芳野地域学習「芳野学」小中一貫教育編
ふるさと芳野を誇りに思う心を育む9年間の学び ー「芳野学」
芳野小中一貫校学校では、生活科及び総合的な学習の時間において、芳野校区に関する学習や体験活動を実施しています。これらの学習活動を「芳野学」と呼んでいます。「本校の教育」の部屋で紹介している小学校6年間の教育課程における「芳野学」から中学校へ連続しています。小学校において育んだ「『学び』の心」を、さらに中学校において育てていきます。
小中全児童生徒で取り組む活動があります
全校児童生徒で活動するものとして、「芳野小中フルーツの森」などがあります。同時活動というよりも、各学年が同じか通津に取り組む形式です。ブルーベリーやイチジクの幼木を植樹し、将来に渡ってお世話をしていくことにしています。これまでには、「芳野中学校学習文化発表会」への小学生の参観等を実施しています。また、児童生徒代表からなる芳野小中一貫校子ども会議では、子ども発案の取り組みを進めます。
小中合同登校や小中一貫校運動会は「芳野学」ではありませんが、小中交流活動の意識を高める機会となっています。
小中異学年による交流があります
小中の一部の学年が一緒に活動する時間もあります。旧「芳野コスモス園プロジェクト」などがそれにあたります。同プロジェクトは、中学3年生が主として活動し、小学生は種まきや除草活動をしました。また、中学1年生と小学6年生の英語の合同授業を実施したこともあります。
小学生にとっては中学生の姿が模範となり、将来の自分の姿をイメージする時間となります。中学生にとっては年長としての自覚や自らの学び直しの機会となっています。
「憧れ憧れられる育ちの環」をつくる社会性育成の場
本小中一貫校の全児童生徒数は100人程度です。多様な人と触れ合う機会が少ないという現状があります。9年間の系統を立てている「芳野学」では、できる限り小中異学年交流を設定し、少しでも多様な人とのふれあいの機会を一人一人の育成につなげたいと思っています。
芳野小中一貫教育のキーワード「憧れ憧れられる育ちの環」をつくるとともに、社会性育成の貴重な機会となっています。
内容については、他教科との関連も含めて、毎年少しずつ見直しています。見直した内容は芳野小中一貫校カリキュラムマップに整理して小中学校で共有し、実践します。
小学校における「芳野学」の紹介をご覧になりたい場合はこちらからお入りください(内容は一部重複します)。