11月

※新着順に掲載しています。

 

11月30日 ″菊を守る芳野の子ども 子どもを見守る芳野の菊”

晩秋と初冬を同時に迎えている芳野小学校ですが、あいさつ通りやほほえみ通りも季節感満載です。ずっとお伝えしている「きくばり活動」の菊がピークを迎えているからです。

あいさつ通りには高学年の子どもたちの鉢が並んでいます。すでに、「周芳」等黄色系の品種の一部は診療所等に配付し、また、見ごろを過ぎています。それでも鮮やかな黄色の花びらは魅力的です。今は「山手紅」という品種が見頃を迎えています。紅色というよりは淡い紫色の花です。これらが並んでいて癒しをもたらしてくれています。

 

また、ほほえみ通りでは「白銀」という品種等が並んでいます。こちらも見ごろを迎えています。白い菊も美しく、純粋な芳野の子どもたちの心を映し出しているような気がしています。

 

写真を撮影してると、環境委員さんが活動していました。児童昇降口先の菊のプランターに水をあげていました。晩秋を迎え、あげる水の量も少なめにしています。時期を考えているのです。これも菊への気配りですね。

 

一人一鉢の菊は、どれも垣根越しに運動場を見守る高さまで成長しています。子どもたちがお世話している菊が、運動場で遊ぶ子どもたちを見守っているような光景です。文字通り「森緑(しんりょく)を守る芳野の子ども 子どもを見守る芳野の森緑」を具現化した光景です。

 

11月27日 芳野小中一貫校 さくら学級と芳野学級でサツマイモ掘り

25日の月曜日、芳野中学校「芳野小中フルーツの森」の畑でサツマイモ掘りがありました。これは小中一貫校としての特別支援学級の交流活動です。芳野中学校の芳野学級の子どもたちが、芳野小学校のさくら学級の子どもたちを招いてサツマイモを収穫しました。

中学生の子どもたちが丹念にお世話していたこともあり、サツマイモは今年も豊作です。次々に大きな芋を掘り出しました。真っ青な秋空の下で、子どもたちはサツマイモが見えるたびに声をあげながら掘っていました。

中学生の子どもたちも嬉しそうに掘っていました。今年も小学生の子どもたちに喜んでもらえたことがとてもうれしそうでした。それにしても、昨季といい今季といい、立派な芋を実らせる中学生の技量は素晴らしいと思いました。サツマイモだけでなく、そのゆな技量も芳野の森緑の恩恵だと思いました。

 

 

11月25日 たけのこ活動で森緑を美しく

今月は「心かがやけ月間」です。子どもたちは自分のよさを発揮して心を輝かせます。いろいろな活躍の場が設定してありますが、環境緑化活動に関する取り組みの一つが「たけのこ活動」です。これは、学級単位で取り組む奉仕活動のことを指します。

落ち葉等が多いこの時期ですから、各学年で落ち葉や落枝掃除に取り組むことが多いです。この日は5年生の子どもたちが活動に取り組んでいました。農具倉庫前を重点的に掃除しています。実は、農具倉庫前には大きなせんだんの木があります。この枝からの落果がとても多いのです。掃いても掃いてもすぐ一面に落果や落枝が広がります。それらを集めてくれていました。

活動する5年生の顔からは笑みがこぼれています。そして、朝日を浴びて輝いていました。文字通り、心も顔もとても輝いていました。

 

 

 

11月22日 河内公民館、河内まちづくりセンター、河内コミュニティーセンターへ「きくばり」

先日、河内公民館と河内まちづくりセンターの方が来校されました。今月実施予定の「おれんじしょっぷ」説明会開催のためです。

河内町には、芳野校区と河内校区があります。芳野コミュニティーセンターは芳野校区にあります。河内町には、芳野コミュニティーセンターの他に、①河内公民館や②河内まちづくりセンター、そして③河内コミュニティーセンターがあります。これらはいずれもお隣の河内校区にあります。

本校はそれぞれの施設に「芳野学」を学ぶ際にとてもお世話になっています。2年生の「芳野学」では、図書館見学でお世話になっています。5年生の「芳野学」では、河内川や有明海の環境保全活動で、また、「おれんじしょっぷ」でお世話になっています。ほかにも、6年生の漱石学習や全校挙げての漱石俳句ウォークラリーでも講師を派遣してくださるなど、様々な面で支援してくださっています。

今回は5年生の子どもたちが、3施設に一鉢ずつ贈呈しました。今年は大輪菊ではありませんが、咲いている花やつぼみがたくさんあって、長い間、花を楽しんでいただけそうです。

 

 

 

11月20日 ようやく色づいてきました

今週に入り、ひんやりと感じる日が続いています。それでも平年値よりは高い気温ということです。そのような日が続き始めたおかげで、高温続きの異常気象のため遅れていた紅葉が、ようやく目に見えて進んできました。

写真はある朝の運動場です。ブランコに興じる子どもたちの向こうに色づき始めている気が見えます。この木はメグスリノキというです。11月に入ってしばらくして紅葉し始め、現在はだいぶ半分近くまで進んできています。この木はきれいな赤色になった後、落葉します。

また、その隣の木はイチョウです。例年であれば、イチョウの方が先に黄色く色づいていたような印象があります。しかし、今季は赤色に変わるメグスリノキよりも遅れています。もうしばらくしたら色が変わってきて、晩秋の訪れを教えてくれると思います。

 

ボールで遊んでいる子どもたちの向こうに見える気はモミジです。例年、6年生教室の目の前で紅葉します。こちらも一部が色づき始めています。全体が紅葉するとその美しさから迫力を感じるくらい、楽しむことができます。その迫力を感じる時期は、11月下旬になりそうです。

 

 

11月18日 グリーンタイムで「人権の花」の種の収穫

26日に開催する「人権の花」運動修了式へ向けて、「人権の花」の種を収穫しました。4、6年生がコスモス、5年生がアサガオ、1、2、3年生がマリーゴールドのお世話をしました。このうちコスモスとマリーゴールドはまだまだ花が残っています。そこで、コスモスは根元から抜きますが、もうしばらく花が咲き続けそうなマリーゴールドは種だけの収穫になりました。

 

子どもたちは楽しそうに活動していました。花を愛でながらの活動のため、「きれい…」などとつぶやいていました。4年生に「花は花瓶に生けてもいいかもしれませんね。担任の先生に尋ねてみるといいですよ。」と伝えると、実とともに花も集めていました。

 

 

収穫した種は数日間、新聞紙等の上で乾燥させます。そして種を集めます。残念ながらヒャクニチソウの種はありませんが、これだけあれば、思いやりや花をいつくしむ心を次の学校へ渡すことができそうです。

 

11月15日 JA芳野支店と芳野診療所へ「きくばり」

今季、第1回目の菊配りを行いました。今回、菊を配って「きくばり」した子どもたちは6年生です。6年生は、学校近隣にあるJA熊本市芳野支店と熊本市民病院芳野診療所へ菊を持参しました。

6年生が配った菊は中輪菊です。品種は「黄昏」です。黄色の美しい花です。ピークは越えていましたが、それでも美しい菊の花です。JAと診療所の皆さんは、笑顔で受け取ってくださいました。笑顔を広げる「きくばり活動」ーそれぞれの施設を訪れる皆さんにも笑顔という花が咲くと思います。

受け取りを快諾していただいたJAと診療所の皆様、ありがとうございました。 

 

 

11月11日 コスモスの花の色

熊本市は平年よりも気温の高い状態が続いていました。しかし、10月下旬にはぐずついた日が続いたこともあり、花の勢いに陰りが出てきました。11月2日の大雨後は、日中は25度を超える日がありますが、朝夕の気温は落ち着いています。

学級園の「南阿蘇西小『復興の絆』コスモス」やにじいろ畑の「芳野小中コスモス」も、そろそろピークを越えたようです。そのコスモスですが、いろいろな花の色があります。この日、2年生の子どもたちが花の色について教えてくれました。

その説明によれば、白い花びらは色が変化するのだそうです。その真偽は定かではありません。しかし、子どもたちによれば、縁から色づいてくるというのです。確かに、白い花びらの縁が赤みがかり、ある花びらは中央にも赤っぽい筋が認められます。

「最初からではないのですか?」と私が言うと、「いえ、毎日見ているからわかるんです!」と答えていました。ですので、今後、毎日見てみようと思います。

変化するのかしないのか…わかりません。しかし、ピークが過ぎたとはいえ、二つのコスモスは今でも美しいです。まだまだ勢いを保っているマリーゴールドとのハーモニーも見ごたえがあります。

  

 

 

           

11月8日 朝日に映える芳野の森緑

先日の早朝、朝焼けが見られました。運動場へ出ると、運動場を囲む森林や校舎が紅色に染まっています。その中にある花々も美しい色に染まっていました。

 

 

 

写真ではうっすらとした紅色ですが、実際の光景はとても素敵でした。出勤時間帯や登校時間帯よりも早い時間にほんの数分出現した光景でした。子どもたちと見た時の感動を共有したかったです。

 

11月4日 漱石俳句ウォークラリー

先週の火曜日、秋恒例の「漱石俳句ウォークラリー」を開催しました。第23回目となる今回は、当初実施予定の26日が雨天のため延期していました。延期した29日(火)も芳しくない天候でした。そのため、保護者の皆さんの参加は見送り、さらに、小雨の中で学校周辺と運動場等を歩き、体育館で作句する変則開催となりました。

本年度の講師は、俳誌「阿蘇」にかかわっておられる堀田鞠子先生です。堀田先生は、元小学校の先生でもあられます。優しい語り口と温かなまなざしで子どもたちに助言等をしていただきました。句会でも子どもたちにわかりやすい講評をしていただきました。

雨模様の天候でしたが、だからこそ、子どもたちは秋らしさを感じることができました。晴天や雨天といったいろいろな表情があるから、芳野のよさが実感できます。今年も、漱石俳句ウォークラリーを通して、子どもたちの芳野愛がまた育まれました。  

 

 

 

11月1日 きくばり通り

菊の開花が本番を迎えようとしています。

上学年の一人一鉢は、あいさつ通りに並べています。そこを毎朝登校してくるのが2町内の子どもたちです。子どもたちは徐々に開花していく菊を見ながら登校できるのです。

朝日を受ける花弁はとても美しいです。花びらによっては色が輝いて見えます。とても素敵です。

コスモスを見ながら登校する3町内の子どもたち同様、毎朝の光景は当たり前なのかもしれません。しかし、その様子を見ている私にとりましては、きれいな菊に迎えられながら登校できる子どもたちは幸せだなと思っています。

 

 

 

 

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