3月
※新着順に掲載しています。
3月31日 早朝の百年桜
今朝も芳野小学校は静寂に包まれています。職員も児童育成クラブの子どもたちの姿もありません。気温は氷点下1度ほどです。空を雲に覆われています。そのような中、百年桜は静かに花を咲かせています。今日も満開の状態を維持しています。
ほぼ連日、定点撮影をしています。毎日の様子を比べていただくとわかるように、この1週間の変容は見事です。枝には新芽が見え始めているところもありますが、遠目では全く気になりません。本当に見事な満開の百年桜です。
今日は、午前10時からNHKによる取材の予定が入っています。熊本地震復興支援として百年桜が贈られた件の取材です。より詳しくお応えできるように、当時校長の井手先生に来校をお願いしました。南阿蘇西小学校と本校を結び付けた百年桜への思いを、井手先生が語られる予定です。
3月30日 百年桜 満開
28日、熊本で開花が発表されました。開花宣言から数日での満開です。市民の皆さんも開花の早さに驚いておられるという報道がありました。連日お知らせしているように、百年桜も同様の現象が見られています。そして、今日、出勤してみたら、見事に満開となっていました。
この時季には一般市民の皆さんも観に来られます。この日も気づいただけで私の在校中に3組の方が来られました。今朝は気温が低く、花冷えといった感じでした。そのため、花の蜜を求めてやってくる蜂の羽音は聞こえてきませんでした。風も冷たくて、皆さん寒そうにされていましたが、それでも花の美しさに感動されていました。
3月28日 雨ニモ負ケズ花が増える百年桜
昨日から今日にかけて、熊本地方はまとまった雨に見舞われました。午前11時過ぎまで雨が降り続けました。そのような中、退任式がありました。残念ながら、子どもたちの下校時刻も雨が降っており、百年桜を背景に写真を撮る人はいませんでした。
しかし、まとまった雨だったとはいえ、百年桜はほとんどの花を散らすこともなく、むしろ花を増やしていました。もう五分咲きではないかというくらい、たくさん咲いています。
今後は花冷えが続いて開花のペースを落としてくれると、花を愛でる機会が長くなりますね。
3月27日 早朝の百年桜 一気に二分咲きから三分咲き
今朝の芳野は6時過ぎから雨が降り始めています。遠くからは雷鳴も響いてきています。気温は高い状態です。
学校周辺のソメイヨシノの状況が一変しています。ちらほら見えていた花が、とても増加していました。出勤してみると、百年桜の状況も大きく変わっていました。花が全体に広がっています。昨日は、再いている花が白く目立っていましたが、もうその花はほかの花々の中に埋もれてしまっています。全体としても一分咲きにも遠く及ばなかったのに、二分咲きまたは三分咲きと言ってもいいような姿になっていました。定点撮影している枝も含めて26日付の写真と比べていただければ、変容の大きさを感じていただけると思います。
明日は百年桜の前で記念写真を撮影する保護者や職員がいると思います。週末には訪問される方にも喜んでいただけるはずです。毎日見ている私にとっては、この5年間で開花から最速で満開へたどり着きそうな勢いに、ただただ驚くばかりです。
3月26日 早朝 牛歩のごとく進む百年桜の開花
開花宣言して1日半が経ちました。写真は今朝の百年桜です。百年桜の開花は少しずつ、でも確実に進んでいます。遠くから見る百年桜は、ますます桃色を帯びてきました。枝にピンクの粒が付いているように見えます。目の前で見ると、それぞれのつぼみが大きく膨らみ、桃色の花びらがはっきりと確認できます。
そして、それらの中に白いものも増え始めています。桜花です。まだ一分咲きにも至っていません。しかし、少ない分、咲いた花は目立ちます。さらに、花はまるで群れるかのように互いに接している状況も見え始めました。
百年桜以外のソメイヨシノもたくさんのつぼみを付け、まるで百年桜を追い越すかのような勢いで花を咲かせ始めています。今日から明日にかけてはぐずついた天気になるようですが、あと数日は平年よりも高い気温で推移するそうです。しばらくは順調に開花が進むようで楽しみです。
3月25日② 春の足音 着実に
子どもたちの期待にこたえるかのように、よしの百年桜の花が増えています。その芳野小学校に、百年桜以外の植物も春の訪れを告げています。あいさつ通りのプランターでは、チューリップが岳を伸ばしています。例年であれば花を咲かせていますが、今年はつぼみどころか茎も見えていません。例年よりも遅い分、4月中旬の入学式に合わせて花を咲かせてくれるのではないかという期待が高まりつつあります。
そのあいさつ通りの軒先には、いつの間にかツバメが巣をかけていました。昨年使ってあった巣を補強して巣ごもりを始めているようです。また、にじいろ畑のコスモス園では、コスモスの芽が出ていました。
このように、いろいろなものが芳野小学校に春の訪れを告げてくれています。
3月25日① よしの百年桜 花が少し増えていました
写真は今朝10時過ぎの「よしの百年桜」です。昨日より少しだけ花が増えていました。
この日、児童育成クラブを16人の子どもたちが利用していました。10時過ぎ、その子どもたちが外遊びをするために運動場へ出てきました。子どもたちも百年桜の開花状況が気になっていました。開いている花を見つけると「校長先生、ここに咲いています!」「こっちも!」と喜んで教えてくれました。
今日も衣服を1枚減らしたくなるような陽気になっています。学校北側にあるコミュニティーセンター駐車場のソメイヨシノも花を咲かせ始めており、夜間観賞用の提灯が設置されました。明日はますます花が増えそうです。子どもたちの手に届く枝にも花が咲かせてくれそうで、子どもたちの期待は膨らむ一方です。
3月24日 よしの百年桜 令和7年春「開花宣言」
本日、08時00分、ソメイヨシノである「よしの百年桜」が5輪以上の花を咲かせていることを確認しました。令和7年春の開花を宣言します。昨日、熊本市では気象台の標準木で開花宣言が出されています。この5年間で、初めて熊本の標準木よりも遅い開花宣言となりました。
前日の日中には1輪でしたが、今朝は4輪ほど増えていました。開花した花は、子どもたちの目の高さよりも高いところにあります。しかし、登校してきた小屋運動場に遊びに来た子が寄ってきて、探していました。「あ、あそこにある!」と喜ぶ子、「わ、咲いてる」と穏やかにつぶやく子ー反応はそれぞれですが、桜花を見つけた喜びが伝わってきました。
これで芳野にも春が到来しました。今日からは、百年桜全体で花が開き始めます。例年、開花宣言時以上に花が増えて、目の前で愛でることができるようになると、長く鑑賞する子も増えます。同時に、鉢の羽音も聞こえるようになります。
4日後は令和6年度修了式が挙行されます。この日は、離任する職員を百年桜がお見送りをしてくれることになります…。
3月23日 今季初の1輪ー百年桜の開花宣言が目前
昨日から今日にかけても、芳野小学校一帯も春の陽気に包まれています。百年桜のつぼみはぐんぐんと膨らみ、多くのつぼみにはピンク色の花びらが目視できるようになってきました。そして、正午ごろ、百年桜の高いところに花びらを広げている桜花を1輪見つけることができました。今季初の花です。
開花宣言は、同じ個体に花が4輪から5輪を確認されたときに行います。本校でも同様に対応しています。ですので、開花宣言はできませんが、ようやく咲いている花が見つかり、うれしくなりました。
この後も好天気の予報ですから、百年桜は温かい春の陽光を全身に浴びます。この調子でいけば、明日は開花宣言できるかもしれません。
明日は令和6年度修了式の日です。子どもたちから、百年桜の開花を喜ぶ笑顔を見せておらえることでしょう。
3月21日 今年はつぼみの状態で㊗卒業
本日、卒業証書授与式を挙行しました。6年生は、芳野小学校生としての誇りを胸に抱いて、巣立ちました。
今日は門出にふさわしい好天気に恵まれましたが、よしの百年桜の枝で開花は確認されませんでした。私が着任してからの5年間で初めてのことです。しかしながら、式終了後には百年桜と記念写真に納まる光景が見られました。やはり、百年桜は心の拠り所なのだということをあらためて感じることのできた光景でした。
つぼみの状態ということは、これからの変容が期待できるという状態です。百年桜は卒業生の今後の生長を期待して、このような姿で送り出してくれたのだなあと思っています。
3月19日 三日連続の名残雪に凍えるつぼみ
写真は、今朝に撮影した芳野小学校と百年桜の様子です。今日も雪が降っています。高地にあるとはいえ、3月に熊本市内でこれだけの雪が降るとは、なかなか経験できない現象です。そのためでしょうか、百年桜のつぼみは固く閉じたままです。
遠くから見ると、薄く桃色がかって見えるようにも思えます。つぼみが薄い桃色を帯びているからです。しかし、つぼみの膨らみはゆっくりです。
未明の雪は多かったようで、樹木や掲示板の庇、屋外の車には雪が積もっています。学校周辺も雪化粧をしていました。地面等は雪を解かすことのできる温度だったようで、道路等は雪の解けた水がたまるなどしていました。もしも雪が解けずにいたら、数㎝の積雪となり、臨時休業しなければならなかったと思います。
いよいよ明後日が卒業証書授与式です。百年桜の開花は微妙ですが、それでも子どもたちの巣立ちを見守ってくれます。数輪でいいので、開花してくれるとありがたいです。
3月18日 チューリップの芽の色
昨日は雪が降るなど、朝は冬に戻ったような気候が続いています。先週は、熊本市の最高気温が10度を上回る日が続いていました。昨日も日射しがあった昼休みには温かく感じました。標高の高い本校は平地よりも3℃から4℃低めなのですが、それでもひところよりは気温が高めに感じます。そのおかげで、チューリップの芽が順調に伸びてきています。
毎日、環境委員の子どもたちがチューリップのお世話をしてくれており、先週の温かさもあって、芽が太くなってきています。毎日お世話をしている子供たちはその成長に気づきにくいのですが、土日をはさんだときには芽の伸びに気づくそうです。また、ときどき一緒にお世話をするお友達は、そのたびに芽の伸びに気づき、感動しています。
校長室前のチューリップの芽は紫色を帯びています。その理由をある子どもに尋ねてみましたが、「なんでだろう。」と言っていました。花の色と関係していることを知らなさそうです。きっとこの子は、つぼみが色づいてきたときに、その理由を見出すと思います。
そのころになったら、もう一度同じ質問をして、感動してもらいたいと思います。
3月17日 名残雪 百年桜のつぼみはますます固く見えました
今朝の熊本地方は雪が舞いました。芳野小中学校一帯も、校舎屋根や近所の畑がうっすらと白くなるくらい雪が降りました。標高355mとはいえ、3月中旬、しかも卒業式直前の時期に降雪のあることは珍しい現象でした。そのような朝でしたが、環境委員の当番の子は、チューリップに水をやっていました。
午前9時ごろからは柔らかな陽光が射し始めました。桜のつぼみはますます膨らんできているようです。しかし、今朝の寒さのためか、ますますつぼみは固く見えました。
1年前の18日、百年桜が開花しました。今年は確実に遅れるようです。今週金曜日の卒業証書授与式の日、開花した百年桜が6年生を祝ってくれたらありがたいのですが…。
3月16日 RKK熊本放送様が百年桜を撮影
14日始業前、百年桜の枝を子どもたちが見ていました。近づいて確かめると、つぼみが膨らんできています。
実はこの日の早朝、RKK熊本放送様が来校されました。目的は、百年桜の撮影です。百年桜は開花までは程遠い状態です。この日は、そのつぼみの状態を撮影に来られました。
取材班の皆さんは、地上からの撮影に加えてドローンも持参されていました。取材の方の操作により、ドローンは静かに上昇を始めると、意志を持っているかのような動きを見せました。
その後、校庭で遊ぶ子どもたちが増えてきました。すると、撮影に気づいた数人が近づいてきます。テレビカメラの興味津々です。RKKの方はそれを察してくださって、カメラを見せてくださいました。
RKK様は、今後も数回来校されて、継続取材される予定です。報道の内容につきましては、今後を楽しみにしていただければと思います。
3月13日 グリーンタイム
昨日、3月のグリーンタイムに取り組みました。今回は卒業証書授与式に向けて、全校で手分けをしてあいさつ通りや学級園、運動場の環境整備でした。あいさつ通りではプランターを再配置しました。学級園では除草をしたり、耕して土に呼吸させたりしました。運動場でも除草をしました。
児童集会で「6年生を送る会」を開いたり、卒業証書授与式の練習をしたりしていますが、6年生の卒業はまだまだ先のような気がしています。この日の子どもたちも実感がわかないようでした。しかし、ある先生の「卒業する6年生のために」という一言で、少しは感じ取ってくれたようです。
今春は、梅もハクモクレンも開花が遅れています。チューリップも同様です。式当日に開花しないかもしれませんが、子どもたちのまごころが苗や苗を観る人に伝わればうれしいです。
3月9日 開花を控えている樹々
先日、梅の開花をお伝えしました。今、梅に続いて開花を控えている樹木があります。それらは、白木蓮(ハクモクレン)や桃の木です。
ハクモクレンは農具倉庫近くにあります。この日も運動場で遊ぶ子どもたちを見守っていました。そのハクモクレンの枝には、大きなつぼみが目立ち始めています。梅や桃よりも大きな花です。白っぽい花を咲かせます。
桃も白っぽい花を咲かせます。こちらのつぼみは梅よりも小さな状態です。ソメイヨシノのつぼみよりも小さいです。開花はまだまだ先になりそうです。
桃といえば、3月3日は桃の節句でした。桃の木には厄除けや魔除け、不老長寿の意味があります。また、「桃」の字には多産の意味があり、子孫繁栄にもつながっています。そして、女性の愛らしさや強さを意味しています。桃の花の花言葉は「気立てのよさ」は、「女性の愛らしさ」と関連付けて考えてあるのかもしれません。
梅、ハクモクレン、桃、そしてソメイヨシノの百年桜…それぞれの開花を楽しみながら、季節の移ろいを味わいたいものです…。
3月6日 梅が開花しました
本校の梅が開花しました。昨年と比べて1か月以上遅い開花となりました。数日続いた季節外れの温かさが開花を促したのだと思います。
開花は昨夕に確認しました。先日までは穏やかだったり、風雨の強い荒れたりする天候でした。しかし昇降口の温度計が14度を指すような暖かい朝もあり、春のような気温が開花を促したのでしょう。梅は濃い桃色が印象的な美しい花びらを広げています。
明日の朝は気温が1℃まで下がるらしいですが、ひところよりは高めの気温が続くそうです。このまま続々と花を咲かせていくことが期待できそうです。
3月3日 開花が遅れている梅の花
2月のこのコーナーで、運動場入り口の梅の花の情報をお伝えしておりました。その後、あるときは雪が積もったりあるときは温かな陽光を浴びたりしながら、2月を過ごしてきた梅の花です。まだ開花していません。濃い桃色のつぼみは固く閉じたままです。全国的に今季の梅の開花は遅いそうです。本校の梅も同様のようです。
今週も氷点下4度ほどまで下がった朝もあれば、春を思わせる陽気になった昼間もありました。異なる季節が同じ日に同居するような気候が続き、梅も困惑しているのでしょう。もう少し待てば、必ず開花してくれるはずです。梅の開花が遅くなり、ソメイヨシノの開花が早まれば、梅と桜の花を同時に楽しめるかもしれません。それを楽しみにしながら3月を過ごしたいと思います。
3月1日 顔を出したチューリップが増えました
毎朝、環境委員の子どもたちはあいさつ通りの植物のお世話を続けてくれています。この日はクラスのお友達も一緒にあいさつ通りに来ていました。
環境委員の子が水をあげる前に、お友達は“露払い”みたいに先を歩いています。そして、プランターを一つ一つ確認しています。すると「1,2,3・・・・、10個に増えている!」と言っていました。増えているものは顔を出したチューリップの数です。次のプランターも、その次のプランターも、数えるたびに発芽しているチューリップが増えているようです。お友達は笑顔で私にも教えてくれました。
その先には、開花が遅れている梅の花のつぼみが見えます。梅の開花は遅れているものの、発芽した
チューリップの数が増えていることから、子どもたちは春が確実に近づいていることを感じ取っているようでした。