9月
9月は「芳野森緑(しんりょく)月間」です。いつもにも増して「『ことば』の心」を発揮して、森緑に愛情を注ぐ一か月です。
※新着順に掲載しています。
9月30日 中輪菊も開花
小輪菊に続き、中輪菊も開花しました。これは6年生が育てている「黄昏」という品種です。見事な黄色の花びらを咲かせています。
「黄昏」は、早い苗では9月中旬から黄色の花びらをのぞかせ始めていました。そのうち、周囲の苗にも蕾が確認されるようになり、半月ほどかけて開花へとつながりました。中輪菊なので、早く咲いていた小輪菊(スプレー菊)よりも大きいので迫力を感じます。また、以前の記事にも書きましたように、花びらにつやがあって輝いて見えます。今後、「黄昏」は続々と咲いていく模様です。ほかの品種の菊の苗にも蕾が確認され始めています。こちらも今後の開花が期待できそうです。
9月末日なのに、まだまだ残暑が厳しい毎日となっています。早く、秋らしい気候の下で菊の花を愛でたいものです。
.jpg)

9月29日 にじいろ畑のコスモスも開花
にじいろ畑の一角にある「芳野小中コスモス」も咲き始めています。開花した苗は、周囲のそれらよりも丈が高いです。この苗は、自然発芽していたものです。可憐な花を咲かせています。ほかの苗の多くは、まだこれから伸びていく段階にあります。
実は、9月当初、にじいろ畑の「芳野小中コスモス」は、ほとんど発芽していませんでした。そこで、急遽、保管していた「芳野小中コスモス」の種をまきました。すると、異常な残暑のためか、すぐに発芽し、順調に成長して現在のような状態になってきているのです。
あと一か月で後発のコスモスも開花すると期待しています。あえて間引きせずに育て、このコーナーが花一色になるか、試してみたいと思います。

9月27日 花壇からあふれるマリーゴールド
暴風雨に見舞われたものの、その後、学級園や人権の花のマリーゴールドも順調に花が咲き続けています。花々が増えて、とてもきれいです。よく見ると花壇からあふれています。橙色や黄色のマリーゴールドが、花壇やプランターからあふれているのです。花がらを摘んでいたことも要因なのでしょうが、それにしてもよく咲いています。葉も元気そうで緑色が輝いています。花はあふれるだけでなく、上方にも伸びて咲いています。
マリーゴールドの一部は人権の花です。人権の花が咲けば咲くほど、思いやりもあふれんばかりに育つような気がします。
6月の長雨時には危機的状況でしたが、よく持ち直したなと思います。しばらくは観る人の心を癒してくれると思います。やはり花は素敵ですね。


9月25日 中輪菊の開花が間近
中輪菊の「黄昏」のつぼみが、ますます大きく膨らんできました。すでにスプレー菊のベンチャーが開花していますが、それよりも大きい中輪菊は、すでにこの時点で迫力があります。心なしか黄色の花びらが輝いて見えます。きっと菊に花は観る者を魅了するからそのように見えるのでしょう。この調子でいけば、黄昏は来週中にも開花しそうです。学年ごとの一人一鉢でいえば、6年生の鉢が開花一番乗りとなりいそうです。
他学年の鉢の草丈もぐんぐんと伸びてきています。他の品種の菊も、つぼみの数を増やしています。開花が先になればなるほど、文字通りスプレー菊となるのでしょう。こちらも楽しみです。

9月23日 秋を感じる朝
今朝の熊本地方は落ち付いた天候になっています。しかし、学校までの道中は荒れた天気の影響で落枝が目立っていました。標高350m超の芳野小学校一帯も暴風雨の影響で、一部の立て札や植木鉢が倒されていました。写真は、植木鉢等の復旧を済ませた後の撮影です。コスモスやマリーゴールドが斜めになっていたり倒れていたりしていることから、今回の風の強さが感じ取られました。
菊の苗は大丈夫でした。この3連休中、玄関庇下の菊を屋外の会談へ移動していました。天気予報にあわせて雨で灌水できるようにしていました。強風を受けていたはずですが苗は倒れておらず、安心しました。
今朝も強風が吹いています。ただし、日が射す前の気温は落ち着いていました。20度以上あるはずなのですが、大げさに言えば、エアコンの中にいるような感覚さえ持ってしまいそうです。強風が吹いているので体感温度がそのようになったのかもしれません。それでも今日の予想最高気温は、平地で30度をだそうです。
今日を境にもう猛暑は収まってほしいものです。


9月22日 彼岸花
能登半島で大雨特別警報が発表されています。甚大な被害が出ているようです。能登地方の皆様にお見舞い申し上げます。熊本も未明から激しい風雨になっています。猛暑が続いていたと思ったら、思いがけない暴風雨となり、極端な天候続きに不安を抱いてしまいます。
さて、今年はその猛暑のためか、植物にもかなりの影響が出ています。彼岸花もその一つです。お彼岸近くになっても、ほとんど芽が出ていませんでした。
しかし、さすが彼岸花です。写真は先週撮影したものです。ここにきて芽が出てスルーッと茎が伸び、赤い花を咲かせ始めています。子どもたちに言うと、「彼岸花には毒がありから気を付けないといけないのですよ。」と言いました。確かにそうです。しかし、それでも猛暑から解放されるという期待感から、彼岸花を観ると、なんだか安堵してしまうのです…。
次に秋の訪れを感じさせてくれる花は、コスモスの群れか、それともキンモクセイか…いずれにしても、早く本当の秋が真っ盛りになってほしいです。

9月21日 一足早く秋の装い
今年は9月中旬を過ぎても、真夏以上の猛暑が続いてきました。熊本市の平地では37度前後の最高気温を記録し、芳野小学校付近でも熱中症アラートを気にして生活する日々が続いています。そのような中、秋の装いをしている植物があります。
アサガオです。正門付近の「芳野小ゲートプロジェクト」の「アサガオの屛風」では茶色の葉が増え、花が減っています。8月下旬からその傾向が見え始め、今ではすっかり「秋のアサガオ」になっています。
だからと言って、すぐには整理しません。これからたくさんの実が太り、種ができます。これも季節を感じさせる「アサガオの屛風」のなせる業です。
明日は秋分の日です。これから季節が進むはずです。「アサガオの屛風」はそれに先んじて季節を感じさせてくれることでしょうね。

9月20日 コスモスの花も続々
菊の花とともに、コスモスも花の数が増えてきています。
上学年学級園の「芳野小中コスモス」は濃い赤紫色の花等、下学年学級園に並ぶ「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」はピンク色の花等が咲いています。そして、「人権の花」運動のコスモスも開花しているようです。先日も記しましたが、秋のコスモスは観ていて安堵します。
本年度2度目の開花で、コスモスの花を愛でること自体はうれしいのですが、おそらく開花は気温が高いから見られているのだと思っています。そう考えるとやや複雑な思いも湧き上がってきます。しかし、素直な気持ちで開花を喜び、今後もお世話して花を愛でていこうと思います。


9月18日 菊の花につぼみが続々
あいさつ通りとほほえみ通りの菊に、つぼみが続々と確認されています。今年の「きくばり活動」の菊は中輪菊と小輪菊(スプレー菊)です。品種によって異なりますが、どちらにも蕾がたくさんついています。中輪菊でいえば、特に「黄昏(たそがれ)」という品種の菊のつぼみがにわかに膨らみ始めています。早いものでは黄色の花びらを見せ始めています。
一人一鉢に植えてある菊は、それぞれ個人や学年の当番が灌水をします。一部の学年では、定時灌水もあります。また、人力で灌水しないといけない菊には、環境委員の子どもたちが灌水します。ところどころ離れた場所にありますが、「『ことば』の心」を発揮して、毎朝お世話してくれています。
これから季節が進みます。それにつれて菊のつぼみが増え、続々と開花することでしょう。


9月16日 森となかよし
先週の好天気の昼休み、「芳野みんなの森」方面から歓声が聞こえてきました。森をのぞくと、1年生の子どもたちが遊んでいました。1年生の子どもたちが遊んでいたのは、ロープで作ってあるジムとネットブランコ、そしてターザンロープでした。どれも主事先生お手製の遊具です。
運動場にはジャングルジムもブランコもあります。しばしば1年生の子どもたちは、それらで遊んでいます。しかし、森の中にあるネットジムや空中ブランコは、1年生にとっても非常に魅力的な遊具です。なかよく交代しながら遊んでいました。
特に、ターザンロープは人気の遊具です。ターザンロープは地面から3m以上の高さまで到達できます。乗る子どももさらに下の地点から見上げる子も笑顔です。楽しく、そして少しスリリングな気持ちで空中の往復を楽しんでいました。

よしのみんなの森は、借りている国有林の一部を切り開いて作ってある遊び場です。全国を見渡しても、このような遊び場を常時利用できる小学校は、あまりお目にかかれないのではないでしょうか。安全管理の都合で、本校児童以外の方の利用は遠慮していただいていますが、お近くまで来られた折にはご覧いただければと思います。
9月14日 第2回グリーンタイム
先日、今学期第2回目のグリーンタイムを実施しました。先日のPTA親子愛校活動「サンデーグリーンタイム」と合わせると3回目のグリーンタイムです。「芳野『森緑(しんりょく)月間』」真っ盛りといった感じです。

今回は一人一鉢のお世話をしました。このところ、多くの菊の苗が高く伸びています。行燈仕立てに囲まれているとはいえ、このままでは菊が折れてしまいます。ですので、茎を支柱に括りつけました。子どもたちは強く縛ろうとする傾向があります。ですので、ゆるく縛る、いえ、「やさしく結ぶ」イメージを伝えて活動してもらいました。
これで、少しは菊が安全に成長できるようになりました。子どもたちの開花への期待も膨らんできました。これからは、今まで以上にお世話してくれそうです。

9月12日 「人権の花」
「きくばり活動」の菊が順調に育っていますが、並行して育てている「人権の花」運動の花も育っています。「人権の花」運動の花は3種類ですが、種類によって差が出ています。これらのうち、マリーゴールドとコスモスが最も育っています。
マリーゴールドは次々に開花しています。咲き終わった花を摘むことで、花が咲きます。しかし、次の学校への多年のリレーを考えると、そろそろ摘まないようにしないといけません。
「人権の花」運動ののコスモスは、「芳野小中コスモス」などと一緒に植えています。こちらは「人権の花」のコスモスと従来から植えているコスモスの区別がつきにくくなってしまうくらい栄えています。一方で、プランターに植えたままにしているものもあります。やはり、地面で栽培しているコスモスの方が元気です。
百日草も開花しました。しかし、こちらも種の採取はこれからです。
6月の長雨で、多くの苗が小さい芽の時に育たなくなってしまいました。数量としては少なくなりますが、うまく採取できて、次の学校の子どもたちへのメッセージを書くことができればと思います。

9月10日 芳野小中コスモス 今秋も開花
立秋を迎えて1か月あまりが経ちました。まだまだ実質的には真夏が続いています。ですが、学級園ではこの「秋」最初のコスモスが咲きました。
本校のコスモス「芳野小中コスモス」と「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」は、各学級園の所々で育っています。そのうち、上学年も花壇の一部で開花していました。今年も春に続き、2回目の開花です。小ぶりの花ですが、太い茎を携えているコスモスが多いので、今後は大きな花が咲くことを期待しているところです。

本校では5月から6月にかけてと9月から11月にかけてコスモスが咲きます。今は、まさに秋の訪れを告げるコスモスの開花が始まったといえます。もう一つの「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」も育ってきています。こちらも開花を期待しています。

9月8日 PTA親子愛校活動「サンデーグリーンタイム」
本校ではPTA主催による親子愛校活動があります。芳野森緑月間に合わせて、緑化活動をしてくださいます。昨年度は土曜日実施でしたので「サタデーグリーンタイム」でしたが、本年度は日曜日実施となったので「サンデーグリーンタイム」となりました。
今回も、低学年の親子の皆さんはにじいろ畑の除草活動に取り組まれました。今夏の少雨で野菜の実りが芳しくありませんが、ヤーコンとカボチャはどうにか育っているようです。特にカボチャは四方に伸びており、久しぶりに畑を訪れた子どもたちは驚いていました。
中高学年の親子の皆さんは、運動場の除草活動です。6年生は緑の少年団のシャツを着用して活動してくれました。毎日、子どもたちが除草を継続しているとはいえ、人数の割には膨大な広さです。それでも保護者の皆さんのおかげで、かなりの雑草を取り除くことができました。
学年委員の親子の皆さんは、プランターに花苗を植えました。これは学校景観を美しくする活動です。20余りのプランターに花苗を植え、上学年学級園の縁に沿って並べました。今後咲き誇るであろうコスモスとマリーゴールドと美しいハーモニーを奏でることでしょう。
男性の保護者の方は、芳野みんなの森の清掃活動でした。落枝や落ち葉を片付けてくださいました。1時間ほどの活動でしたが、とてこすっきりしました。

この活動は、学校を美しく保つという点に関心が行きがちです。しかし、①芳野小学校の教育理念の基盤である緑化活動にPTAが参加する活動する②芳野森緑月間に開催する③親子で活動するなどを考えますと、単なる清掃作業とは異なり、とても意義のある活動だと考えています。特に③があることで、子どもたちに将来の社会参画力、芳野を自分たちで支えていく力の素地形成につながります。素晴らしい企画です。
今年の愛校活動の日も、例年よりも高い気温でした。そのような中、多くの皆さんがご参加くださいました。親子の皆さん、そして準備された役員の皆さん、ありがとうございました。

9月6日 グリーンタイム
先日、今学期第1回目のグリーンタイムを実施しました。今月は「芳野森緑(しんりょく)月間」ですので、来週も実施します。ですので、今回は第1回目のグリーンタイムと記しました。
今回は「芳野小中コスモス」や「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」の周りの除草活動や花苗の移植を行いました。夏休み終盤、学校主事先生が除草してくださっていましたが、この一週間ほどで雑草が増えてしまいました。まさに「雑草魂」のすごさを実感しています。
グリーンタイムは15分ほどの短時間に行います。短時間だからこそ子どもたちは集中して活動できるようです。子どもたちのおかげで、地面が見える学級園が戻ってきました。

ところで、この日から6年生は緑の少年団帽子に加えて、緑のTシャツも着用して活動しています。緑の少年団シャツです。とても映えていて、まさに緑の少年団です。子どもたちもこのシャツをとても気に入り、昼休みにも着用して過ごしていました。
今後の緑の少年団としての意欲も高まっていました。

9月4日 運動場で除草活動
一昨日は新学期登校初日でした。始業前、さっそく子どもたちが「芳野森緑(しんりょく)月間」にふさわしい姿を見せてくれました。それは、運動場の除草活動です。
例年、夏休み明けの本校の運動場は雑草が生えます。恒例と言っても過言ではない光景です。その雑草を取り除こうと、最初に活動し始めたのが、やはり今年も6年生でした。担任の先生とともに、始業前の20分間ほど、除草活動に取り組みます。そこに、やはり、触発された4年生や2年生等の子どもたちが加わって除草に励みました

大掃除の時間には、後半を運動除草に時間に充てられました。始業前はボランティアですが、この時間は全校活動です。ここでは縦割り班のよさを生かして、子どもたちが除草していました。前週の台風による降雨が幸いし、楽に抜くことができたようです。
除草は立派な活動です。運動場を利用する友達や自分のための、「『ことば』の心」を発揮する立派な奉仕活動です。この主体的な姿は「芳野の森緑(しんりょく)を守る子ども」である証です。新学期の初日から、森緑を守りながら人として成長する子どもたちは心が育っていると思いました。

9月2日 芳野の森緑が暴風から学校を守ってくれました
先日の台風10号の接近では、本校区も暴風域に入りました。文字通り、暴風が吹きました。写真は、いずれも暴風域に入っていた時に撮影したものです。台風の北上に伴い、急に風向きが変った時間もありました。いうことは、台風の中心が本校区付近を通過したのだろうと思いました。
暴風を伴った雨が降りました。樹木の葉や枝がちぎらるような勢いでしたが、山上ならばもっと強い暴風が吹いてもおかしくありません。非常に強い台風でしたが、大きな被害はありませんでした。
風を治めているのは、芳野小学校をぐるりと囲む国有林ー芳野の森緑です。東側から南側、そして西側は芳野の森緑が高い壁を作っています。ですから、大きな被害を受けずに済んだのです。
台風通過後の9月1日の日曜日、運動場では地域のグランドゴルフ大会が開催されていました。尋ねてみましたが、台風の影響による落枝や落ち葉も思ったよりは少なかったため、準備に支障がなかったそうです。

ちなみに、北側は外輪山の崖のようになっていて、そこを市道が通っています。乗用車で来校する場合、その市道から正門へ急坂を下りますが、そこが鍋の底への入り口といえます。
以上のような条件のために、鍋の底にいるみたいであり、”鍋の壁”のその四分の三ほどは国有林が防風林としての役割を果たしているのです。
これも芳野の森緑の恩恵だと思っています。

9月1日 芳野森緑(しんりょく)月間
9月を迎えました。今月は「芳野森緑(しんりょく)月間」です。期間中、夏休み中に伸びた雑草を取り除いて、お世話できなかった緑をみんなでお世話する一か月です。
主な取り組みは以下の通りです。
・PTA親子愛校活動「サンデーグリーンタイム」…9月8日
・グリーンタイム(2回)…9月4日 11日
・「きくばり活動」の継続…常時
・「人権の花」運動の継続…常時
・3年「芳野学」キジ放鳥体験…9月30日
などです。
特に、「サンデーグリーンタイム」は親子で緑化活動する貴重な機会です。運動場や学級園の除草、芳野みんなの森の整備、にじいろ畑のお世話など、保護者の皆さまの助けも借りながら、芳野の森緑のお世話をします。どうぞよろしくお願いいたします。
*「人権の花」以外の写真は、昨年度の取組の様子です。


