令和6年度教育方針
1 本校の使命
起業家精神(チャレンジ精神、創造性、探究心等)をもって、地域の持続的な発展を支え、個人の幸せと社会全体の幸せの実現を目指す人材を育成する。
2 目 的
実務に必要な実践的かつ専門的知識及び技能を修得させるため、専門課程の教育を行うことを目的とする。(学則第1条)
3 教育理念
本校の使命を達成するために、次の教育理念に基づいて教育を行う。
「起業家教育を柱に、新たな時代に対応したビジネス教育を行う。」
(1)起業家精神と起業家的資質・能力を育成し、ビジネスを通じて地域の課題を主体的、継続的に解決し、新たな価値を創造する実践力を養う。
(2)時代の変化やイノベーションに対応しながら、ビジネスの実務に必要な実践的かつ専門的な知識や技能を修得させる。
4 人材育成方針
次のような資質・能力をもった人材を育成する。
(1)起業家精神(チャレンジ精神、創造性、探究心等)と起業家的資質・能力(情報収集・分析力、判断力、実行力、リーダーシップ、コミュニケーション力等)を持ち、地域の課題をビジネスを通じて解決することができる人材の育成。
(2)ビジネスに必要な実践的かつ専門的な知識及び技能を修得し、高い志や意欲をもって、多様な他者と協働しながら新しい価値を創造できる人材の育成。
(3)日本の文化や地域の特色を理解し、グローバルな視点で物事をとらえることができる豊かな人間性を持った人材の育成。
5 卒業認定・称号付与の方針(ディプロマ・ポリシー)
人材育成方針に即した学修成果を収めて、かつ所定の授業を履修し、卒業に必要な科目の認定を受けた学生に対して、卒業を認定し、専門士(商業実務専門課程)の称号を付与する。所定の在学期間中に収めるべき学修成果は次のとおりである。
(1) 全員に共通する学修成果
・起業に関する専門的な知識やクリエイティブな発想力、挑戦する力をもち、将来起業することができる。
・情報機器とソフトウェアを活用する技能と、他者と協働して課題解決に取り組むコミュニケーション能力を適切に活用することができる。
・ビジネスに必要な情報活用能力やプレゼンテーション能力を適切に活用することができる。
(2) 履修の仕方によって異なる学修成果の例
・ウェブマーケターやメディアクリエイター等に求められるITスキルをビジネスに活用することができる。
・WEB、CG、映像、音響などのメディアデザインの知識や技能を有し、ディジタルメディアをビジネスに活用することができる。
・「ITパスポート」や「MOS」等の資格取得の学習を通して身につけた知識や技能をビジネスに活用することができる。
・「簿記検定」等の資格取得の学習を通して身につけた企業会計や税務に関する知識と、経営分析能力をビジネスに活用することができる。
・観光関連業界で求められる観光ビジネスに関する専門的な知識と、語学力をビジネスに活用することができる。
・SNSに関する専門的な知識や技能を有し、ビジネスにおける情報発信を効果的に行うことができる。
6 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
本校の人材育成方針や卒業認定・称号授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる知識・技能を学生に修得させるため、次の取組みを行う。
(1) 「共通科目」、「選択科目」の学修区分を設定し、科目分野として起業、情報、観光、外国語、資格取得等に分類する。これらの学修区分、科目分野がバランス良くかつ体系的に編成されたカリキュラムを用意する。
(2) この教育課程に基づく授業が、学生一人一人の学修効果を向上させるように、課題解決型、能動的参加型の授業を実践し、個に応じた丁寧な指導を行う。
7 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
人材育成方針に定める人物を育成するために、次に掲げる人物を求める。そしてこのような入学者を適正に選抜するため、多様な選抜方法を実施する。
(1) 高等学校等までの学習や様々な活動を通じて、基礎的な学力を有し、基本的な思考力・判断力・表現力を修得している人。
(2) 主体性をもって学びに向かう姿勢があり、多様な人々と協働して学ぶ意欲がある人。
(3) ビジネスに関する専門的な知識・技能を活用して、地域社会で活躍することを目指す人。
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