令和6年7月
本日、八代市鏡文化センターで行われた学校給食の研究協議大会で、西原中の食育で大変お世話になっている木口屋さんが講演をされました。西原中学校の皆さんの海洋環境プロジェクトの取組もたくさん話されました。本当は西原中学校の取組を紹介されている写真を撮りたかったのですが、話題をどんどん振られていたので、そのシーンは撮れませんでした。 |
お城が大好きな西原中生が作った味の旅「城めぐり」マップが完成しました。「城基本情報」の部分と「城マニア情報」の文章、そして日本地図の作図を頑張ってくれました。地図は手書きです。伊能忠敬を思わせる島や海岸線の精密ぶり。この地図に私が矢印を描くとき失敗しないようにドキドキしました。 |
今日は給食最終日です。私は西原点描にも書いてあった道徳の公開授業を参観した後、そのまま給食の準備に一緒にいることにしました。「2組、30秒で着替えてよう!」と4時間目の授業者1組の林先生の指示で給食当番が動き始めます。30秒ですよ、30秒。「4組が出発したぞー」と対岸(2棟と3棟で動きが確認できる!)の様子を先生が実況中継すると、さらに動きが早くなります。できるのかなと思っていたら無言で準備完了!素早く出発です。 |
今日はベトナム料理のフォーです。ベトナム料理とタイ料理の違いってわかりますか。そもそもベトナムとタイの場所を地図で当てることができますか。ベトナムは長い海岸線を有している国です。ベトナム料理は香辛料などをあまり使っていない優しい味が特徴だそうです。ベトナム料理の本場は食べたことがありませんが、日本人向けに調理してあるベトナム料理は大好きです。タイ料理は香辛料をたくさん使ったトムヤンクンやガパオライスが有名ですね。今日はそのベトナム料理のほうです。奥に見えるのは水前寺菜のサラダです。水前寺菜はベトナムやタイでも食べられるそうなので今日はベトナム料理に合わせてみました。 |
そして、今日は大矢野有機農産物供給センターから届いたかぼちゃが主人公の味噌汁を作りました。 |
この時期のかぼちゃは毎年上天草市大矢野町の有機栽培でつくられたかぼちゃが納入されます。大変こだわりを持って栽培されているので毎年楽しみにしています。農家の方たちのこだわりに感謝できますね。7月にこの段ボール箱を見ると安心します。自然の生態系を壊さないような農業をされていて、自然の魚介類や海藻からとった肥料を使われています。ということは?自然の生態系を壊す農業というのもあるのでしょうか。あるとしたらどんな農業が生態系を壊してしまうのでしょうか。 |
今日の午後は授業参観が行われていました。10組では「健康について考えよう」ということで、睡眠について考えていました。夜にダラダラと起きていると朝スッキリ起きることができず、朝食をあまり食べられないということもありますね。睡眠は食生活にもつながります。翌日、朝食をしっかりとるためにも夜の睡眠時間は確保したいものです。まあそれにしても、食事量が人それぞれに適正量があるように睡眠時間もきっと人それぞれのベストな時間というものがあるのでしょうね。日によっても違いますね。体調が悪い日は早く寝たいですし、テスト前などは悠長に寝ていると勉強もできないので、睡眠時間は短くなります。なので、目安の時間があるにしても、自分の体調に耳を澄ませて「今日は早く寝たほうがいい」など判断できるようになるといいですね。食生活も同じです。 |
こちらは2段重ねのシシリアンです。 |
今日のシシリアンライスは佐賀のB級グルメですが、その人気ゆえ熊本市中学校の学校給食献立の定番となってしまいました。生野菜、マヨネーズ、ごはんの組み合わせを食べやすくしてくれるのが肉です。これは夏場の食欲がのない時、食べる工夫になりますね。ぜひ家庭でも作ってみてください。今日はご飯の残食がほとんどなかったです。 |
1年生もだいぶ給食の準備が上手になってきました。1組は今日は11分59秒で準備を完了していました。先生の盛り上げ方もとてもお上手で、「明日はもっと早く準備できるようになろう」と思えます。給食を食べる時間を少しでも長く確保することで、量を食べることができますね。 |
今日のスパゲティ、夏野菜はどこに入っているかわかりましたか。緑色の野菜はきゅうりのような形でしたが、ズッキーニでした。 |
今日のスパゲティは夏野菜のスパゲティです。ナスは熊本市産品でした。調理指示書ではいちょう切りの厚さ1センチで出していましたが、大きく切ると苦手な人が残したくなるだろうと思って、今日は小さめに切りました。 |
今日のイワシはねぎソースではなくニラソースでした。季節を感じますね。ニラが大量で、イワシを覆っていました。キラキラしてるとか、青々してるとかではなく、ニラニラしてました。 |
「今週末、サッカー部は錦ヶ丘中と練習試合だったんですよ」とおもむろに話し始めた2年生サッカー部男子。「そしたらですよ、めっちゃ暑くって、日焼けがひどくて、肌がボロボロなんですよ」とこんがり日焼けの笑顔を見せてくれました。健康的!お肌の修復にはビタミンCが大切なので、今日のマセドアンサラダはちょうどよかったです。強い日差しの中頑張ったサッカー部員のために準備したサラダのようですね。「じゃが芋のビタミンCは壊れにくいから、たくさん食べとき」というと素直に食べてくれてました。そうです。お肌のケアだって、私たちは野菜に頼らないと生きていけないんです。学校給食はみんなが野菜の力に頼れるように、十分な野菜を準備しています。減らしたり残したりするのはもったいないですよ~。 |
今日の味の旅城めぐりは、番外編でパリのベルサイユ宮殿の紹介でした。献立表を見るとハンバーグロベールソース、マセドアンサラダ、ジュリエンヌスープという、放送部さん泣かせの慣れない献立名が並んでましたね。泣かせるのは放送部さんだけではなくて、調理員さんたち泣かせでもあったのです。なぜかって、マセドアンサラダの特徴はすべてがさいころ切り、ジュリエンヌスープはすべてが千切りが特徴の料理なのです。調理員さんたちにお願いしたところ、1600食分のさいころ切りと千切りを手切りと機械裁断を駆使して美しく仕上げてくださいました。今日の資料はこちらからどうぞ。 |
水前寺菜から伝統野菜を未来につなげていくことについて探究している3年生です。今日は、食べるという体験から感覚を通した情報収集です。この味を未来の熊本につなげていく鍵をみなさんが持っていますよ。 |
この献立は本校3回目の実施になりますが、今までで1番アントシアニンのきれいな紫色が出ていました。料理は素材の良さを出してあげないといけません。 |
今日は揚げギョーザに、ハンダマ(水前寺菜の沖縄の呼び名)の甘酢あんをかけていただきます。2年前の3年生が考案した名作ですね。この名作献立は定番化してきました。今の3年生の献立考案班も総合的な学習の時間で水前寺菜を継承していくための献立を考えています。名作献立を考えて、伝統野菜を普段の料理で継承していけるように提案してみてください。期待してます。 |
毎年、この時期の冬瓜は牛窓から届きます。どんなところで育った冬瓜なんだろうと調べましたところ、牛窓は岡山県瀬戸内市の海辺の町だそうです。「日本のエーゲ海」とかいてあるので、美しいところなのでしょうね。日本のエーゲ海の地域で育った冬瓜は、今日は沖縄料理として「シブイ」という呼び名でいただきます。沖縄では冬瓜をシブイと呼びます。沖縄の地元の呼び名があるということは、沖縄で昔から食べられている野菜ということですね。琉球王朝時代にはすでに食べられていたそうです。しかも沖縄では冬瓜を砂糖で煮詰めた「冬瓜漬」という砂糖菓子があるようです。食べてみたいですね。 |
今日の冷やっこの薬味は長ネギとしらす干しと鰹節のオリジナル薬味なので、薬味が先に皿に配られています。今日は上手に薬味の横に「プッチンとうふ」やっていました。 |
2年生の教室をのぞくと、豆腐屋さんをやっている男子がいました。最前列の席なので、豆腐の4連パックを切り離すのを手伝っているそうです。切り離された豆腐を給食当番が運んでいます。給食当番を手伝って、早く食べるための工夫ですね。 |
夏休みの課題としてこのようなものが届いています。美術科の先生から案内があると思いますが、こちらでも紹介しておきます。今年のテーマは「私のイチ押し“朝ご飯”」だそうです。ということは、未来に残したい日本のイチ押し朝ご飯を描かないといけないのですね。私だったら何を描くかなと考えました。食文化の継承につながる朝ご飯ですね。ここからは、皆さんが考えてください。ポスターは描く前に、何を伝えたいのかを考えて、表現しないといけませんね。副賞もあるようなので、主催のホームページもご覧ください。 |
食育だよりでも紹介していました料理検定ですが、今回挑戦した2年生濱崎さんが合格されました。おめでとうございます。案内から試験日まであまり日がない中、受験対策に励まれ西原中第1号の合格者となりました。料理についての知識はそのまま生活力につながります。そして、健康につながります。(余談ですが高校入試の調査書にも書いてもらえますよ。)10月にもまた第2回検定試験がありますので、みなさんご検討ください。 |
冷たいおかずがおいしい季節になりました。7月の食テキでもお伝えしていますが、夏場に食欲がないからと言って食べる量を減らすのは夏バテ一直線になるので避けたほうがいいのです。冷たくして食べるなど、食べ方の工夫ができますね。今日はその食べ方の紹介のための献立です。さて、食べる時は冷たいサラダスパゲティですが、給食で作るときは大変です。サラダといえど、全部に火を通すのです。写真は麺を茹でていた調理員の方が早着替えをして(加熱調理から非加熱調理に移るのでエプロンも手袋も全部着替えます)、麺を水冷しているところです。水温も22℃で冷めるにも限界があるのですが、限界に挑戦しています。調理場の室温は38.1℃でした。残さず食べて感謝の気持ちを表してくれるととてもうれしいですね。 |
6月の食育月間は、残食ゼロを目指し給食を食べる時間を長く取るためには、各クラスどのような取り組みができるかについて、クラスで目標を決めて取り組みました。1か月取組を行い、昨日各学級で振り返り、1か月教室に貼っていたポスターを回収しました。このクラスは当番以外は無言など当番以外の人たちによる準備をスムーズに行う工夫が書かれていました。どのクラスも、配膳の時間が早くなってきましたね。 |
今年も県立大学よりオンラインで行われる調理体験プログラムの参加者募集のご案内が届きました。 |