令和7年2月
1年生PTA学年会による試食会が行われました。給食と西原中学校の食育について説明させていただき、会食中も塩分量などについての質問もあり、本校の給食と食育についてご理解いただける貴重な時間になりました。感想を書いていただいたようなので、読ませていただくのを楽しみにしています。 |
今日の給食は献立作品展入選の桜木中学校の3年生の作品でした。「たくさんかんで、たくさん食べて、目指せ地産地消」というテーマの献立です。夏の献立だったので、ピーマンが和え物に入っており、苦み、酸味、旨味の全体の味のバランスもよく、中学生がここまで考えられるとはすばらしい!と思える献立でした。鶏肉の炒め物は、れんこんを素揚げにしました。調味料に砂糖としょうゆ、そして酢が少々入っていたのでさわやかな後味でした。写真は2年生男子の量です。 |
昨日、能を鑑賞した2年生は、世阿弥の「初心忘るべからず」から「志」を考える授業でした。自分の志って何でしょう。夢とは違いますね。立志式につなげていきます。 |
今日の給食は揚げパンでした。教室を回っていると、「甘いのが苦手で食べきれない」という人もいました。確かに、主食が甘いというのが苦手な人もいて当たり前ですね。すみません、菓子パンのようなものを主食で出してしまっていますね。きっと、甘いのが苦手な人は、主食にジャムを塗ることもあまり好みではないでしょう。家庭の食事の方針が影響してるかもしれません。素晴らしことです。 |
あなたに日本文化を継承したいという志があれば、東京に行って門をたたけば、武田先生はきっと受け入れてくださるでしょう。いつでも頼ってくださいと心強い言葉をみなさんにいただきました。 |
能の世界では役に入り込むことなく粛々と演じるのだそうで、顔に表情をつけないのも特徴だということでした。この真剣な表情に全員飲み込まれていましたね。 |
今日の講師の先生は、シテ方観世流能楽師武田友志(たけだともゆき)先生と、小鼓方大蔵流能楽師飯冨章宏(いいとみあきひろ)先生でした。能を鑑賞するのは初めてという人も多かったのではないかと思います。初めての人でもわかりやすいように、能の歴史や所作についてわかりやすく説明してくださいました。2年生のみんなも室町時代の世阿弥までさかのぼることができることなどは知っていましたね。よく「初心忘るべからず」と使いますが、これは世阿弥が「風姿花伝」に記した名言で、私たちが使う意味と少し違って「上達したと思っていても、その上達した段階ではまだ初心者なのだから、常に慢心せず精進して励むように」ということらしいです。武田先生も、自分の能に満足することなく常に修行をつまれているとのことでした。「一生修行の身」であるという自覚に負けないことが大切だそうです。 |
今日の午後、2年生は総合的な学習の時間に能の講座を行います。先週「継承されてきた能の価値って何?」ということで、室町時代から続く能の歴史から考えました。修学旅行での文化財継承の学習、そして和食道徳での和食の継承と文化継承プロジェクトの一つになります。能を披露する場所は神に能を捧げる神聖な場所だそうです。能が始まる前に6m四方の床をモップをかけて、それ以降は能楽師さん以外は立ち入り禁止になります。こうして、西原の体育館に能舞台という結界?ができました。 |
今日は熊本市産のはるかをいただきました。初めてこのレモン色を見たときは脳が「すっぱそう」と認識して、口の中に唾液がたまっていましたが、「はるかはとても甘い」と何度も経験していると、でなくなるから不思議です。はるかの果肉はとろみがあるんですよね。 |
「日本人の健康につながる栄養についての価値のある和食はほかの国の人たちの健康にもいいはずだから和食は継承すべき、というのがぼくの意見です」と、根拠をもって自分の意見を主張していました。 |
朝、1限が始まる前に2年1組の教室に入るとほとんど勉強中です。明日からテストだから少しでも点数を取るために必死で語句を覚えています。今回は歴史は明治維新もテスト範囲だそうです。必死になって勉強している教科書を見せてもらうと、今日の和食道徳にも関連する明治維新に起こった日本人の食事の変遷の様子も出てきますね。 |
「みんな能を実際に見て確認したいよね?」ということで、25日の総合的な学習の時間は「能のワークショップ」を行います。能楽師(シテ方観世流)・武田友志(ともゆき)さんと能楽師(小鼓型大倉流)・飯冨章宏(いいとみあきひろ)さんが来られる予定です。お二方とも重要無形文化財総合認定保持者の方です。どんなワークショップになるのか楽しみですね。文化についてさらに深堀りしていきましょう。 |
修学旅行を終え、道徳で「なぜ和食文化を継承するのか」について考え、「文化の価値って何だろう」という問いから、「能」を材に考えを深めました。あの室町時代に世阿弥さんが完成させた能です。いまだに受け継がれていますよね?どんな価値があるから受け継がれてるんでしょう。(修学旅行の時のお宿「花月」の1階の奥に能舞台があったの知ってました?5組の皆さんは全く気付いてなかったようです。) |
「1年間どんなことを学んだだろう」とこれまでのワークシートを振り返ります。シンキングツールもたくさん使えるようになりました。シンキングツールクリアファイルもどんどん活用しています。 |
今日の1年生の総合的な学習の時間は海洋環境学習の総まとめでした。海の役割について考え、私たちが大切にしていきたい海ってどんな海なんだろう、ということを学びを振り返ることができました。 授業では、1992年環境サミットでのセヴァンスズキさんのスピーチ映像を視聴し、「よりよい社会を目指すために私たちができることは何だろう」という問いについて、考えていきました。 |
今日の鉄えもんデーは、鉄を体内に吸収させるときのお助けビタミン、ビタミンCについて学びました。レバーも食べないといけないけれど、体内への吸収率を上げるためには一緒に野菜を食べることも大切です。 |
今日の給食はイチゴがつきます。朝7時30分届きました。熊本市産品のいちごです。一粒64円です(びっくり!!!!)。もちろん、1人一個です。 |
なぜか焦げたそうです。焦げたけど、「ウナギも焦がしてあるから、ウナギと思えばおいしくなるよね」と開き直ってました。そういう発想大好きです。明日は2年4組の実習ですが、明日は1日学校に居ないので写真をアップできません。4組さんは頑張ってくださいね! |
今日は昆布とカツオでおだしをとってかきたま汁を作りました。この班は、かきたま汁を作るときの火加減が絶妙で、ふわふわの羽衣のようなかきたま汁ができていました。初めて作ったそうで、自信にもなったでしょうね。お味は「おいしい!」そうです。 |
落としたイワシの頭の中を観察してました。「エラだ。生きてたんだ」と言ってました。生魚を調理して、命あったものを捌いていただく経験は価値のあることですね。命をいただいているんです。 |
午後は2年3組でした。 |
今日は今年度の味の旅の最終回で金沢城から石川県を紹介しました。石川県の味ならば、西原中の皆さんなら「水前寺菜!」と思ったと思いますが、今回は水前寺菜は入っていません。今日は西原中学校では一度給食で紹介しためった汁を出しました。めった汁とは豚汁の芋がさつま芋になったものと思ってもらうと想像がつきやすいと思います。今日の献立でいつもと違うと言えば、ぶりフライです。石川県の能登では毎年冬になるとたくさんのぶりが水揚げされます。そういうわけでぶりフライが献立に入っています。一つの港だけで1日1000尾くらいとれているようで、もう想像つかない量ですね。石川県の人たちはお正月にはぶりを食べるんでしょうか。石川県にお知り合いがいたら聞いてみてください。 |
そうそう、手開きしたときにうまくできなくたって、骨についた身をていねいにとって、魚にうまくくっつけて粉でお化粧したらどうにかごまかせるんです。ハンバーグの時に加熱することでたんぱく質が熱凝固することを学んだのですから、それを応用したらいいのです。 |
生のうるめいわしを一人一尾、頭を落とし、はらわたをとって、骨をとってかば焼きにしていきます。初めての人が多く、「先生、内臓が止まりません。どこまで内臓が続くんですか」と質問されました。どこまで内臓が続きましたか?^^いい経験ですね。 |
2年1組の家庭科の様子です。今日のメインのイワシの手開きの前に、1分間きゅうり輪切りテストです。ペアを組んで一人がビデオで撮影して提出します。きゅうりの皮を3本むくのですが、鉛筆削りのように皮をむいてしまったり手こずってました。 |
今日は熊本市産ブロッコリーでした。この写真を撮らせてもらった3年生女子はブロッコリーが大好きだそうです。たくさん入ってても平気~とのことです。ブロッコリーはゆでるだけでビタミンCをとれるから最高だよね、とブロッコリー談義をしました。ブロッコリーはうまみ成分をもってるのです。ブロッコリーのうまみ成分は昆布のおだしと一緒でグルタミン酸です。ブロッコリーとアスパラガスは味が似てるのでうまみ成分もアスパラギン酸が入ってるのかなと思ったら、ブロッコリーはアスパラギン酸もグルタミン酸も含んでいるのです。なので、単体で食べても、まるで「やみつき」になるのでしょうね。今日は3年生の女子と「味ぽんだけで何個でも食べられる」という話題で盛り上がりました。ブロッコリーの「旨味」ってなかなか意識しないと思いますので、今度食べる時は「なるほど、だしに似た旨味!」と味の奥の方に旨味を発見してみてください。 |
先日、大学1年生(きっと将来、栄養士の資格をとる学生さんたちの集団だと思います)の会話をそば耳を立てて聞いていたら、思い出の給食のパンで盛り上がっている様子でした。何パンが一番おいしかったかの話題でした。「あのほら、なんだっけ?米粉パン?あれ、一番好きだった。普通のパンみたいな形してんのに、めっちゃおいしいの!」「わかる~!でもちょっと形違くなかった?」と大盛り上がりです。ほぉ、米粉パンが好きだったんだ、確かに米粉パンの外見は丸パンとほぼ一緒ですね。そして、もう一人の「ちょっと形、違くなかった?」と言ってる学生さんはひのくにパンを思い出してるんだろうな、と思って聞いていました。途中から、パインパンが参戦してきて、「パインパンがおいしいんだよ」と話題になっていましたが、一人の学生さんは「なになにそのパン!パインパンなんて聞いたこともない!」と大騒ぎでした。学校給食のパンを何パンを出すかは、栄養教諭の先生の采配なのでパインパンを全く使われない栄養教諭の先生の給食で過ごされた学生さんなのでしょう。そう考えると、いろんなパンを経験させてあげなければいけないな、とも思います。ちなみに松岡先生の給食にはチーズパンとか米粉入りにんじんパンが出てきませんね。パインパンは毎月出しています。 |
今日のカル太郎デーはめざしからカルシウムについて考えました。カルシウムの吸収を助けるのはきのこや魚のビタミンD。カルシウムはビタミンD、西原中では「カルディ」と覚えています。 |
給食の前の手洗いも水の冷たさに勝たないといけませんね。おや?水が手を素通りしています(笑)。週末はもっと寒くなりそうです。 |
「まあミンサー織みたいな素敵なランチョンマット」と写真を撮ろうとすると、「どこでも買えますよ」と店を紹介してくれました。 |
4つの資料から好きな資料を選んで、「和食のこの価値を継承したい」という根拠を探しています。みんな真剣に取り組んでくれて、次に進むのがもったいないくらいでした。このクラスでは最終的に継承する根拠を和食の栄養や日本独自の食品を味わうというだけでなく、ファイナルアンサーでは「日本人の精神性」という深いところまでその価値を見いだしている記述が多くみられました。 |
「和食」もたくさんありますね。これまでやってきたクラスとは違う進め方で、3組は「これぞ和食。誰がどういっても和食」と思ってるものの共通点探しから入りました。継承していかないといけない和食ってどんな和食なんでしょう。 |
2年5組も恵方を向いて食べてくれました。誰だ、西南西ではなくて、カメラ目線なのは(笑) |
2年3組は木村先生のかけ声で起立して西南西を向いて食べてくれました。合唱コンクールゴールド金賞をとれますように!と願い事をしているのでしょうか。 |
2月になって初めてのご飯の日だったので節分メニューとして手巻きのりで恵方巻をつくって食べました。 |
今日は小松菜を散らしてある魚のみぞれあんかけでした。魚種はタラです。大根は朝からおろし刃に付け替えて、調理場で大根おろしを作りました。小松菜で鉄をとってほしいのですが、小松菜がほぼ入ってない皿もあります。「鉄格差が広がってしまうから、均等にわけてくださーい」 |
今日は大矢野産のネーブルをカットして給食で食べました。酸味が程よく濃い味の旬のネーブルでした。今日のカットは「スマイルカット」と呼ばれます。笑った時の口の形に見えるからです。笑った顔を見るだけでも幸せになりますね。節分で邪気も払ってスマイルになれましたか?落ち込んでいる時は「はいはい」と思ってしまうかもしれませんが、笑えるようになったらネーブルをスマイルカットに切って笑ってください。 |