校訓・校歌
「若き日に、己が理想を求めつつ、豊かに磨け知性と感性」
校訓は学校の教育の基本となることばであり、桜木中の校風や伝統の礎となるとともに、時代の変化や世の中の進展にも対応し、歴史の評価にも耐えるものでなければならない。このような認識に立ち、保護者や有識者の意見を十分拝聴し、全職員の衆知を集め、制定会議で検討・修正を重ね、この校訓を制定した。
言葉の表現は、抽象的な語句の羅列を避け、意味を持たせると共に、言葉のリズムも考慮し、短歌風にすることによって、生徒にもなじみやすく、覚えやすくすることを意図したものである。
本校の校訓の基本は「理想」「知性」「感性」である。現在、社会はめざましく発展し、大きく変化している。生徒たちが生きていく21世紀は、どれほど変化し、発展するか予想のつかない時代である。このような社会を生き抜くために最も必要なものは、明日への展望を持たせる「理想」であるし、ものごとを正しく判断できる「知性」(知的能力)、美しいものを美しいと感じ、すばらしいものに感動する「感性」(感受性)であると考える。
「知性」の重要性は以前から強調されてきたが、これからの激動する社会を考えた場合に、一人ひとりが世の中の発展に貢献し、しかも逞しく生き抜いていくために求められるものは、確かな知性に伴う豊かな感性であると考えられる。
生徒全員が校訓の文言を覚え、「理想」「知性」「感性」の意味を一人ひニりが思索し、高い「理想」を掲げ、豊かな「知性」と「感性」を磨いていくような態度を育てていきたい。
校章は学校のシンボルである。学校に対する保護者、地域の方々、生徒、教師の願いを象徴した校章になるよう創意工夫を重ね、決定したものである。
生徒及び職員の作品から50点を選出し、校章プロジェクトチームを中心に14点に絞り、更に生徒及び保護者のアンケートから優秀作品4点を選出した。その中から全職員で最優秀作品1点を選出し、それに図案修正及び配色を加えたものである。
本校の校名及び所在地名の「桜」と「校訓」を基調に図案化したものであり、5枚の花弁は、学校、家庭、地域、教師、生徒を表し、それを取り巻く円は、それらが協力、共同し「和」をもって教育を進めることを意図している。
また、バックには帯状に黄緑、薄桃、青を配色し、上から順に本校の校訓である「理想」「知性」「感性」を象徴的に表現している。
↑クリックすると校歌の動画が見られます