カレーパーティをしました

カレーパーティをしました 

5月29日にカレーパーティをしました。この活動は、とても長い期間をかけて子どもたちの気持ちを高め、当日につなげていく長期スパンの活動です。といいますのも、年中の時に、玉ねぎの苗植え、ジャガイモの種芋を植えます。そこから、活動が始まっているからです。冬を超え大切に育てた玉ねぎとジャガイモは、春になり年長組になると、収穫の時を迎えます。それまで、水やりや草取り等を行いながら子どもたちは成長の様子をじっくりと観察してきました。いよいよ、収穫の時を迎え、この前のページで紹介している通り、収穫の喜びを味わってきました。

園で収穫した野菜を使って何を作ろうかと年長児はみんなで考え、今年もカレーを作ることになりました。そこで、カレーの中にこの野菜のほか何を入れるかを話し合いました。今年は、マッシュルームやニンニク、しょうが、りんご等のアイデアが出て、先生たちはそれを購入し、みんなが見えるところに展示しました。

年少の子どもたちもとても関心をもって見ていました。

次に、年長の子どもたちが考えたのは、カレーをリズム室で、全園児と、給食の先生も、職員室の先生もみんなで食べたいということでした。そこで、園長とのころにお願いに来ました。OKをもらうと、次はみんなに呼びかけるためのポスターつくり、会場の飾りつくりと一生懸命に取り組みました。さらに、全園児に呼びかける放送も行いました。

当日は、包丁を握って野菜を切る経験をしました。「猫の手」で手を切らないよう一生懸命に野菜を切る様子が見られました。

野菜を切り終えたら、給食室に届け、先生たちに調理のお願いをしました。

いよいよカレーが出来上がるころに、みんなでリズム室に入り、食べる準備をしました。年長組が考えて計画を進めたカレーはおいしくて、パーティは大成功でした。何度も「おいしかった。」という子どもの姿も見られました。家に帰っても繰り返し言っていたそうです。

長期にわたって計画し進めてきたこの活動を通して、年長の子どもたちには、協同性が育ち、互いに折り合いをつけながらよりよい活動につなげることができました。年中年少の子どもたちにも、刺激となり、今後につながっていくものと考えます。

年長組が初めの言葉を言ったり、カレーの歌を歌ったりしてくれました。そのあとみんなで「いただきます」をしました。

 

 

 

 

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