12月

※新着順に掲載しています。

 

12月30日 冬らしい花壇

冬らしい日が続いています。一か月余り前までマリーゴールドやコスモスが咲いていた花壇ですが、今は花が減っています。冷たい風が花壇の上を吹いています。

今月、主事先生のおかげでおおむね冬支度になっていました。また、先日のグリーンタイムでも子どもたちが学級園をきれいにしました。先月まで栄えていたコスモスもマリーゴールドもほぼ姿を消してしまっています。これは次への準備なのです。

子どもたちが1月の球根植えに取り組みます。その備えです。コスモスなどの看板がさみしさを醸し出しています。が、この光景があるからこそ、芽が出てつぼみが付き、花が咲く光景に喜びを感じるのです。

1月からの緑化活動が楽しみです。

 

 

12月27日 里帰りの人を待つ「よしの百年桜の絵コンクール」入賞作品

年の瀬を迎えました。県外等で暮らしておられる本校区出身の皆さんが帰郷される時期となりました。そのようなとき、本校を訪問されることまあると思います。ふるさとの学校で卒業生を待っているものがよしの百年桜です。いまは冬のために葉さえ抱いていません。寒風に耐えて枝を伸ばして立っています。しかし、ひゃう年桜の周りに、子どもたちの「百年桜愛」が卒業生の皆さんを待っています。

その「百年桜愛」とは、秋に表彰した「よしの百年桜の絵コンクール」の入賞作品です。百年桜の柵の外に掲示板があります。そこに掲示してあります。卒業生の方々と変わらぬ「百年桜愛」を感じていただけます。

なお、反対側には満開時に撮影した百年桜の写真も掲示しています。写真を見ながら満開の百年桜を思い出していただければ幸いです。

 

 

12月24日 初冠雪

先週木曜日、芳野校区一帯が今季初めて冠雪しました。

 

 

1枚目の写真は夜明け後に撮影したものです。本校もご覧のように雪化粧しました。学級園に残っているイロハモミジの葉の上にもうっすらと雪が乗っています。また、百年桜の枝にも雪が乗っていました。国有林の木々もうっすらと雪をかぶっていました。

子どもたちは急いで登校してきて、さっそく雪遊びに興じていました。少ないようで、集めてみると結構な量の雪があります。「校長先生、これを見てください。」という声が聞こえてきたので振り返ると、4年生の子が小さな雪だるまを見せてくれました。

 

  

これから2月までは降雪の可能性があります。雪が降れば、普段の緑の風景が水墨画の世界になります。厳しい寒さの中にも子どもたちの感性を豊かに育む降雪によるその光景も、高地にある芳野の森緑の恩恵です。

今季も白い芳野小学校と心豊かになる子どもたちの姿を観ることになりそうです。

 

12月22日 学級園清掃と落ち葉集め

過日、各学年の子どもたちが学級園等の清掃に取り組みました。

2年生は学級園内の落ち葉拾いや除草活動に取り組んでいました。この時期は雑草が目立ちません。子どもたちは学級円買いから地中に伸びてきていた垣根の根を抜こうとしていました。また、中には推薦を抜いてしまい、あわてて植えなおす子もいました。しかし、こうやって、新たに植物の葉や球根を知るのですね。

一方、6年生はイロハモミジの葉を中心に清掃していました。ここ数か月、水を抜いていた池には、大量のイロハモミジの葉がたまっていました。自分たちの教室の前で黄葉していた葉がたまっていることと、一度に持ち上げると、体を隠すくらいの葉を取り除くことができます。「巨大ハンバーグみたいだ!」と言ってその膨大な量に感動し、ますます精を出して葉を集めていました。

おかげで学級園も池もはすっきりとなりました。

 

 

 

12月20日 自分たちに「きくばり」

先日、子どもたちが「きくばり活動」の整理に取り組みました。

5年生以下の子どもたちの菊は、ほとんどが健在です。「山手紅」や「白銀」などが咲いています。今回はそれらを剪定しました。

 

高い苗は1m程度の高さがありますが、半分以下にバッサリと切りました。目安は根元からおよそ15㎝の高さです。そうすることで、来季にも花がさします。実際、昨季、同様に処理していた菊が黄色や白の花を咲かせていました。また、芳野診療所でも同様にしたところ、大輪菊が咲いていました。昨季より花の大きさは小さくなったものの、学校でも診療所でも、観る人の心を癒してくれました。

 

菊の花は教室の花瓶にさしたり、希望する子どもたちが自宅に持ち帰ってたりして、今後も愛でて楽しむことになりました。自分たち自身への「きくばり活動」です。なお、鉢に残した苗は、1月にプランターなどへ移植します。そして、子どもたちの鉢には、新たにチューリップの球根等を植える予定です。

    

 

12月16日 黄葉も菊と競演

子どもたちの一人一鉢の菊は、まだまだ咲いています。終わった花も多いのですが、剪定することで一輪ざしっぽいはちも現れ、逆に健気に咲いているように見えます。その菊は、この十日間ほど、紅葉と競演してきました。そして、12月の中旬を迎えるころになると、その競演にイチョウも加わってきました。

 

 

運動場の南東側に大きなイチョウがあります。今年は黄葉が非常に遅れており、例年は周囲の紅葉よりも先に葉を散らしていますが、逆に遅れて見頃を迎えました。校長室から見ると、4年生の菊「山手紅」の向こうに見えます。手前の菊といいハーモニーを奏でているように、美しく黄葉しています。

 

とても美しい黄葉ですが、例年、まとまった雨や強風があれば、たちまち散ってしまっています。なので、悪天候が来る前の今が見ごろと思って、みんなで黄葉を楽しみたいと思います。

 

 

12月12日 ヤーコン収穫

今季も3年生が植えていたヤーコンを収穫する日がやってきました。子どもたちは農具倉庫で必要な道具をそろえ、にじいろ畑へと移動しました。

畑では茎や葉を取り除く活動に取り組みました。そして、ヤーコンを掘り始めました。あまり実っていないのではないかと心配していましたが、杞憂でした。すぐに最初に掘り当てた子どもの声が上がります。その声が合図になったように、次から次へとヤーコンを掘り出すことができました。収穫量も増えヤーコンが一輪車に重なっていき、子どもたちは喜んでいました。

ヤーコンは、健康によいということで、1980年代にアンデスから日本に持ち込まれたものです。子どもたちはヤーコンを家庭に持ち帰り、「健康食」を家族で共有します。てんぷらがお勧めです。

次年度もヤーコン栽培に挑戦する予定です。中山間地が栽培に適しているヤーコンです。標高355mにある本校は適地といえます。環境に配慮した「くまもとグリーン農業」に共感し、無農薬で栽培します。豊作をお祈りたいと思います。

 

 

12月9日 紅葉を愛でる学校生活

いま、本校一帯は紅葉真っ盛りです。芳野小学校では、運動所いうだけではなく、校舎内にいても紅葉の美しさに浸ることができます。

写真上2枚は、6年教室です。今年も6年生は教室の目の前のイロハモミジを愛でながら過ごすことができます。非常にうらやましい光景です。

また、次の写真は2階廊下から見えるイロハモミジです。とても美しい光景です。子どもたちは子の紅葉を愛でながら図書室や音楽室へと移動します。

これだけ素敵な森緑の恩恵があるのです。子どもたちの感性が豊かに育つのもうなずけます。

 

 

 

12月6日 とても遅れてやってきた紅葉の季節

高温が続いた芳野小学校付近ですが、先月中旬からようやく紅葉が目に見え始め、最近になって見ごろとなりました。

このところ毎年紅葉が遅れていました。正門付近、校舎裏…美しく赤く染まるはずのモミジもいつまでも緑色でした。そして今季も色がくすんで見えていました。しかし、11月下旬に入ると鮮かさが増してきました。そして12月に入り、さらに燃えるような紅色になっています。

子どもたちは運動場で紅葉に見守られながら遊びます。うらやましい光景です。これも芳野の森緑の恩恵を授からせてもっている光景です。

 

 

 

12月3日 音楽鑑賞会でホンモノの演奏を聞かせていただいた方へ「きくばり」

過日、熊本市教育委員会の「ホンモノにふれ感性を豊かにする授業づくり」事業がありました。本校は、音楽家の方による演奏会でした。

お一人はヴァイオリニストの上野清輝様です。ノルウェーの交響楽団でご活躍されており、13年間はコンサートマスターとしても楽団をけん引されていました。もうお一人はピアニストの中川大様です。中川様や指揮者や作編曲家としてもご活躍です。お二人は子どもたちを魅惑の時間・空間に招待されました。子どもたちは″ホンモノ”の音色に魅了されていました。

最後に子どもたちの代表が謝辞を述べました。その際、子どもたちが育ててきた「きくばり活動」の菊の花も感謝の気持ちを込めて贈呈しました。上野様と中川様はとても感謝されていました。

通常、演奏会の最後に贈呈されるものは花束です。鉢植えの花はあまり聞いたことがありません。子どもたちの感謝の気持ちを笑顔で受け取っていただいたお二人に、こちらが深く感謝の念を抱いた場面でした。

 

 

 

12月1日 「人権の花」運動で命を尊重する心、思いやる心を引き継ぎました

過日、令和6年度「人権の花」運動終了式を開催しました。これは、半年間かけて育てた花から採取した種子を次年度の学校へ引き継ぐための四季です。当日は人権擁護委員の馬場先生をはじめとした関係の皆様が参加されました。

本校の子どもたちが採取した種は、コスモス、マリーゴールド、そしてアサガオのそれらです。もともとヒャクニチソウを育て始めましたが、成長が芳しくなく種が取れませんでした。そこで、ヒャクニチソウの代替としてアサガオの種子を用意しました。

このアサガオは「芳野小ゲートプロジェクト」のものです。夏に咲いたたくさんの花が実り、種を付けていました。とてもきれいで育てた人の思いも種の中に詰まっているのでアサガオも準備したわけです。

今回も熊本市の人権擁護キャラクターのラブミンと法務省のキャラクター人KENまもるくんも登場しました。子どもたちは大喜びでした。

種は子どもたちに育まれている人権意識を次の学校へと運んでくれます。次年度の学校も芳野小学校も、今以上に優しさにあふれる子どもたちでいっぱいの学校であることを願っています。

 

 

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