校章・校歌
校章・校旗
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全体:「杜の都くまもと」を表す緑の下地です。
中央にグローバル化・情報化等の社会の変化に対応して発展する白い円を置き、その中に熊本の頭文字「K」と
ビジネスの頭文字「B」が組み合わせてあります。
また、「K」の直線と鋭角はビジネス実務教育の厳しさや正確さを表し、
「B」の曲線とえび茶色はたくましく心豊かな人間性を意味しています。
校歌紹介
校歌は、校訓、校章とともに学校の創立目的や風土などを表します。卒業後、若き日を懐かしみ、
誇りをもって学校生活を思い出す時の調べともなります。
本校の校歌は、作詞が山口白陽先生、作曲が梅沢信一先生です。
歌詞の一番は、昼間部の学生が、毎朝、熊本城の鯱(シャチホコ)を仰ぎながら集い、
ビジネス実務の勉強と社会人としての豊かな人間的成長に励み合う様子を謳っています。
二番は、夜間部の学生が、昼間の仕事を終えた夕暮から、ビジネス実務の向上に努め、社会人同士がふれ合い響き合い
励み合う姿を謳っています。
二番二行目の「影黒き金峰山彙(い)」は、西の空に日が沈み宵の明星(金星)が現れる頃、夕闇の中に黒い影となって
浮かび上がってくる『肥後三山:金峰山、熊の岳、那智岳』(カルデラの外輪群)の美しい情景を表現しています。
〔※山彙は、山々が連なっている意味です。〕
また「望みてここに」には、入学目的である知識・技能の習得やより高度な検定資格取得、希望の就職をめざす学生達が、
励み合い助け合いながら、誠実・謙虚に努力する精神が強く謳い込まれています。
校歌制定の頃の社会情勢は、昭和20(1945)年日本はそれまでの十五年間にわたる戦争に敗れ、悲しみと貧窮の中で
混乱していました。そのような中、本校は四年後の昭和24年(1949)年に創立しました。六年後の昭和26(1951)年、
サンフランシスコ平和条約を締結、翌年昭和27(1952)年の4月28日に発効して独立国となり、国民は戦後復興を夢見ました。
校歌は、ちょうどこの昭和27(1952)年4月の独立自尊の年に制定されたのです。このことが三番に「甦がえる日本の生命」と
表現されています。やっと訪れた平和の中で、戦後復興の希望に燃え、経済界の第一線で役に立つビジネス実務の実力を
身に付けて、社会で貢献することを願っています。
一番から三番の最後の一行は、「商業の実務を磨く、鍛う、窮む」とまとめ、現実社会に通用するための、本校ビジネス実務教育の
「真の厳しさ」を表現しています。