令和6年11月
給食の時間に全部食べるように促してくださるのは一緒に食べる先生たちです。食べ物を粗末にしない、ということなんですが、食べ物を粗末にすることが平気になってしまうのは避けたいですね。小さなことですが、そういう「平気さ」はいろんなところにつながってくるのだと思います。「こんなに残って返ってきたら、作った人がつらい思いをするだろうな」という、人の心の痛みを想像することがたくさんの人たちと生きていく社会には必要なんですよね。そういうことを想像しながら食べるということは、栄養を取る以上の価値がある時間だと思っています。給食の時間に担任の先生たちは、お忙しい中にもとても大切なことを教えてくださっています。 |
1年生、上手ですね。最後、人数分のご飯を過不足なくつぎ分けることができました。これも早く準備を完了させるために大事なことですね。 |
一昔前、レコーディングダイエットというものが流行りました。食事や体重を日々記録(レコード)することで、食習慣の傾向が可視化でき、食行動を自己管理できるようになるというダイエット方法でした。自分の習慣というのは、なかなか見えにくいものですよね。なんというか、日々変わらぬ景色のようなものというか。小学生の時、生活科でアサガオの成長を記録しませんでしたか?アサガオの成長を記録することで、変化をみつけることができました。記録というのは、習慣の問題点に気づき、意識化するのに有効なんですね。1年生は、まずは自分の良い変化を意識して、適正量食べることによる健康を目指しています。 |
11月24日は和食の日です。24日は日曜日なので、今日、和食献立を実施しました。1時間目が終わるころはサバを焼いた時の香りが校舎に漂ってきていました。あとで聞くと、「美術室(調理場と反対側)までサバのにおいが届きました」とのことだったので、校舎中がサバ臭だったようですね。それでも、「こういう献立大好き」と言ってくれる西原中生です。ハンバーグ献立ではなくてこういう渋めが好みだそうです。素敵中学生です。汁物はだご汁です。熊本の日常食だっただご汁は、郷土料理として「大切に継承しましょうね」と言われる時代になりました。食べつないでいくことが文化です。しかし、いまドングリを食べていないように、いつかなくなるかもしれないのも文化だと思っています。 |
1時間目の合志先生の授業を参観してきました。カレーと醤油のシミ抜き実験の授業です。カレー染みだなんて手ごわいシミです。だって、カレー͡粉のターメリック(いわゆるウコン)は、黄色の染料ですからね。ターメリックで染めた黄色の布もあるくらいなので、カレールウが布に染みたら簡単に取れませんし、しかも油じみという手ごわさです。しかし上手にあて布の方に染みを移して、上手にシミ抜きができていました。授業の最後に先生が「給食で食べこぼしてしまった時はどうしたらいいでしょう」とみんなに問いかけました。答えはできるだけ早く、あて布をしてしみ抜きをする、ですね。私は隣にいた新美先生に「保健室に行くですよね」とつぶやいたら、新美先生は「正解です」と言ってくださいました(笑)。とりあえず、体操服をもって保健室に行きましょう。そして、素早くしみ抜きをして、今日得たスキルを実践しましょう。食べこぼしが楽しみになりましたか?制服を買ってくださった保護者さんたちは食べこぼしは歓迎されないので、給食は食べこぼさないように上手にゆっくりいただきましょう。 |
混ぜご飯ができる季節になりました。「混ぜご飯の季節になりました」ではありません。具を温かいご飯に混ぜ込むとそれだけ細菌の繁殖の危険性が高まるので暑い季節の混ぜご飯は避けています。やっと涼しくなったので、混ぜご飯です。涼しくなったとはいえ、調理場で混ぜ込み作業をするときは厳戒態勢で混ぜ込み部隊の調理員さんたちは、手で容器を触らないように、まるで手術中の医者のように手を顔の前にあげて次のご飯が来るのを待ちます。素揚げしさつまいもの甘みもあって、とてもおいしい混ぜご飯でしたね。 |
今日の午後は1年生の総合的な学習の時間に海洋環境シンポジウムを行いました。今年度は、岩手県釜石市でみんなの給食食材を作られている津田商店の津田さん、サステナブルジャパンの東濵さん、ヒトツムギの木口屋さん、海苔養殖会社潤輝の梅田さん、熊本市上下水道局計画調整課の松下さん、佐藤さんにパネリストとして参加いただきました。それぞれの仕事の中でのお取組が、海洋環境につながり、そしてまた海洋環境がわたしたちの食と生活につながっていることが分かる話でした。そして、東濵さんから皆さんに新たな提案がありましたね。ぜひ実現に向けて動きましょう。 |
1年生は5、6時間目に海洋環境シンポジウムを行います。今日は熊本市上下水道局計画調整課の職員の方たちもお話しいただきます。写真は朝自習の時間に、下水道と汚水処理について予習しているところです。楽しみですね。 |
今日は風の強い1日でしたね。昼休み、吹き寄せられた落ち葉を風に飛ばして遊んでいました。色とりどりの落ち葉が宙に舞ってとてもきれいです。こんなゆったりした時間と学校という空間がないと、落ち葉を何度も宙に舞わせてみようなんてできませんね。一見無意味に思えることを友達と笑いながら楽しめる素敵な時間です。都会のアスファルトの中ではこんなことできないでしょうし、今のうちに大人に「意味がない」と言われそうなこともたくさん楽しんでください。 |
郷土菓子いきなり団子をモチーフにしたいきなりあんパンです。あんを固すぎず、やわすぎず、パンにはさめるくらいでゴールするのが難しい献立です。今日は上手にできました。固さも正解、みんなの食べ方も正解でした。1年生は初めてのセルフあんパンだったですね。 |
中間テストから解放されて、自由になりましたね。2日間お疲れさまでした。昼休みの栄養教室の後、昇降口の前を通ると汗をかいた2年生がドタバタと運動場から返って来ました。何をやってたのか尋ねると、女子も男子もみんなで仲良くドッヂボールをやってたそうです。保護者の皆さん、「体育がないのになんでこんなに汗をかいて帰ってきたのだろう」と不思議に思われるかもしれません。こういう平和な昼休みを過ごしているので、汗かいてます。私がカメラを向けていたら「これホームページに載るバイ」と言ってたので、何枚も撮った写真から「載るバイ」予告をしたあなたの写真を掲載することにしました。みんなが体を動かして笑顔になるようなエネルギーの使い方をしていて、食べ物も食べられた甲斐があったと思っていると思います。 |
来週19日、1年生の総合的な学習の時間は海洋環境シンポジウムを開催します。これまで自分たちで情報収集して解決できていない課題について、仕事として取り組んでいる大人の人たちの話を伺います。今日の総合的な学習の時間は、解決できていない課題についてどんな質問をすればいいかについて考えました。 |
今日はそぼろ丼なのですがごはんにかけている人が少なく、ばらばらに食べている人が多かったです。でもまあ、この茶碗に大盛のごはんをよそったときにドンブリになんてできませんね。口の中でドンブリにするしかありません。それにしても、今日のそぼろ丼はドンブリにできたとしても(肉をご飯にのせる)、箸で食べるのは難しかったですね。難易度4です。そぼろ丼、白玉汁、この組み合わせにスプーンはいかがなものか、けしからん、ですかね。「和食の時は箸。それが食育」なのでしょうが、ポロポロこぼれ落ちるひき肉そぼろを食べるために茶碗に口をつけて食べないといけないことを考えると、スプーンでもよくないか?と思うようになっています。「そぼろ丼、白玉汁に匙」こう書いたら、和食でも匙ならありじゃないか?と思えますね。匙は平安時代から日本にあるのですから、和食の道具です。そう思うようにしましょう。完食して栄養価を充足させることを優先して、食べやすさを考えてドンブリの時は匙をつけてみます。(取り合えず一度チャレンジしましょう。小心者なので「和食にスプーンは変でしょ」と言われたらすごすごと箸に戻します) |
1年生は毎週火曜にセルフモニタリングを行ってます。先週は保護者さんの感想までお世話になりました。お子様の食べている量をご覧になりいかがだったでしょうか。まだご覧になられていない1年生の保護者様はロイロの提出箱に入っていますので、そちらに感想など一言入れていただくと大変ありがたく思います。給食について家庭でも話題にあがることを期待しています。 |
今日は某製菓会社の有名なお菓子の日だそうです。和食の日はなかなか浸透してないのに、一つのお菓子で国民が祝賀モード(?)になれるなんて、すごいなと思います。平成11年の11月11日が始まりだそうです。今年で25回目。和食の日も25年くらいたつと浸透するのでしょうか。 |
先ほど(下の記事)お知らせした県立高校学びの祭典の詳細です。県内の大学も出展されるので、将来自分がどんな社会問題を解決したいのか、社会に貢献するにはどんな探究が必要なのかを考える機会にできるといいですね。そして、西原中学校での海洋環境プロジェクトや水前寺菜プロジェクトで考察したことを振り返る機会にもなりますよ。私は午後からいきます♪ |
10日日曜日は校区の県立大学で開催された環境共生フォーラム(食育・健康フェスティバル)に行ってきました。写真のお菓子は岩田コーポレーションの肥後太鼓に似てますでしょう?肥後太鼓に干しあさりが入った特別バージョンです。実はこのお菓子は、熊本の特産物であるアサリを食い荒らすチヌをどうにかしようと、天草拓心高校の探究活動がきっかけで生まれたお菓子だそうです。拓心高校と県立大学は連携してチヌ問題に取り組み、これまでチヌの加工品の缶詰などを開発してこられています。問題の原因であるチヌに付加価値をつけて売り出すとはアイデアですね。現在、西原中学校の1年生も海洋環境問題について探究学習を進めています。地域の課題を解決するためにみんなでアイデアを出し合っていますよね。高校生になるとさらに専門的に学びたいことと結び付けて探究学習を進めていくことになります。中学生の段階で、どこに問題があるのかを見出す力をつけたり、集積したデータや情報を問題解決のためにどのように分析したがよいのか考えたりしながら、総合的な学習の時間の中で探究する力を身に着けていくことはとても価値のある学びです。こうやって社会の課題を解決できる大人になるための準備をしていくのです。高校生の探究学習について興味がある人は12月21日に開催される学びの祭典に行ってみるといいですよ。(この後、詳細を掲載します。) |
摩訶不思議!柿が白くなっている!!! |
柿の季節ですね。今日は柿なますでした。 |
今日は中村先生の社会科地理分野の授業を参観させていただきました。北陸の自然環境や農業データから「こんなに雪深いのになぜ稲作が盛んなの?」と自然に疑問がわいてきます。「では本日の課題は…」と、NHK番組ブラタモリならここでタモテバコが出てきそうな言葉で授業が始まります。タモリさんは教室のみんなです。この日は4つのデータから、その課題の答えになる根拠を見つけて理由を探していきました。私も、自分がタモリさんになったような気分で参観しました。 |
1年生の栄養教室が始まりました。 |
本日、給食の時間に適正量食べているかのセルフモニタリングを行っております。ロイロで提出することになっていますので、ぜひ家庭からのコメントもお願いします。子どもたちは「適正量」を学んでいますので、家庭での実践につながるようにお子様の「適正量」についてお尋ねください。また、食事のことでのお悩み等ございましたら、栄養教諭の松岡までお問い合わせいただけますと、個別で相談にも応じます。 |
1年生は全クラス授業が終了しましたので、今日から毎週火曜日はセルフモニタリングの日として、適正量食べているかのチェックを行っています。去年は紙で記録を残していましたが、今年はロイロで毎回提出します。そして、写真で記録して食べている量をチェックすることにしました。そこで1年生の保護者の皆様にお願いがあります。今日、写真撮影ができる生徒は自分の食べた量をロイロで撮影しています。モニタリングシートに家庭からの一言の枠を設けていますので、書いていただける保護者の方はご協力お願いします。「学校でこんな食べているの?」「学校ではこんなに食べてないの?」いろんなことが見えてくるかもしれません。枠に書ききれないときはロイロに追加のカードをつけて提出してくださったらありがたいです。じっくり読ませていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 |
連休前の授業は1,2組合同の「適正量」についての授業でした。適正量食べる良さから、残食を燃やすときに排出される二酸化炭素などについても考えることができました。 |