でした。委員会からは、最初に簡単なクイズを出した後、菊苗の寄贈のお知らせをしました。実は、この日の業間にグリーンタイムがあります。それを受けて、①この日から「きくばり活動」を始める、②夏休みに「よしの百年桜コンクール」を開催するというお知らせがありました。このうち「きくばり活動」について、具体的な説明がありました。

既に学年ごとに鉢と苗を配当してあります。本当は鉢の準備から子どもたちがしたいところですが、この時期は水泳授業の特別時間割があったり、天気の悪い日があったりで時間にゆとりがありません。

「きくばり活動」の菊には、晩秋まで全児童の一人一鉢と、環境委員会による植木鉢やプランターで育てる菊があります。一人一鉢の菊は、低学年がスプレー菊(小輪菊)、中高学年が中輪菊です。環境委員会の菊は鉢もプランターもスプレー菊です。

子どもたちは、環境委員さんの「菊を大切に育ててください」という呼びかけにうなずいていました…。

 

 

7月8日 菊の苗が届きました

本日、熊本市花と緑協働課様から学校へ菊の苗が届きました。菊は中輪菊とスプレー菊(小輪菊)の合計150株です。

熊本市みどり公園課の担当の方が来校され贈呈式が行われました。式には、学校を代表して環境委員の子どもたちが臨みました。副委員長さんが代表でお礼の言葉を伝えました。

 

菊の苗は、明日のグリーンタイムでのグリーンタイムで全校一斉に一人一鉢やプランターに移植します。

なお、苗は地域の協賛で贈呈されています。協賛していただいたのは、下記の皆様です。順不同にて紹介いたします。

肥後庭玄株式会社様 有限会社金峰建設様 有限会社アクアライン様 

中村産業有限会社様 有限会社村上建設様 有限会社清華園様 

 

 

7月7日 あいさつ通りが「きくばり活動」仕様に

7月5日、夏らしい青空が広がっていました。その前日、環境委員会が活動しました。内容は、あいさつ通りのプランター移動等です。

ここのところ、あいさつ通りは春から植えていた花々や「人権の花」運動のプランターを配置していました。それを、「きくばり活動」開始に合わせて配置替えをしたのです。

まず、各種の花のプランターを学級園前の縁石に沿って並べました。コスモスが倒れて花が消えていた学級園を補完するような配置です。

それらが設置してあった場所のうち、校舎玄関側に「人権の花」運動のプランターを動かしました。12個のプランターを集中配置することで、さしずめ「『人権の花』運動コーナー」のようになりました。

大きく確保できたスペースには、「きくばり活動」用の植木鉢を並べました。菊の苗は、熊本市花と緑の協働課様から届いてから移植します。それも含めて、子どもたちがお世話しやすいように、てまえの段に植木鉢を配置しました。もちろん、鉢にこびりついていた土は洗い流しています。

一部のスペースが空いていますが、ここには菊の苗とともに贈呈されるプランターを配置する予定です。新たなプランターには菊の苗を移植し、教育委員会の子どもたちがお世話をする予定です。

未完成の配置ですが、環境委員会の子どもたちのおかげで、あいさつ通りが「きくばり活動」仕様になりました。

 

 

 

7月4日 コスモスやマリーゴールドなどがピンチ

数日前、梅雨前線が北上し、久しぶりに日差しが射しました。熱中症指数が危険ラインを越して夏を思わせる暑さになりましたが、コスモスの若芽が壊滅状態になっていました。原因は長雨のようでした。

過日お伝えした記事では9月の開花を期待するような若芽を紹介していました。それが壊滅状態になっていたのです。「人権の花」運動のプランターで発芽していたものにも被害が見られました。同じ花壇に並んでいるマリーゴールドも花がなくなっていました。

マリーゴールドをよく見てみますと、茎や葉が土の塊に覆われていました。大粒の雨で削られ、跳ねた泥水が茎や葉についているのです。これでは呼吸できません。ちなみに、「きくばり活動」のために準備していた鉢も、“返り土”を浴びて、泥がびっしりとついていました。例年のような大雨が降った感じではありませんでした。しかし、何日も降り続いたため、このようなことになったのでしょう。

今日の午後、委員会活動が予定されています。環境委員会が活動内容の一部を変更して、学級園や鉢のお世話をするそうです。

 

 

7月3日 5年「芳野学」でEM団子づくり

先日、5年生がEM団子づくりに取り組みました。これは「芳野学」の環境保全活動の一環です。例年、河内まちづくりセンターやせせらぎ会の中川ケイ子様のご支援で作っています。

EM菌が発行してから出来上がる団子ですが、すでに独特のにおいを放っています。5年生が作っているところに通りかかった4年生もその匂いに気づいて関心を持っていました。

今年の5年生は6人だけです。6人で大量の団子づくりは大変だろうと思っていましたが、子どもたちはせっせと作っていました。そういえば、ジャガイモ収穫体験じにっも「少ないのに、こんなにたくさん掘りましたねえ」とご支援くださった方がおっしゃられていたことを思い出しました。少ないから一人一人がよく動くのです。素晴らしいですね。

このEM団子は、今月の河内川の環境保全活動、そして10月の有明海の環境保全活動時に、それぞれ投入します。川と海の環境保全ですが、これらは、普段子どもたちが取り組んでいる環境緑化活動と密接に関係しています。これも本校の緑化活動のキャッチフレーズにある「森緑(しんりょく)を守る芳野の子ども」の姿の具現化です。子どもたちも、そのことを十分に意識して活動してくれています。「ふるさと芳野のよさを守りたい」という気持ちがうれしいですね。

 

 

 

7月1日 それぞれのコスモス

今年、にじいろ畑に試しにまいてみた「芳野小中コスモス」も順調に咲きました。写真は6月の大雨前に撮影した「芳野小中コスモス in にじいろ畑」の様子です。コスモスが元気よく咲いていました。畳1畳にも満たない広さですが、写し方の影響で広い畑で咲いているように見えます。花も色とりどりです。とてもきれいで、毎朝にじいろ畑の野菜のお世話をしているさくら学級の子どもたちも喜んでいます。

 

 

一方、学級園の「芳野小中コスモス」と「復興の絆コスモス」は終盤を迎えていました。入梅後の日照不足や雨も一因となり、ほとんどの苗が勢いを失って倒れていました。花は枯れ、種が実っています。なかにはすでに弾けて種を散らした実もあるようです。

倒れているコスモスの後ろの方には落ち葉が堆積していますが、そこには小さな芽が出てきていました。この時期に発芽したということは、今後、順調に育てば、9月ごろには開花すると思われます。そうなれば、昨年に続いて、1年間に2回、コスモオスの花を楽しめることになります。

 

 

 

ページトップに戻る