本校の概要


校章

 

1  校区の概況

  

 本校区は熊本市の中心部よりやや北に位置し、校区の中心を国道3号線が、南北に走っている。北は八景水谷および山室、南は室園町、清水万石など、清水小学校校区が中心になっている。そのため、本校の位置は、本来の校区の南の外れにある。また、西は、高平台小学校、南は碩台小学校、東は黒髪小学校の一部に緩衝地区をもっており、緩衝地区からの生徒が多いのも特色の一つである。また、本校の校区には一部を除いて、古くからの住宅地が多い。

 

 2 建物、施設の特色

 

 本校は、熊本市の浄行寺交差点に程近いところにある。また、すぐ近くを坪井川が流れ、以前から低地で水害の常襲地帯として知られている。このように、本校は坪井川の氾濫による水量調整のための遊水地を埋め立てて建設された校舎であるため、1階部分に教室をつくらず、高床式鉄筋コンクリートの校舎となっている。平成4年には、体育館、クラブハウスが落成し、平成5年にはプールも新設されるなど施設設備も整いつつある。平成22、23年度、2年間にわたって耐震工事がおこなわれた。

 

 3 校訓・校章について

 

 

 校訓は学校教育の基本となる言葉であり、教育目標となるものである。竜南健児とは、健康な体と、健康な心をもった若人という意味である。自分を大切にすることは親から受けた生命の尊さを知り、自重自愛して、自分の持っている能力を最大限に伸ばすことである。知識の豊かな人、体力にすぐれた人、心のあたたかな人、ねばり強い人など、それぞれが自分の良さに気づき、長所を伸ばすことによって、人間全体としての向上を目指すことを示している。また、自分を大切にすることは、同時に人を大切にすることにつながる。自分を大切にする気持ちとは、人の立場を考え、人を大切にし、人に迷惑をかけない気持ちに移行する。本当に自分を大切にし、伸びるところまで自分を伸ばし、人を大切にし、日本の国を愛し、広く人類のために大きく目を開いてたくましく進みゆくことこそ、竜南健児である。校章の昇り竜は竜南健児の伸びを願うものである。さらに、理想を求める姿であり、火を噴く情熱と、たくましい心意気をあらわす。また、三方に広がる柏の葉は、それぞれ、知・情・意の調和を象徴する希望と栄光の姿であり、創立当時の建学の精神を秘めるものである。また、その柏の木が記念樹として、平成19年に開校当時の卒業生の方々により敷地の南西に記念碑と共に植樹されている。

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