令和6年9月


9月30日 歌ってしまう

3年4組では給食の準備中に「旅立ちの日に」が流れています。合唱コンクールの自由曲だそうです。見ていると、それぞれに席が離れているのに、思わず口ずさんでしまっています。


9月27日 ゆかりあえと格闘中

1年生女子の給食終了時間7分前の皿です。見てください!このきれいなごはん茶碗!一粒も残ってないのです。いわしのおかか煮もきれいに食べられています。「うーーん」と言っているので聞いてみると、野菜が苦手だそうです。食べきれるのだそうです。食べきれるけど、箸が進まないそうです。偉いと思いませんか。このクラスは減らすことはOKなので減らしてもよかったのでしょうけど、苦手だからって、減らさずに頑張って「どう克服しようか」と向き合ってるのですよ。勉強も苦手な食べ物も、逃げないことが大切ですね。減らそうと思えば減らせたけど、あの時逃げなかった自分と戦ってるその瞬間に出会いました^^。偉いんだよ。

 


9月26日(木) 西原文化の日準備大詰め

西原文化の日が10月4日に開催されます。3年生の水前寺菜についての発表の準備も着々と進んでいます。写真は献立提案班です。私(栄養教諭)もアドバイスしています。

 


9月26日 塩豚丼のはず

今日の献立は「塩豚丼」です。仕上がった時のあまりのこんにゃくの多さに「こんなだったかな」と首をかしげてしまいました。価格が高騰してるからって、豚肉をこんにゃくに変えるようなことはしないのですが。こんにゃくは精進料理(肉や魚など殺生しないと食べられないものを使わない料理)に、肉のようにして使われます。塩豚丼のこんにゃくをひたすら食べながら、「ホルモンみたいだ」と思っていただきました。今日はこんにゃく多めだったので、まるでダイエットメニューのようですね。

 


9月25日 加工食品と健康

10組の自立活動の公開授業を参観しました。加工食品と生鮮食品の違いを比べて、体にいい食べ物について考えました。おなかがすいたから食べる、のではなく、「何がよいのか」を考えて食べることが人間らしい食べ方です。今回は健康を考えた食べ方だったので、添加物について学びが進められましたが、「何がよいのか」は、人の価値観によっても変わりますし、ライフスタイルでも変わってきます。例えば、忙しい人にっては、1分でも調理時間を短くできる加工食品が睡眠時間や家族との団らんの時間の確保という意味では大切かもしれません。ある人にとっては、時間をかけて手作りの味を家族でゆっくり楽しむことに価値があるのかもしれません。こういった授業を通して健康のことを考えつつ、その時々で選択するときの基準となる情報を知っておくことはとても大切ですね。

 


9月24日 ラスト前期給食委員会

前期給食委員会の最終回でした。1人ずつ前期の反省を発表しましたが、1年生は自分も入学したばかりで慣れない中、学校全体の給食の片付けなどたくさんがんばってくれました。委員さんたちが各学級の給食の課題をどうやったら解決できるかなと取り組んでくれたおかげで、西原中学校全体の給食運営がスムーズに運びました。ありがとうございました。

 


9月24日 単品で出せず…

せっかくの梨でしたが、給食食材が全体的に値上がりしているので、梨が数枚入っているフルーツミックスになりました。果物はどうしてもつけないといけない食材ではないので、優先順位が低いほうで、献立の中では削られがちです。梨の量が、まるで今年の秋の涼しさの量を表しているようです。

 


9月24日 梨

やっと朝晩の涼しさが秋らしくなってきました。このまま秋が来ないかと思ってしまう暑さでしたね。今日は梨を使います。熊本市産品で芳野産の新高という品種です。


9月20日 家庭料理検定 令和6年度第2回受付開始 

第2回目家庭料理検定の申し込みが開始されました。校内の申込締め切りを10月7日にします。
また後日、食育だよりでもお知らせしますが、希望者は松岡までお知らせください。資料を渡して、検定の対策について簡単に説明します。受験概要 | 【家庭料理検定「料検」公式サイト】香川栄養学園 (ryouken.jp)


9月20日 T中学校のみなさんと

今週は食育の授業で近くのT中学校に出かけています。T中学校の2年生の技術・家庭科(家庭分野)の授業を家庭科の先生と一緒に進めています。「持続可能な食生活」の学習です。持続可能という視点で食生活を考えるとたくさんの責任を考えることができますね。買うときにも「この買い方は自分の食生活にふさわしいものか。ロスが出ないか」なども考えることができますね。ただ満腹になればいい、ではなく、賢い生活を送れる人に成長したいですね。


9月19日 めざせ!食品ロス・ゼロ

今年も食品ロス・ゼロの川柳コンテストの募集が10月から始まります。
特設サイトが10月からしか開かないらしいので、またお知らせします。それまで考えておいてください。


9月18日 9月9日重陽の節句からかんがえる食文化

全国の栄養教諭の先生たちと情報交換をしていて、関西の先生方を中心に「9月9日重陽の節句献立でした」と菊の花びらを使った献立などを紹介されていました。重陽の節句とは五節句の一つです。五節句の制度は明治時代まで法制化されていたというからそれもなかなか驚きですね。さて、熊本では「重陽の節句献立」とあまり聞いたことがありませんね。熊本の食文化を研究している大学の先生にお聞きしたら「熊本は重陽の節句よりもお月見」だそうです。これは私の考えなのですが、きっと熊本はこの時期「台風が稲を倒しませんように」と最後の収穫期に五穀豊穣を祈るのが最優先だったのではないかなと思いました。
そして、今後も熊本でも重陽の節句献立をしよう!と言わなくてもいいな、とも思っています。食文化は地域の濃淡があってこそ、これもまた食文化なり、です。日本の文化を全部継承しなくていいのです。自分の地域ではなぜ大きく取り上げられてないのかと考えることも地域の文化を考えることになるのではないでしょうか。「その文化は継承しない」という選択も、地域性という大切な文化の継承になるのです。10月のハロウィンも12月のクリスマスも「日本の文化ではない」と切り捨てるのも一つの考えですし、日本版ハロウィンや日本版クリスマスの文化が国中を楽しくして、外国文化に飲み込まれるのも面白いことだと思います。

 


9月17日 お月見献立

今日は中秋の名月のため、お月見団子を入れました。いつも、びっくりするほどおかわりした男子の給食をアップしてますが、今日は女子給食なので、普通量よりもだいぶ少なめです。今年は例年に比べて暑さの残る十五夜でしたね。しかししっかり晴れていたので、まぶしいほどの月の明かりを楽しむことができました。みなさんは月を眺めることができましたか?

 


9月13日 想定外はおもしろい

今日の保健体育の授業は1年3,4組男子クラスでした。林先生との授業です。この学年は規格外の答えを出してくれるので(大谷選手の1日のエネルギー必要量の予想が10,000キロカロリーとか)、授業をしていて本当に面白いです。
まず、「めあて」。めあてをみんなで「今日は何を学ぼうか」ということを考えるのですが、「健康になるための適量を知ろう」というめあてに決まりました。ここでまず想定外のめあてだったのです。「そんなとこまで行きませんけど」と思いましたが、これは面白いじゃない…と、それは振り返りにいただきます!とおいしいネタをもらった気になってほくそ笑んでしまいました。
さて、授業の終盤は、推定エネルギー必要量は活動量によって変化するということの応用課題をみんなで考えました。お題はこちらです。「スポーツ選手のオフシーズンのエネルギー必要量はシーズン中よりも上がるでしょうか、下がるでしょうか」。保護者さんだったら何と答えます?私が用意していた答えは「下がる」です。昨年度の1年生も「下がる」という答えでした。だけど、今回の1年生は「上がる」という回答が出てきたのです。「おもしろい!なんで?」と尋ねると、「シーズンオフになったら、体を鍛えないといけないのでその分上げないといけないと思います」と答えてくれました。​「なるほど!!」というわけで、スポーツ栄養に詳しい林先生にお尋ねすると「プロの選手はオフシーズンになると筋量を上げるための食事に変えて、筋肉を大きくして、例えば野球だったら打球の飛距離を伸ばす練習などを行います。シーズン中は体重は維持の状態」ということをほんとにわかりやすく詳しくみんなに教えてくださいました。写真は、林先生がスポーツ選手の栄養について話している時の様子です。みんなが食い入るように先生の話を聞いている様子がわかります。
さあ、めあてなのですが「どれ位の量を食べるのか」までは行きませんでした。「あれ?めあてを達成できてないよね。でも、みんなは知りたかったよね。10月の学活でこの続きを考えていきましょう」と伏線回収できました。想定外、規格外はみんなの学びを広げますね。

 


9月12日 味の旅・城めぐり 大阪の味やで~

味の旅「城めぐり」大阪城やでー、です。今日は肉吸いという汁物でした。聞いたことないですよね。芸人さんが待ち時間にうどん麺抜きの肉うどんを食べていたことで有名になったそうです。詳しい説明はこちらをどうぞ。
写真の給食は量がおかしなことになっていますが、私が余ったサバを配っている間にみんな食べ始めていて、サバじゃんけんに来た3年男子しか手つかずの給食がなかったのでこの写真になっています(通常量は、牛乳1本、サバ1切、ごはんも2つあったので隠しています。しかも、サバの煮汁たっぷりごはんになってます)。
教室を回るときに「今日は大阪の味やで~。めっちゃおいしいねん!」と下手な関西弁で回ってみました。「大阪?」「せやせや、大阪や」と会話をしてみました。ドラマで熊本弁をしゃべる設定なのに、佐賀弁で話されると「それは違う」と微妙な違いに違和感を感じるのと同じように、大阪の人たちは私のこのニセ大阪弁はきっと違和感でしょうね。「せやな」なのか「そやな」なのかですが、大阪は子音が「え」、神戸は子音が「お」になりがちだそうです。大阪の「来ない」は「け~へん」、神戸は「こーへん」だそうです。
もういちど、今日の資料はここをクリックやで~。
​​​​​​

 


9月12日 今日は生徒会選挙演説会・投票日

朝から、最後の「みなさんの清き一票」のお願いが昇降口で行われていました。西原中学校を良くしようと頑張ってくれそうな候補者ばかりです。

 


9月11日 保健体育「食生活と健康」(2)

この授業をする時、毎回決まったところで反応してくれるところがあります。それは「今日は、栄養教諭であり、管理栄養士でもある先生が、みなさん一人ひとりのエネルギー必要量を計算してきました!」と伝える瞬間です。気持ちいいほどに「いぇーい」と喜びの反応をしてくれます。授業が終わってから「何がそんなに嬉しいの?」と聞いてみると、「教科書には平均値しか書いてないけど、自分の数字が知れるってうれしい」「そうそう、特別な授業だと思った」「そう、特別感。特別感がうれしいです」と話してくれました。私はみんなが新しい知識を得ることに「うれしい」と感じていることがとても嬉しいですし、この授業やってよかった、この授業の知識が一生みんなの健康を支えますように、と思って授業ができます。この写真の男子クラスの授業でもガッツポーズで喜んでくれました。特別な授業になってよかったです。特別な授業は、授業する先生と授業を受けるみんなで作るんですね。

 


9月11日 保健体育「食生活と健康」(1)

今日から1年生の保健体育の授業「食生活と健康」が順次入ります。1年生は小学校で家庭科や保健の時間に食べるものと健康には関係があるということを学んでいます。保健体育(保健分野)では、自分が日常の中でどれくらいのエネルギー量が必要なのかを学びます。さて、エネルギー必要量を計算するには、「身体活動レベル」という係数をかけないといけません。栄養教諭が給食量を算出するときは中学校の標準で1.7を用いています。「部活動の時間が長くて、ほかの部活よりも確実にきついと思っている人は1.8で計算してごらん」と言うと、ある部活動の女子たちが「私たちだ」と言わんばかりに顔を見合わせて「うんうん」とうなずいていました(笑)。数字の暗記ではなく、どんな係数が関係しているかを知っておくと一生役に立つ知識になります。


9月10日 実習生さんのお仕事(授業準備お手伝い)

実習生さんに、保健体育科(保健分野)の授業の準備のお手伝いをしてもらっているところです。幅2ミリのそうめんみたいな短冊を切り分けて、名簿順に並べていってくれています。明日から、1年生は保健体育で食育を行います。


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(7)

最後はご参会いただいた先生方からコメントをいただきました。国の農業政策(宇宙までも)に関わっている北海道大学の野口伸先生にコメントいただけるとはなんと贅沢な発表会なのでしょう。野口先生からは、「水前寺菜は繊細な野菜なので、人の手が関わらないといけない作物だけど、1番目の発表の中でも紹介された除草作業などロボット化などは、今後、苦労せずに少しでも楽に栽培ができる技術を考えていくときに大切な視点である。また、2番目の発表のAIとデータを活用した生産管理というのは熟練の担い手が少なくなる中で非常に重要なので、テーマBの提案は将来実現する内容であった」というコメントをいただき、発表を終えた生徒たちはこちらで大きくうなずきながら聴いていました。日本料理はらぐちの原口様からは、食べるものは「おいしい食べ方」とともに継承していくことの大切さ、またJA熊本市の工藤様からは、普及活動の大切さをコメントしていただきました。
多方面から考えることの大切さですね。ゲストの先生方、お忙しい中、本当にありがとうございました。

 


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(6)

クラスで視聴している様子です。

 


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(5)

最後は「もっと知ってほしい!水前寺菜PR」のグループです。動画編集アプリを使ったらしいのですが、中学生の映像編集技術とセンスは素晴らしいです。こんなことができるんだと勉強になりました。9月3日の食育情報局で「何に使うのでしょうか」と書いていた黄色の紙は、弱った青虫を作るための材料だったようです。
さて、「興味がない人にどうやって興味を持ってもらうか」というのは、健康教育でも難しい課題なのです。この班は「水前寺菜に興味がない人が食べようと思える」動画を作っていました。これは、マーケティング戦略にもつながるところで、伝統野菜を継承していくときに、生産の側をつないでいく方法を考えると同時に、水前寺菜を買ってくれる人をどう増やしていくかを戦略的に考えていかないと、継承にならないのです。「伝統野菜は大切です。食べていきましょう」と言っても、生産されていないと食べられないし、双方の取組が必要です。

 


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(4)

テーマC「おいしいを広げる!水前寺菜の献立開発」の発表です。新しい献立を開発し、試作、試食を行った発表です。この班は栄養価の分析も行い、健康面からも水前寺菜の良さを説明しました。試作した献立は佐賀の名物B級グルメであるシシリアンライスのアレンジ版「ひごリアンライス」と、タイピーエンをアレンジしたひごピーエンです。実際の給食で食べられるように計画しますね。水前寺菜と他県の郷土料理のコラボとして、盛岡冷麺や宇都宮餃子とのコラボも提案していました。栄養教諭にはない発想です!

 


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(3)

テーマB「こんなのあったらいいな!これからのスマート農業アイデア」です。この班からは、今の農業の課題が何かという視点で、その解決のための提案がなされました。AIによる算出アプリの開発の提案ということで、スケジュール管理だけでなく、「農業の継承のためには利益の追求も必要なので、在庫管理、品質管理も同時に行わないといけないのでは?」と発表しました。

 

9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(2)

最初に発表したのはテーマA「もっと知りたい!進化している農業テクノロジー」から発表です。この班は現在の日本で行われている最新のスマート農業についての発表でした。

 


9月10日 3年総合「水前寺菜オンライン発表会」(1)

3年生は、北海道大学農学研究所スマートロボティクス研究室の野口先生、JA熊本市、水前寺活性化プロジェクトの方たちをオンラインでお招きして、発表会を行いました。発表者は探究ルームに集まっています。ほかの3年生は、各教室で発表内容を視聴しました。まずは、学年主任の北川先生の話は、3年生のこれまでの学びを振り返るとともに、9月8日の熊日新聞の記事(くまにち論壇)から、「令和の米騒動から、日本の食糧危機や農業問題について真剣に考えないといけない時代にきている」という貴重な話をいただきました。3年生も水前寺菜プロジェクトのなかで、食文化の継承と共に農業の継承も同時に解決しないといけない問題であることに気づき、探究学習を進めてきました。

 


9月9日 今日の本当の気温

今日の予想最高気温が36℃になっていたのですが、皆さんの給食の受け渡しをするとき、肌よりも熱い空気に「真実は違うはず」と思って、委員長が立っている日陰のところで気温を測定してみました。しばらくたった時の気温です。言わんこっちゃないですね。40℃にもなったのですが、次見た時はこの気温でした。「午後も頑張ろう」と書いてみました。給食でスイカとかき氷を出してあげたい気分です。ちなみに、日なたは何度だったかというと、50℃まで表示された後に振り切ってエラーが出ました。

 


9月9日 大学生の実習生スタート

先週のナイストライの写真と似ていますが、今週は先週よりもお姉さんです。熊本県立大学の栄養士養成課程の学生さんお二人です。西原調理場で学校給食の実習を行います。この夏で一番暑い日に実習に来られました。この時の場内の室温は38℃です。奥のほうは40℃超えているそうです。

 


9月6日 水前寺菜グループ別発表会

今日の5,6時間目、3年生の総合的な学習の時間は水前寺菜についてのグループ別発表会が行われました。今年は「テーマA:もっと知りたい!進化している農業テクノロジー」「テーマB:こんなのあったらいいな!これからのスマート農業アイデア」「テーマC:おいしいを広げる!水前寺菜の献立開発」「テーマD:もっと知ってほしい!水前寺菜PR」の4テーマで発表が行われました。審査員は、生徒の皆さんと先生方です。審査の結果、テーマAは2組の吉永班、テーマBは5組の金子班、テーマCは4組の狩集班、テーマDは3組の緒方班が選ばれました。来週の火曜日のオンライン発表会に向けて、さらにいい発表に仕上げていってくださいね。

 


9月5日 ナイストライ2日目

2年生はナイストライ2日目を迎えました。調理場ではかぼちゃの種とり作業を行いました。


9月4日 今日から1年生秤量調査

今日から1年生の秤量調査です。実際に自分たちが食べている量を3日間計測します。お手伝いをしてくれているのは、今年は大学生ではなく、ナイストライで調理場に来ている2年生の先輩です。今の2年生も1年生の時、秤量調査を行なって、自分の食生活の改善につなげました。すっかり先輩になって、秤量調査を手伝ってくれました。

9月4日 海苔養殖体験(8)感謝

忙しい時期にナイストライを受け入れてくださり、会社総出で対応してくださった株式会社潤輝の皆様と株式会社ヒトツムギの木口屋さんに感謝です。暑くても、寒くても、きつくても、その先の食べてくれる人たちを思いながら、仕事をされている方がいらっしゃってこその日本の食、和食文化であることを感じました。これから海苔をいただくときは、海洋環境のことを考えるとともに、海苔を育てる仕事をされている人たちのご苦労も感じながら、今までとは違った気持ちで「いただきます」を言えますね。学びや体験は、言葉に込められる思いの幅を広げます。

9月4日 海苔養殖体験(7)

午後は、みんなの食を支える海苔養殖の仕事について話を伺いました。私は給食の仕上げがあったので、午前中の途中で切り上げましたが、きっといい話を聞くことができたでしょうね。(写真提供は竹林先生)

 

9月4日 海苔養殖体験(6)「豊かな海」を確かめる

いよいよ海に出ます。クルージング学習です。海風を感じながら、たまに水しぶきを感じながら航行し、網を張る場所まで行きます。ここで1年生の時に学んだ「豊かな海」の話になりました。澄みきった海は美しいかもしれないけど、ノリは育たない、豊かな海が生物共存のためには必要でした。みんなで「豊かな海の色」を確かめていました。また、先週の台風10号の影響で今日は若干濁っているとのことです。台風は悪い影響ばかり目が行きがちですが、台風によって海底の養分がかき混ぜられ、海藻などに養分が行き渡るそうです。台風は大きな被害をもたらすこともありますが、海苔師の方たちには大切な自然現象なんですね。地球の呼吸のようだと思いました。


9月4日 海苔養殖体験(5)「爽快!!!」

船の先端なんて乗れませんからね。気持ち良さそうです。タイタニックにはない味わいがあります。

 

9月4日 海苔養殖体験(4)

支柱を立てる時の船上での動きを体験させてもらいました。

 

9月4日 海苔養殖体験(3)支柱立の実演

陸に上がっている船を使って、どうやって支柱立てを行なっているか実演してくださいました。どれだけ長い支柱かわかりますね。これを海上で打ち込んでいくのです。

 


9月4日 海苔養殖体験(2)支柱を持ってみる

これは網を張るときの支柱です。これは一番短いもので、8mあります。素材はグラスファイバーでできているそうです。男子でも端っこを持つと重くて持ち上げられませんが、中心を持つとヒョイっと上がるから不思議です。長いものは12mもあるそうで、これらを海底に打ち込んでいく作業を10月までにされるそうです。株式会社潤輝の梅田さんのところはこの支柱を1400本立てるそうです。1本でもようやく持ち上げられたのに、1400本とは気が遠くなりますね。とても体を使う仕事なので、網を張り終わるころに体型が変わるそうです。

 


9月4日 海苔養殖体験(1)

ナイストライ海苔養殖コースは熊本新港に到着して、自己紹介をしました。今日、海苔の養殖について指導してくださるのは、株式会社潤輝のみなさんと株式会社ヒトツムギの木口屋さんです。

 


9月4日 ナイストライ 給食調理場

調理場の2人も身支度を整えて体験開始です。

 


9月4日 ナイストライ海苔養殖コース 出発

海苔養殖コースの11人はただいま熊本新港にむけて出発しました。

 


9月3日 2年生の保護者の皆さん「明日弁当です」

もしかしたらご存知ではない保護者さんがいらっしゃるかもしれないので、念のためこちらでもお知らせしておきますが、2年生のナイストライは給食は出ませんので、弁当を持たせてください。体を使いそうな仕事の体験であれば、ごはん多めがいいかもしれません。仕事内容をお子さんに確認されてください。いつもの2年生の給食のご飯の量は220~230gです。それが大体の2年生の標準の量です。なので、少々きつそうな仕事内容であれば250gくらいのご飯を詰めてあげるといいと思います。あとはほっとするようなおかずが入っていれば最高です。


9月3日 1年生総合 くまもと「水」環境出前講座

「私たちの熊本の海から学ぶSDGs」というテーマで進めている1年生は、海洋環境学習の一環として、海にもつながる熊本の地下水について熊本県庁の高田さんからお話をいただきました。詳しくは西原点描で教頭先生がレポートされています。

 


9月3日 2年生総合 ナイストライ事前説明

2年生は明日からのナイストライについて事業所コース、地域貢献コース、海苔養殖コースに分かれて事前説明会を行っていました。私は海苔養殖コースの事前説明zoomに入って、明日の作業の確認を一緒に聞きました。この画面は、海苔養殖の網を張るための支柱をどのように打つのかの説明です。明日は支柱作りもさせてもらえるそうです。みんなが作った支柱で育った海苔が日本のおにぎり文化を支えるのです。明日の海苔養殖コースのみんなは食文化継承にも貢献できますね。
感想はこちらへ☺

 

9月3日 3年生総合 水前寺菜発表会に向けて(2)

この班は何か工作をしています。水前寺菜をどんな表現で見せてくれるのでしょう。楽しみですね。

 


9月3日 3年生総合 水前寺菜発表会に向けて

今日の5、6時間目の総合的な学習の時間は、3年生は伝統野菜である水前寺菜の発表会に向けてまとめの作業でした。この班は献立提案班で、4人で試作をするそうです。学校の水前寺菜を持って帰って今夜調理をします。献立名がほんとにおもしろいので紹介したいのですが、金曜日のオーディションで勝つためにネタをバラしてはかわいそうなので、まだ秘密にしておきます。この4人何をやってるかというと匂いを嗅いでいます。男子2人はかじって味を確かめていました。水前寺菜は独特の香りも特徴です。この香りを生かして、熊本のみんなが継承したくなる献立を提案してほしいですね。

 


9月3日 1年生は秤量調査の方法動画

1年生は明日から行う給食喫食量の秤量調査の動画を視聴しました。皆さんの食べる量は足りてるのでしょうか?

 


9月3日 西原OB 富田宇宙選手動画視聴

今日は食テキ動画の日でした。「🥉富田宇宙選手パリパラリンピック銅メダル🥉おめでとうございます記念スペシャル動画」を視聴しました。3年生が「私,富田選手に会ってないんです」と言っていましたが、いまの在校生は富田選手が来校したときは小学生だったのですね。こうやって、再放送ができる日が来てとてもうれしいです。富田選手がアスリートとして食事に気を付けながら、まっすぐに競技に打ちこまれた4年間。35歳でのチャレンジについて記事によると「昨年の世界選手権で自分よりも若い選手たちが躍動する姿に刺激され、どこまで追いつけるか、と再挑戦を決意し、大学生のようなハードな練習に耐えた」そうです。あきらめなかったところがすごいなと素直に思いました。後輩として、みなさんも誇らしいですね。私も富田選手の小学校6年生の時(帯山小)の給食を作っていたと思うと嬉しいです。

感想はこちらへ☺

 


9月3日 猛々しい清正人参

今日ハヤシライスに使う清正人参です。あまりの大きさに写真を撮りました。スーパーで売ってある清正人参はせいぜい2本組で売られてますね。給食で納入されるときは一株まるごと納品されるのでこの大きさです。今日の清正人参は信州諏訪からはるばる皆さんのためにお越しいただきました。「信州諏訪」はどこかわかりますね。北緯36度のところです。北緯36度のところでも、今年は日差しが強かったためか、葉緑体が日光を取り入れてエネルギーに変えたあとが見えますね。セルロースも合成されたのか筋がしっかりしています。なので今日の清正人参は「猛々しい」と書いてみました(竹竹とかけてます)。こんな緑の濃い清正人参は「苦そうだな」と思いますが、水と二酸化炭素を原料に、日光をエネルギーに変えて、酸素とデンプン(栄養)を作り出した働き者の葉緑体が集まった清正人参だなと思ったら愛おしいです。今日は北緯36度で育った清正人参を北緯32度でいただきましょう。(ちなみにドリカムのLAT43は北緯43度の歌です。保護者さんの中にも、きっとこの曲で北海道の北緯を覚えられた保護者さんがいるはず)ところで、清正人参って何?って話です。熊本のヒーローの名前がなぜ野菜の名前なのか検索してみてください。今日の食育情報局は、歴史、地理、生物…受験勉強対策にもなりますね^^。
​​​​​感想はこちらへ☺
​​​


本当は8月31日の記事 富田宇宙選手(西原中H15卒​)
パラリンピック銅メダル!

西原中卒業生富田宇宙選手がパリで開催されているパラリンピック男子競泳400m自由形で見事銅メダルを獲得されました。おめでとうございます㊗!!!3年前、西原中学校に富田選手が来校されたとき、アスリートの食事についてお話をお伺いしました。明日の動画は「スポーツと食事」について、富田宇宙選手のインタビュー動画を視聴しましょう。1年生は秤量調査の動画を見るので、1年生だけ18日に富田選手の動画を見ます。

 


9月2日 食欲は健在

初日の食欲を心配していましたが、しっかり食べていました。今日は1年生のクラスにも入ったのですが、女子もたくさん食べていました。それに、今日はりんごジャムもあったのでパンも食べやすかったですね。

 


9月2日 2学期給食初日

保護者の皆さん、夏休みの食事の準備、おつかれさまでした。そしてお昼ご飯からの解放を喜んでください(お料理好きな保護者さんは残念かもしれませんが。一般論として)。夏場の食事の準備は、特に仕事等で朝から弁当を作られる時などは「昼食べる時に傷んでないだろうか」と心配になりますし、じゃあ子供に作らせようかとなるとそれはそれでいろいろ心配だし、やっぱり出来立ての給食を安全にいただけるこの学校給食というシステムは、ありがたいですね。それに、給食をただ食べてるのではなくて、給食を準備する中で協力を学び、食べながら「何を食べたらいいのか」などの栄養についても学べます。日本の給食はすばらしいです。とはいえ、給食調理員の皆さんはまだまだ暑い調理場でフーフー言いながら給食を調理しています。

 


9月2日 2学期スタートの朝(北門)

台風の被害はなかったでしょうか。今日は2学期の初日です。「宿題終わってません」とニコニコでしたが、登校できてハナマルです。今日は焼きそばですよ、と言うと「いぇーい」と棒読みで言ってくれました。まだそんなテンションではないことは重々承知です。お昼ごろにはお腹がすいて心からの「いぇーい」になりますように。ちょっとずつでいいのでリズムを取り戻していきましょう。

ページトップに戻る