フロンティアコンテスト ファイナリスト5チームが決定!!
令和8年7月6日発行
発行元:千原台高校魅力づくり部
本校では、令和6年度よりソーシャルビジネスアイデアコンテスト(通称「フロンティアコンテスト」)を毎年開催しており、今年度で3回目を迎えます。 昨年度は、本コンテストで最優秀賞を受賞した株式会社KineLinkが、プロジェクト資金を活用して学生起業を実現しました。これは本校初の事例として、大きな注目を集めました。 今年度は、15件のビジネスアイデアが集まりました。校長先生とお二人の教頭先生方による厳正な審査の結果、次の5チームが最終選考に進むこととなりました。
エントリーNo.1 チーム名:一本満足バー ビジネスアイデア名:空き家下宿化プロジェクト
社会問題化する空き家と公立高校の学生寮不足をマッチングさせるサービスを考案しました。とくにリフォームなしでの現状渡しと見守りサポートを組み合わせるのが特徴です。 自分たちのビジネスアイデアをしっかりと発信できるように頑張りたいです。
エントリーNo.2 チーム名:千原台男子ハンドボール部 ビジネスアイデア名:未来の回覧板プロジェクト
回覧板の未読・未回覧問題を解決するため、電子回覧板導入をサポートするサービスを提案します。導入に躊躇する自治会の不安を解消し、スムーズな運用を支援するビジネスモデルです。ファイナリスト選出を励みに、全力で頑張ります。
エントリーNo.3 チーム名:編集者発見サイト ビジネスアイデア名:ショート動画編集者発見サイト
「編集して欲しい人」と「編集したい人」をつなげるシェアリングエコノミーを考案しました。事業化された現サイトを聞き手がイメージできるような詳しく、わかりやすい説明を目指して頑張ります!
エントリーNo.4 チーム名:字幕感性ローカライズ ビジネスアイデア名:感性ローカライズ字幕
ショート動画を海外に届けたい投稿者を支援できる、現地の言葉や文化に合った自然な字幕を作るサービスです。本選に向けて、より分かりやすい発表ができるよう頑張ります。
エントリーNo.5 チーム名:work verse ビジネスアイデア名:VR job fair
VRで業務を疑似体験し、AIで適性を可視化。採用ミスマッチを解消し、企業と求職者の納得感あるマッチングを実現するビジネスアイデアです。 笑顔で終われるように最高のパフォーマンスを見せたいです。
最終審査は7月14日(火)、くまもと森都心プラザ2階「XOSS POINT」にて行われます。審査員にはすべて外部の方々をお迎えし、より実践的で多角的な視点からの評価が行われます。 ファイナリストに選出された各チームが磨き上げてきたアイデアが一堂に会する本審査。当日はどのような競演が繰り広げられるのか、今から大きな期待が寄せられています。また、プロジェクト資金を獲得するのはどのチームなのか、その行方にも注目が集まります。 本校の教育目標は、「『一生懸命はカッコイイ!』を実践する学校づくり ~『チャレンジ・チェンジ・チャンス』で成長の好循環を~」です。今回の挑戦は、まさにその理念を体現するものです。生徒たち一人ひとりの真剣な取り組みが、大きな成長へとつながることを期待しています。
ビジネスアイデアづくり集中講座開催
令和8年6月17日発行
発行元:千原台高校魅力づくり部
本校では、令和5年に一般社団法人ワンサウザンを立ち上げ、生徒の挑戦を後押しする環境づくりを進めています。その新たな取り組みとして14日(日)に「ビジネスアイデアづくり集中講座」を開催しました。 初めての試みであったため参加者が集まるか不安もありましたが、当日は3年生2名が参加しました。講座では、株式会社Gen CXO Studio代表取締役の後藤様にTAとしてご協力いただき、終日にわたってビジネスアイデアの創出に取り組みました。
参加した2名は、1年生の1学期にもビジネスアイデアづくりを経験していますが、その際は時間をかけて段階的に進めるものでした。今回は短期集中型であったため、「本当にアイデアが形になるのか」という不安もありましたが、2人の主体的で前向きな姿勢に支えられ、約5時間という短時間で、粗さは残るもののビジネスアイデアを形にすることができました。 完成したアイデアについては、後藤様から丁寧なフィードバックをいただきました。今後はさらにブラッシュアップを重ね、校内のソーシャルビジネスアイデアコンテスト(通称:フロンティアコンテスト)へのエントリーを目指します。
今回の成果の要因の一つは、自分自身の「モヤモヤ」や違和感を丁寧に言語化し、それを構造的に整理できたことにあります。そこから問題の本質を捉え、解決策としてのアイデアへと落とし込んでいく過程では、何度も試行錯誤を繰り返しました。最も苦労する場面でもありましたが、後藤様の的確なサポートにより、少しずつ魅力あるアイデアへと磨かれていきました。
講座後の感想では、「とても楽しかった」「楽しかったけれど難しかった」といった声が聞かれました。2人とも休憩も忘れるほど夢中で取り組み、その姿からは、ビジネスアイデアづくりの面白さと難しさの両方に引き込まれながら、学びを通して大きく成長していく様子が感じられました。
また、後藤様がイントロダクションで話された「問いを立てる」ことにも挑んだ濃密な時間でもありました。「問うこと」「疑うこと」「追究すること」の三位一体である“問いを立てる力”は、これからの時代を生きる若者にとって重要な力です。本講座は、その大切さを実感できる貴重な学びの機会だったように思います。 今回の講座を通して、生徒たちは自身の課題意識を出発点に思考を深め、短時間でアイデアを形にする力を育むことができました。今後もこのような実践的な学びを通して、一人ひとりの挑戦を支えていきます。
1年プチ探究 ビジネスアイデアづくり中間発表会!
令和8年6月15日発行
発行元:千原台高校魅力づくり部
10日(水)、1年生全員によるビジネスアイデアづくりの中間発表会が行われました。校長先生や友枝教頭先生をはじめ、ゲストアドバイザーの先生方をお招きし、各チームのアイデアに対して助言をいただきました。
発表では、着眼点のユニークさが際立つアイデアが多く見られ、アドバイザーの先生方からも「楽しい時間だった」との感想が寄せられました。
また、1組では新しい取り組みとして、日頃から企業や学生の商品開発やビジネスアイデアづくりをサポートしている外部の方2名をお招きし、発表会のあと、先生たちと一緒にビジネスアイデアのブラッシュアップをお手伝いいただきました。その中のお一人、熊本マーケティング研究所の宮崎様からは、「3C分析」という考え方を教えていただきました。これはCustomer(お客さん)、Competitor(ライバル)、Company(自分たち)の3つの視点からアイデアを見著す方法です。「自分たちのアイデアの強みは何なのか?」をしっかり考えることが大切であるというお話があり、その実践として3C分析にも挑戦してみようと提案していただきました。
今回のビジネスアイデアづくりの学習を通して、世の中の商品やサービスが、多くの条件をクリアした上で世に送り出されていることに気づいたのではないでしょうか。たとえば、100円ショップ最大手のダイソーでは、毎月およそ1,200点もの新商品が開発・販売されています。その背景には、さらに多くのアイデアが審査にかけられ、何度も選別されている過程があります。
商品開発の現場では、若い社員も多く活躍しています。つまり、ビジネスアイデアづくりに年齢に関係なく誰でも取り組める価値あるものです。若いからこそ気づける不便さや共感できる視点があり、「解決したい」という思いが強いほど、より良い商品やサービスにつながっていきます。
また、柔軟な発想も重要です。熊本市内で利用が広がっているシェアサイクル「Charichari」は、「自転車は個人で所有するもの」という先入観(バイアス)を覆した例です。普段あまり自転車に乗らない人にとっては、いざ使おうとすると空気を入れることからはじめ、準備が面倒に感じられることがあります。「少し移動したいときに気軽に借りられたら便利」という潜在的なニーズに応えたサービスと言えるでしょう。このように、先入観から解放されることで、新しい発想が生まれます。
ビジネスアイデアづくりもいよいよ佳境に入っています。今回の学びを生かしながら、さらにブラッシュアップを重ね、より魅力的な商品・サービスへと仕上げていってほしいものです。期待しています。
3年課題研究 IoTビジネスゼミが県立大との連携!!
令和8年6月3日発行
発行元:千原台高校魅力づくり部
3年情報ビジネス探究科では、「課題研究」の授業において探究的な学習に取り組んでいます。
本授業はゼミ形式で進められ、生徒一人ひとりの興味・関心と、商業科教員の専門性を組み合わせてテーマを設定しています。現在、各ゼミで活発な活動が展開されています。
今回は、その中から南川先生が指導する「IoTビジネスゼミ」の取り組みをご紹介します。
南川先生は昨年度、熊本青年会議所主催の「大西市長マニフェスト検証会」に登壇した「災害×DX」チームの伴走支援を行う中で、県立大学総合管理学部の佐藤先生とご縁が生まれました。そして今年度は、両者による共同プロジェクトがスタートしています。
そのテーマは、「IoTを活用した芋焼酎づくり」です。
プロジェクトは校内での畑づくりから始まりました。昨年度、「さつまいとの魅力を伝えよう」チームが開墾した畑を活用し、さらにその約2倍の広さに拡張。南川先生はこのさつまいものプロジェクトにも昨年度も関わっていたことから、準備は非常にスムーズに進みました。
先月28日(木)には佐藤先生が来校され、生徒たちとともに生育過程を記録するためのカメラを設置しました。この装置はソーラーパネルを活用した自家発電型で、将来的にはAIが作物の生育状態を監視し、必要に応じて自動で水やりを行う仕組みの導入も予定されています。
この取り組みは、いわゆるスマート農業の最先端技術に触れながら、それをビジネスへと応用し、課題解決を目指す実践的な学びとなっています。
現在、ゼミ生には佐藤先生から「マイコン制御のためのプログラムを考える」という課題が出されており、技術面での学びも深まっています。
IoTビジネスゼミの取り組みは、農業・テクノロジー・ビジネスを融合させた非常に先進的な探究活動です。実社会とつながる学びの中で、生徒たちは課題発見力や実践力を身につけています。今後の成長とプロジェクトの発展にぜひご期待ください。
1年探究オリエンテーション 人がAIに勝るものは?
令和8年4月21日発行
発行元:千原台高校魅力づくり部
15日(水)、1年生を対象に「総合的な探究の時間」のオリエンテーションを行いました。
「探究」とは、辞書では「ものごとの意義や本質を探り、見極めようとすること」と説明されています。少し難しく聞こえますが、簡単に言えば「物事を深く掘り下げること」です。
本校の探究学習は、「誰かの困りごと(課題)を出発点にし、その解決のための行動(Action)を起こしながら社会をより良くしていく学び」です。そして、その過程を通して社会で役立つ力を身につけていくことを目標としています。
なぜ、本校は「探究科」を創ったのか
その理由は、急激に変化する時代を生き抜く力を育てるためです。
オリエンテーションでは、オックスフォード大学の研究者が発表した「将来なくなる可能性がある職業」の予測を題材に考えてもらいました。この未来予測が発表された当時、AI(人工知能)はまだ身近な存在ではなく、私をはじめ「遠い未来の話」と感じた人も多かったと思います。