令和6年7月


7月25日 熊本県学校給食研究協議大会

本日、八代市鏡文化センターで行われた学校給食の研究協議大会で、西原中の食育で大変お世話になっている木口屋さんが講演をされました。西原中学校の皆さんの海洋環境プロジェクトの取組もたくさん話されました。本当は西原中学校の取組を紹介されている写真を撮りたかったのですが、話題をどんどん振られていたので、そのシーンは撮れませんでした。
講演の内容は、木口屋さんがどのような気持ちで西原中学校の食育に関わっているのかという内容でした。西原中学校のみなさんは、みなさんの学びをしっかり考えてくださる大人の人たちに育てていただいているんだなと改めて感じました。学校だけではなく、学校と家庭だけでもなく、学校と家庭と地域が一緒になって、みんなの成長を願っています。こんなにたくさんの愛情を注いでくださる大人の人たちに育ててもらっているということは、みなさんへの期待が大きい証拠でもあります。期待されている皆さんの自由な発想や行動力を、地域や世の中のために使って還元するはどんな行動を起こせばいいのでしょう。

 


7月22日 味の旅城めぐり資料 大完成

お城が大好きな西原中生が作った味の旅「城めぐり」マップが完成しました。「城基本情報」の部分と「城マニア情報」の文章、そして日本地図の作図を頑張ってくれました。地図は手書きです。伊能忠敬を思わせる島や海岸線の精密ぶり。この地図に私が矢印を描くとき失敗しないようにドキドキしました。
また、写真の提供は全国の栄養教諭の先生方です。「皆さんの学びのためならお城の写真を撮ってきてあげますよ」とメッセージいただきました^^。
今年度の味の旅は「城めぐり」がテーマです。給食献立はこの城下町の食文化をテーマに献立が作成されています。お城の豆知識と共に給食を味わえるのは楽しみですね。
この城めぐりマップは探究ルーム前に掲示しています。部活動の休憩の時などに読んでみてください。

 


7月18日 それぞれの成長

今日は給食最終日です。私は西原点描にも書いてあった道徳の公開授業を参観した後、そのまま給食の準備に一緒にいることにしました。「2組、30秒で着替えてよう!」と4時間目の授業者1組の林先生の指示で給食当番が動き始めます。30秒ですよ、30秒。「4組が出発したぞー」と対岸(2棟と3棟で動きが確認できる!)の様子を先生が実況中継すると、さらに動きが早くなります。できるのかなと思っていたら無言で準備完了!素早く出発です。
1年4組は1年生の中でも特に準備が早いそうで、1年生のいい模範になっているそうです。4組の川崎先生が「6分で準備ができるようになったんですよ。その日はみんなで完食でした。」と言われていました。準備が早いと食べる時間も長く取れてしっかりと食べることができますね。もっと早く準備するにはどこを解決したらいいのでしょう。2学期に向けてまた考えていきたいですね。

 


7月17日 フォー

今日はベトナム料理のフォーです。ベトナム料理とタイ料理の違いってわかりますか。そもそもベトナムとタイの場所を地図で当てることができますか。ベトナムは長い海岸線を有している国です。ベトナム料理は香辛料などをあまり使っていない優しい味が特徴だそうです。ベトナム料理の本場は食べたことがありませんが、日本人向けに調理してあるベトナム料理は大好きです。タイ料理は香辛料をたくさん使ったトムヤンクンやガパオライスが有名ですね。今日はそのベトナム料理のほうです。奥に見えるのは水前寺菜のサラダです。水前寺菜はベトナムやタイでも食べられるそうなので今日はベトナム料理に合わせてみました。
水前寺菜って七変化ですね。美しい和食文化が継承される石川の料理になると上品な味になりますし、東南アジア料理になると独特の香りがパクチーをたくさん使う東南アジア料理になりますね。
給食委員さんが書いたeater's eye もご覧ください。


7月16日 かぼちゃの味噌汁

そして、今日は大矢野有機農産物供給センターから届いたかぼちゃが主人公の味噌汁を作りました。
夏のかぼちゃらしい味わいでした。
 


7月16日 大矢野産有機栽培のかぼちゃ

この時期のかぼちゃは毎年上天草市大矢野町の有機栽培でつくられたかぼちゃが納入されます。大変こだわりを持って栽培されているので毎年楽しみにしています。農家の方たちのこだわりに感謝できますね。7月にこの段ボール箱を見ると安心します。自然の生態系を壊さないような農業をされていて、自然の魚介類や海藻からとった肥料を使われています。ということは?自然の生態系を壊す農業というのもあるのでしょうか。あるとしたらどんな農業が生態系を壊してしまうのでしょうか。
自由研究で研究した人は夏休み明けにでもお知らせください。尚、大矢野有機農産物供給センターのホームページはこちらにリンクを貼り付けておきます。

 


7月12日 授業参観

今日の午後は授業参観が行われていました。10組では「健康について考えよう」ということで、睡眠について考えていました。夜にダラダラと起きていると朝スッキリ起きることができず、朝食をあまり食べられないということもありますね。睡眠は食生活にもつながります。翌日、朝食をしっかりとるためにも夜の睡眠時間は確保したいものです。まあそれにしても、食事量が人それぞれに適正量があるように睡眠時間もきっと人それぞれのベストな時間というものがあるのでしょうね。日によっても違いますね。体調が悪い日は早く寝たいですし、テスト前などは悠長に寝ていると勉強もできないので、睡眠時間は短くなります。なので、目安の時間があるにしても、自分の体調に耳を澄ませて「今日は早く寝たほうがいい」など判断できるようになるといいですね。食生活も同じです。

 


7月12日 思い思いのシシリアン(2)

こちらは2段重ねのシシリアンです。

 


7月12日 思い思いのシシリアン(1)

今日のシシリアンライスは佐賀のB級グルメですが、その人気ゆえ熊本市中学校の学校給食献立の定番となってしまいました。生野菜、マヨネーズ、ごはんの組み合わせを食べやすくしてくれるのが肉です。これは夏場の食欲がのない時、食べる工夫になりますね。ぜひ家庭でも作ってみてください。今日はご飯の残食がほとんどなかったです。

 


7月11日 11分59秒!!

1年生もだいぶ給食の準備が上手になってきました。1組は今日は11分59秒で準備を完了していました。先生の盛り上げ方もとてもお上手で、「明日はもっと早く準備できるようになろう」と思えます。給食を食べる時間を少しでも長く確保することで、量を食べることができますね。

 


7月10日 夏野菜はどこだ

今日のスパゲティ、夏野菜はどこに入っているかわかりましたか。緑色の野菜はきゅうりのような形でしたが、ズッキーニでした。

 


7月10日 熊本の長ナス

今日のスパゲティは夏野菜のスパゲティです。ナスは熊本市産品でした。調理指示書ではいちょう切りの厚さ1センチで出していましたが、大きく切ると苦手な人が残したくなるだろうと思って、今日は小さめに切りました。

 


7月9日 ニラニラしてる

今日のイワシはねぎソースではなくニラソースでした。季節を感じますね。ニラが大量で、イワシを覆っていました。キラキラしてるとか、青々してるとかではなく、ニラニラしてました。

 


7月8日 肌のケアを野菜に手伝ってもらう

「今週末、サッカー部は錦ヶ丘中と練習試合だったんですよ」とおもむろに話し始めた2年生サッカー部男子。「そしたらですよ、めっちゃ暑くって、日焼けがひどくて、肌がボロボロなんですよ」とこんがり日焼けの笑顔を見せてくれました。健康的!お肌の修復にはビタミンCが大切なので、今日のマセドアンサラダはちょうどよかったです。強い日差しの中頑張ったサッカー部員のために準備したサラダのようですね。「じゃが芋のビタミンCは壊れにくいから、たくさん食べとき」というと素直に食べてくれてました。そうです。お肌のケアだって、私たちは野菜に頼らないと生きていけないんです。学校給食はみんなが野菜の力に頼れるように、十分な野菜を準備しています。減らしたり残したりするのはもったいないですよ~。

 


7月8日 もうすぐオリンピック

今日の味の旅城めぐりは、番外編でパリのベルサイユ宮殿の紹介でした。献立表を見るとハンバーグロベールソース、マセドアンサラダ、ジュリエンヌスープという、放送部さん泣かせの慣れない献立名が並んでましたね。泣かせるのは放送部さんだけではなくて、調理員さんたち泣かせでもあったのです。なぜかって、マセドアンサラダの特徴はすべてがさいころ切り、ジュリエンヌスープはすべてが千切りが特徴の料理なのです。調理員さんたちにお願いしたところ、1600食分のさいころ切りと千切りを手切りと機械裁断を駆使して美しく仕上げてくださいました。今日の資料はこちらからどうぞ。

 


7月5日 食べて学ぶ水前寺菜甘酢あん

水前寺菜から伝統野菜を未来につなげていくことについて探究している3年生です。今日は、食べるという体験から感覚を通した情報収集です。この味を未来の熊本につなげていく鍵をみなさんが持っていますよ。

 


7月5日 ギョーザの水前寺菜甘酢あん

この献立は本校3回目の実施になりますが、今までで1番アントシアニンのきれいな紫色が出ていました。料理は素材の良さを出してあげないといけません。

 


7月5日 今日はハンダマ

今日は揚げギョーザに、ハンダマ(水前寺菜の沖縄の呼び名)の甘酢あんをかけていただきます。2年前の3年生が考案した名作ですね。この名作献立は定番化してきました。今の3年生の献立考案班も総合的な学習の時間で水前寺菜を継承していくための献立を考えています。名作献立を考えて、伝統野菜を普段の料理で継承していけるように提案してみてください。期待してます。

 


7月5日 今年もやってまいりました牛窓産冬瓜

毎年、この時期の冬瓜は牛窓から届きます。どんなところで育った冬瓜なんだろうと調べましたところ、牛窓は岡山県瀬戸内市の海辺の町だそうです。「日本のエーゲ海」とかいてあるので、美しいところなのでしょうね。日本のエーゲ海の地域で育った冬瓜は、今日は沖縄料理として「シブイ」という呼び名でいただきます。沖縄では冬瓜をシブイと呼びます。沖縄の地元の呼び名があるということは、沖縄で昔から食べられている野菜ということですね。琉球王朝時代にはすでに食べられていたそうです。しかも沖縄では冬瓜を砂糖で煮詰めた「冬瓜漬」という砂糖菓子があるようです。食べてみたいですね。
沖縄で食べられているということは東南アジアではどうだろう?と調べてみたところ、元々冬瓜は東南アジア原産なので、ベトナムなど東南アジア各国で食べられているみたいですね。
ところで、こんなに毎年牛窓から冬瓜が届くと、岡山県の冬瓜出荷量は多いのだろうと思いましたが、冬瓜の出荷量全国1位は沖縄でした。岡山は3位です(2020年農林水産省)。では、2位はどこでしょう、というふうに冬瓜からいろんなことを調べてみるとおもしろいですよ。

 


7月4日 冷やっこ

今日の冷やっこの薬味は長ネギとしらす干しと鰹節のオリジナル薬味なので、薬味が先に皿に配られています。今日は上手に薬味の横に「プッチンとうふ」やっていました。
さて、何気なく食べている冷やっこですが、配送校に当日の指定の時間に直接配送してくれる業者さんがいるかどうかなどが、冷やっこを給食で実施できるかを左右します。夏の味、冷えた冷やっこを食べられるのは、業者さんのおかげでもあるんですよ。

 


7月4日 分業制

2年生の教室をのぞくと、豆腐屋さんをやっている男子がいました。最前列の席なので、豆腐の4連パックを切り離すのを手伝っているそうです。切り離された豆腐を給食当番が運んでいます。給食当番を手伝って、早く食べるための工夫ですね。

 


7月4日 未来に残したい日本の食って

夏休みの課題としてこのようなものが届いています。美術科の先生から案内があると思いますが、こちらでも紹介しておきます。今年のテーマは「私のイチ押し“朝ご飯”」だそうです。ということは、未来に残したい日本のイチ押し朝ご飯を描かないといけないのですね。私だったら何を描くかなと考えました。食文化の継承につながる朝ご飯ですね。ここからは、皆さんが考えてください。ポスターは描く前に、何を伝えたいのかを考えて、表現しないといけませんね。副賞もあるようなので、主催のホームページもご覧ください。

 


7月3日 料理検定 西原中合格者第1号

食育だよりでも紹介していました料理検定ですが、今回挑戦した2年生濱崎さんが合格されました。おめでとうございます。案内から試験日まであまり日がない中、受験対策に励まれ西原中第1号の合格者となりました。料理についての知識はそのまま生活力につながります。そして、健康につながります。(余談ですが高校入試の調査書にも書いてもらえますよ。)10月にもまた第2回検定試験がありますので、みなさんご検討ください。
 


7月3日 サラダスパゲティ

冷たいおかずがおいしい季節になりました。7月の食テキでもお伝えしていますが、夏場に食欲がないからと言って食べる量を減らすのは夏バテ一直線になるので避けたほうがいいのです。冷たくして食べるなど、食べ方の工夫ができますね。今日はその食べ方の紹介のための献立です。さて、食べる時は冷たいサラダスパゲティですが、給食で作るときは大変です。サラダといえど、全部に火を通すのです。写真は麺を茹でていた調理員の方が早着替えをして(加熱調理から非加熱調理に移るのでエプロンも手袋も全部着替えます)、麺を水冷しているところです。水温も22℃で冷めるにも限界があるのですが、限界に挑戦しています。調理場の室温は38.1℃でした。残さず食べて感謝の気持ちを表してくれるととてもうれしいですね。

 


7月2日 6月食育月間振り返り

6月の食育月間は、残食ゼロを目指し給食を食べる時間を長く取るためには、各クラスどのような取り組みができるかについて、クラスで目標を決めて取り組みました。1か月取組を行い、昨日各学級で振り返り、1か月教室に貼っていたポスターを回収しました。このクラスは当番以外は無言など当番以外の人たちによる準備をスムーズに行う工夫が書かれていました。どのクラスも、配膳の時間が早くなってきましたね。


7月1日 調理体験プログラムのお知らせ

今年も県立大学よりオンラインで行われる調理体験プログラムの参加者募集のご案内が届きました。
材料を受け取って自宅で調理を行うというものです。詳しくは今日配布のチラシ、もしくはこちらに貼り付けておきますので、ご覧になられてぜひ応募ください。応募多数の場合は抽選になるようです。食材を受け取って、夕ご飯もできるなら、家族もきっと大助かりですね。
チラシはここをクリック🖱。

申し込みフォームはこちらです✉

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